アクアマリンふくしま、に行ってみたこととか

福島県いわき市にあるアクアマリンふくしまに行ってみた。水族館と動物園は機会があればできる限り行くようにしている。

東京から行く場合は、上野駅発のスーパーひたちに乗って、泉駅までちょうど2時間ほど、泉駅を下りてタクシーで10分ちょいで行ける。スーパーひたちの運賃は、JR東日本がやっているネット予約の「えきねっとトクだ値」を利用したので40%オフで、指定席で片道3,820円。泉駅からのタクシー代は片道2,120円。水族館の入場料は1,600円だった。合計14,000円くらいで行ける。日曜に行ったんだけど、電車は行きも帰りもガラガラだった。スーパーひたちは立派な電車でシートも広くて快適だった。

アクアマリンふくしまは、基本車で行く水族館のようで駅から遠い。最初は駅から歩こうかと思っていたけど無謀だった。タクシーの人に聞いたら、電車で来て水族館に行く人なんていませんよ、と言っていた。駅から水族館の間は沿岸の工業地帯のような場所になっていた。水族館が近づくと特徴的なガラス構造の水族館と、巨大な駐車場が見えてきて、車がたくさん止まっていた。この辺は車社会なんだと実感。

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この水族館の見どころだと思ったのは、イワシの大群と泳ぐサンマの群れ。イワシのところは人が多かったので写真を取らずにスルー。子供がいるなら外の砂浜も喜ぶと思う。ただ、いわゆる都会の真中にあるようなエンターテイメント志向の水族館ではないので、そういうものを期待していくとガッカリするかも。生き物に純粋に興味があるなら楽しめると思った。

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泳いでいるサンマって始めて直に見たんだけど、スーパーのパックに入っているサンマとは別の種類の魚のように見えた。具体的にいうと顔がぜんぜん違って新鮮だった。体はパックに入っているサンマなんだけど、顔だけが別のエイリアンみたいな顔をしている。あまりに変な顔をしているので、結構長い時間じーっと観察してしまった。泳いでる時って、エサを食べたり、エラで呼吸をするから、死んだ時の口とは違う形をしてるんだろうか。そもそも普段食べるサンマとは種類が違うのかもしれないけど。

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他にも、こんな魚がいたり、

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こんなのもいたり、人間が作った人工物に比べて圧倒的に想像力を超えた存在で面白い。

このアクアマリンふくしまも、東日本大震災の時には津波で海水が入ってきて、生物が死んだり被害があったようで、展示コーナーで詳しい解説もあった。環境問題に関する展示等もあり、文章での説明も多かったので、結構勉強になった。

水族館に来るとき、タクシーの運転手さんが、水族館の近くに、観光物産館の「いわき・ら・ら・ミュウ」があると教えてくれたので、水族館を出た後歩いて行ってみた。

こういう産直市場には、主に2つのタイプがあって、1つは、大型バスで一見さんの観光客が来て、地元の人はあまり来ない観光客向け、売っているものも何故か地元と関係ないものだったりする。もうひとつは、地元の人とか、ちょっと遠出して買い物に来る人がよく利用するもので、すごく地元に密着したもの。この、いわきららみゅう、は観光客向けの前者に見えて、生魚とか売っているんだけど、なぜか惹かれるものがあまりなかった。せっかくいい場所にあるのに、もったいない感じがした。

帰りは、またタクシーで泉駅に戻り、スーパーひたちで上野まで2時間で到着。たった2時間で上野から泉駅までこれるのが何気に凄くて、そんな距離を移動した実感がまったくわかなかった。

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