佐藤優の東洋経済の連載 「通勤時間を有効に使う方法」

今週のタイトルは、通勤時間を有効に使う方法。
まず、いきなり通勤時間は無駄だから、できるだけ会社の近くにワンルームマンションを借りるといい、という結論。
朝の時間は昼間の数倍仕事がはかどるから、毎朝、喫茶店でコーヒーを飲みながら新聞などを読むという習慣をつけると、しばらくして、それをやっていない同僚たちに大きな差をつけることになる。
合理的な考えだけど、こういう当たり前なことをよくわからない感情に流されてできていない場合が以外に多い、僕の場合は。
だからこそ佐藤優の連載を読んでいるんだけど。

次にどうしても会社の近くに住むと経済的に厳しい人のためのアドバイスとして
昔外務省で研修時代に、先輩と満員電車の中で会ったときのエピソードを紹介している。
その先輩に会った時、ちょうど駅のアナウンスが流れてきて、先輩に今のアナウンスをロシア語に訳せ!と言われたそうだ。
そのとき佐藤優氏は訳すことができず、先輩が教えてくれた。そのとき先輩が教えてくれた表現は確実に頭にインプットされたとのこと。

満員電車だと語学の勉強用のテープ聞くと、回りに音が漏れて迷惑になるし、本も開くことができない。
駅のアナウンスや、周りを観察して瞬時に頭の中で外国語に訳すと非常に勉強になる。

また仕事で必要な覚えなくてはいけない分野のことについて、
本の一ページ分などをコピーして持ち歩き、電車に乗る前、乗った後、会社についてからなど、
何度も読み返して、一度自分の頭の中に入れて、正確に内容を再現できるか自分でアウトプットするといいみたいなことも書いてあった。

こういうことを続けていれば、何もやっていない人との間に大きな差ができるとのこと。

佐藤優氏は今、現代の人たちが身につけるべきものは何か?について非常に力を入れて研究しているとのこと。
そのために高校生向けの教科書などにも目を通しているらしい。
この話にはとても興味が湧くので、経過が楽しみです。

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