佐藤優「時間を圧縮した本の読み方」

週間東洋経済、佐藤優の「知の技法 出世の作法」、今回は2週間ぶんまとめて読んだ。
タイトルは「時間を圧縮した本の読み方」と「勉強会を活用して、時間を効率的に使う」。

「時間を圧縮した本の読み方」
・読む本の分野の基礎知識がないまま、本を読んでも、それは読書ではなく、ただ本のページを指でめくるという運動にすぎずそれは読書ではない。
・外交官時代は毎朝20センチくらいの厚さの書類を数時間で読んでいた。それは知らないことだけを選別して読んでいたからできた。
・佐藤優さんは今発売されている新書でもロシア関係の本ならたくさん読める、ただし知らない分野の本ならそれほどは読めない。
・基礎知識がある分野の本なら、自分が知らないところだけ読めばいいから早く読める。
・要は早く読むというのは、知っているところと、知らないところを区別する作業。
・楽しんで読む小説などは全く別として考える。

「勉強会を活用して、時間を効率的に使う」
・体系立てて確立されている分野の勉強などなら、その専門分野の先生などから教えてもらうことにより数十倍効率良く学べることがある。
・わかりやすく教えてくれる先生を探すことが大切。

本の読み方に関しては、僕の場合は本は全部読まないといけないような強迫観念というか思い込みがあるから(単に貧乏性かも)
買った本は全部完璧に読むか途中で読むのをやめて投げ出してしまうかのどちらかで、本の内容で知っている部分と知らない部分とを分けるという考えはなかった。本を読みながら内容を既に知っていることかどうか判断する、そして知っている部分はさっと読み飛ばし、知らない部分は集中して読む、これは今度から早速実行に移そうと思う。

体系立てられた学問分野などは専門の先生にならうと効率がいいことについて、佐藤優さんはモスクワ大学で勉強したときのことを例に出してた。
僕の場合は根拠のない全能感が抜け切ってないから、どうしても独学でなんでもやってしまおうと考えてしまいがちだけども、最近は何度か失敗を経験して、素直に人から教えてもらうことができるようになってきた、そのほうが効率が良い場合って結構多い。

この前たまたま佐藤優さんのラジオを聞いていたら新刊の紹介をされていたので久しぶりにアマゾンで著書をチェックしたら、面白そうな本が何冊か出ていた。

甦る怪物(リヴィアタン)―私のマルクス ロシア篇
モスクワ大学時代に、戦争などロシアの闇の部分に触れた若者たちと接して、この記録を残さないといけないという思いから書いたみたいなことを言っていて非常に面白そうだった。アマゾンの評価もいい。以前は佐藤優さんのこういうロシア関連の本には興味がなかったけど、勉強法の本などを読んで行くうちに自然とロシア関連の本にも興味が湧いてきている。たぶんこの本は買って読むと思う。

功利主義者の読書術
「役に立てる」という視点から本を読み直せ!という内容らしい
タイトルがそのまんまで佐藤優さんらしい。こういういわゆる勉強法みたいなテクニックに的を絞った本は嬉しいし売れると思う。
ロシア関係と勉強術関係の内容が混ざった内容だと、それぞれの対象とする読者が比較的分かれていると思うから、本を手に取りにくい感じがしていた。


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