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熱帯魚用蛍光灯のエキゾティックロゼとフィッシュルクスを買ってみた感想。

熱帯魚用の特殊蛍光灯を買ってみた。
購入したのは、2つ。
一つは、ホームセンターなどでも手に入る有名なスドーのエキゾティックロゼ、これは熱帯魚が鮮やかに見えるように光を調整してある。
もう一つは、アロワナなどの赤系の魚が綺麗に見えるための、フィッシュルクス。これは東芝ライティックの商品。

どちらも60センチの小さい方の水槽用に買って使ってみた。


エキゾティックロゼ 20w ≫Amazon ≫楽天


フィッシュルクス FL20S・BRF ≫amazon ≫楽天

蛍光灯をつけた写真も撮ったんだけど、実際の明かりの感じは伝わらないので、載せるのはやめておいた。
簡単な感想を書いておくと、

エキゾティックロゼは、少し紫っぽい色になるのかとイメージしていたけど、実際にはそんな紫にはならない。色がつくと言うより、色のコントラストがはっきり出ると言う方が正確だという感想を持った。

フィッシュルクスの方は、明らかに赤っぽい色が出てるのがすぐわかる。いろんなところの商品レビューを見ても、赤系の色を出したいなら、フィッシュルクスが定番のオススメとされているけど、同じ感想を持った。蛍光灯自体が赤っぽく見えるし、照らされた水の中も、いい感じに赤っぽくなって、いかにも熱帯魚がいます的な色のイメージになる。それとフィッシュルクスとエキゾティックロゼを比べると、フィッシュルクスの蛍光灯はなぜか直径が一回り太い。

結局、エキゾティックロゼとフィッシュルクスの2灯を使っているんだけど、水槽の中がめちゃくちゃ綺麗に、見えるようになった。以前は普通の蛍光灯を使っていたので、違いははっきりわかる。もし赤っぽい色にしたいなら、フィッシュルクスだけ、赤以外もはっきり色を出したいなら、エキゾティックロゼ。もし少しだけ赤っぽい色を出したいなら、エキゾティックロゼにフィッシュルクスの組み合わせがいい、という印象。

ちなみに、熱帯魚用品に関しては、チャーム本店が品揃え、価格、対応等で他より一歩抜き出ているので、よく利用しています。

コケ対策のまとめ(解決まで)

熱帯魚の水槽で、水替えしてもコケの発生が抑えられないので、いくつか対策を試して、やっとのことでコケが全く生えなくなった。

解決する前のコケの状態は、一日で目で見てわかるほど成長しており、緑のコケがガラス面や、底の砂利の上にびっしり生える状態。夜は緑色が薄くおとなしくなり、朝日と共に緑色が濃ゆくなり元気になっていた。コケの繁殖の原因はいろいろなので、必ずこの方法で解決するわけじゃないけども、何かの参考になるかもなので一応メモを残しておきます。

以下時間軸順

1,水換え。最初に思いつくのは水の汚れ。でも、水替えした次の日には、すでにコケが元気に増殖しはじめてた・・・。

2,夜はおとなしくなり、日が昇ると元気になるので、太陽が当たる側に厚いボール誌を貼り直射日光を完全に遮断。少しコケの発生が抑えられた気がするが、あくまで気がするレベル。相変わらずコケは水槽の一面に生えてた。

3,ろ過系を疑う。ろ過マットや、バクテリア繁殖用の多孔質ろ材を入れ替え、様子を見るが変化なし。コケのしつこさに少し諦め気味になっていた。

4,ろ過バクテリアを投入。液体状のバクテリアを買ってきて直接投入。かなり期待していたもののコケに対しては目で見てわかるような効果なし、ただし、バクテリアを入れた後、水の匂いを嗅ぐと臭さがなくなっていた。

5,お店のペットコーナーを覗いていたら麦飯石と言うものを見つける(私が買ったのは、スドーの福建麦飯濾材)。麦飯石は昔使っていて水が凄く綺麗になった記憶があるので、試しに買って使ってみた。上部濾過槽の一番下に入れたところ、次の日から目で見てわかるくらいコケが生えなくなった。2,3日したら、緑のコケはまったく生えなくなった。黒ひげコケについても、死骸?はそのまま残ってるけど、新しくは生えなくなった。

6,その後一ヶ月ほど経過、水換えもしてないけど、コケはまったく生えていない。

購入したのは、この麦飯石。
麦飯濾材 0.8L

極普通のホームセンターのペットコーナーで買ったので、特別なものではなく、一般的なだと思う、値段も700円くらいだった。他の麦飯石は試してないのでわからない。ちなみに麦飯石というのは、簡単に言うと大昔の石。多孔質でバクテリアが繁殖しやすく、さらに他種類のミネラルを含んでいるのが特徴、らしい。人口の多孔質ろ材を入れても変化がなかったのに、麦飯石だとコケがなくなったのは、麦飯石の多孔質の効果ではなくて、中のミネラル成分とか、何かの成分が影響してるんだと思う。とにかくコケが生えなくなってほっとしました。

ビタミン赤虫への食いつき方が凄い

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買ってきたキョーリンのHIKARIビタミン赤虫。熱帯魚達の食いつき方が凄いです(^.^;)

いつもは熱帯魚のエサとして、世界で一番使われている定番のテトラミンをあげています。テトラミンをあげたときによく観察していると、食べ残されて、水槽の底にまで落ちて行くものが結構あり、気になっていました。水汚れの原因になってそうなんですよね。

テトラミンは、たくさんの種類の栄養がミックスされていて、フレークの種類により栄養素が違い、色も栄養素ごとに何色かに分かれています。熱帯魚の捕食行動を観察していると、どうもエサの取捨選択をしている。水面から落ちてきたフレークを食べようとして、近づいてきて、口の直前まできたところで、プイッと方向転換して食べなかったり、もしくは、一旦口の中にいれたのに、すぐに吐き出して捨てるパターンが多い。たぶん匂いを嗅いだり、口の中に入れた後で、エサの中に気に入らない物が混じっていることに気づくと、ああいう行動を取るんだと想像しているんだけど、実際はどうなんだろう。

で、テトラミンの代わりに他の餌をあげてみようと思い買ってきたのが、このキョーリンのHIKARビタミン赤虫。選んだ理由は、近所のホームセンターに行ったら、ペットコーナーで、テトラミンの横に並んでいて、これが熱帯魚のエサとしては2番目くらいに人気みたいだったから、という単純な理由です。この赤虫はフリーズドライ(急速凍結真空乾燥加工)をしてあるので赤虫の細胞が壊れず、魚が好むようにしてあるそうです。

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入り口はスライド式。中身は、乾燥してある程度大きさがあるので、胡椒をふりかけるようにして、エサをやってもドバッと中身が出すぎることがなく楽です。テトラミンの場合は、中身が出すぎるのでピンセットを使っています。・

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ビタミン赤虫の中身。

モロ生前の姿が残っています。熱帯魚たちの食いつき方がテトラミンとは比べ物にならないんですが、この形も熱帯魚達の食欲を誘うのかな?この赤虫をあげると、水面に向けて猛烈にダッシュして赤虫を掴んでいきます。見ていて飽きません、テトラミンとは明らかに食欲が違います。ビタミン赤虫の弱点としては、なかなか沈んでいかないので、水槽の中層から底にいる魚たちへはなかなかエサが行き届かないことですね。テトラミンの場合は、底まで届くエサが多いので、水汚れの原因になるかも、と思っていたけど、見方によっては、上層、中層、低層と綺麗に餌が行き渡っているわけで、この辺はやっぱりテトラミンは万能のエサとして優れているのかもしれない。

これからしばらくは、ビタミン赤虫とテトラミンの両方をやり、様子を見ていく予定。

黒ひげコケ対策にサイアミーズ・フライングフォックス

熱帯魚の水槽に黒ひげゴケが発生中。。。
蛍光灯を照射する時間や、ろ過装置の改良、直射日光が当たらないような工夫をして、様子見中。

黒ひげゴケは、オトシンクルスやミナミヌマエビ、石巻貝等の定番のコケとり対策生物では効果がないらしい。
で、熱帯魚販売のサイトを見ていたら、黒ひげコケを食べてくれる魚がいることを発見した。
それが、サイアミーズ・フライングフォックス。タイなど東南アジア原産の魚。


サイアミーズ・フライングフォックス

私が知らなかっただけで、黒ひげゴケ対策の生物としては定番みたい。
実際に飼育している人の感想サイアミーズ・フライングフォックス購入レビュー(楽天)を読むと、ちゃんと効果もあるとのことなので、試しに買ってみようと思い飼育条件のところを見ると、気になる点を見つけた。。。

【飼育要件】
最大体長   → 12cm
温度      → 22~26度
水質      → 弱酸性~中性
餌        → 生餌、人工飼料

最大体長→12cm

巨大すぎる・・・・。

サイアミーズ・フライングフォックスは見た目がオトシンクルスに似ているから、せいぜい成体で5センチくらいだろうと勝手に想像してた。なので、サイズをチェックせずに注文してしまうところだった。

ラスボラ類(ヘテロモルファ、エスベイ)が中心なので、12センチの魚を入れるのはちょっと抵抗がある。なので今回は買わないことにした。比較的中型~の魚を入れてるなら、すぐに投入したんだけど。

オトシンクルスほど、名前が知られてないのは、この成体のサイズのせいなんだろうか。

クハラのPSBキングDXを投入

PSBキングDX
ホームセンターで買って来たPSB。

クハラという会社が出している、PSBkingという水質改善用の微生物を熱帯魚の水槽に投入してみた。
このPSBという商品はホームセンターやペットショップで良く見かけるんで、一回試してみよう、と思ったのが使おうと思ったきっかけです。
パッケージの説明を見ると、
生きている微生物、光合成細菌と書いてあり。
以下のような表示がある。

  • 水槽内の有害物質を分解除去
  • 水質の安定化
  • 水換え、掃除の回数減少
  • 水草の生長促進
  • 魚の健康促進、生理機能の向上

あとは、熱帯魚だけでなく、海水魚にも使えるとのこと。
効果についての説明はわかるけど、どういう仕組で、中には何が入ってるかがわからない。
ペット関連の商品って人間が使う物じゃないから内容の表示とか説明の決まりがないんだろうか。ちゃんと表示した方が売れると思う。

もっと詳しい情報を調べようと思いネットで検索したけど、ほとんど情報がないんですねクハラのPSBって。通販を扱ってるお店も少ない。
直接お店に下ろすのがメインなんだろうか・・・。
一般的なペットショップや、ホームセンターでは必ずといっていいほど置いてある商品な気がするんだけど。
逆に、専門店など見るとあまり置いてない気がする。

さらに調べるとPSBというのは水質浄化栄養細菌のこと、という説明があった。特定会社の商品名じゃなくて、ある種の細菌(バクテリア)のことをいうみたい。他の有名らしいメーカー名で検索するとPSBの商品が沢山出てきた。

主に以下のようなPSB関連の商品があるらしい(楽天へのリンク)

中でもシマンテックが安くて有名っぽい。
効果については、根本的な水質改善にはならず、一時的な効果のみみたいな説明が多い。

で、ホームセンターで買ってきて、さっさくフタを開けて匂いを嗅ぐといかにも浄化作用のある微生物っぽい匂いがします。
なんだか一瞬臭そうな感じがするけど、その匂いの中にはまったく毒気がない、という感じの匂いです。
色は薄い赤とかピンクっぽい色。そういえば、他の水質改善用のバクテリア商品も赤っぽい色のをよく見かける、赤には何か理由があるんだろうか。

さっそくPSBを使い始めて1週間ほど過ぎました。
最初の一回目は水槽の全量に対して、規定の量のバクテリアを投入し、後は毎日キャップ一杯入れる、ということをしました。
PSBの効果の程ですが、はっきりわかるほど効果がありました。3日後くらいに、水槽の中の水の匂いを嗅ぐと、PSBを投入前はあった、ヘドロっぽい匂いが綺麗に無くなっているのに気づきました。

水換えをしないと、あのヘドロっぽい匂いが強くなるんですよね。少し水換えをサボっていた水槽に入れたので、中の魚の動きもよくなっているのがわかりました。
ただし、水換えをサボると増えてくるあのコケ類が取れる、というような効果はありませんでした。

最初の一回目はある程度の量を使いますが、あとはキャップ一杯とか入れるだけでいいので相当持ちますし、
この手の水質浄化用のバクテリア製品としては価格が安い、しかも近所のホームセンターやペットショップだと結構高いけど、通販だとかなり安く買えるので、
コストパフォーマンスは非常に良いと思いました。一本手元に置いておくと何かと便利な気がします。