本
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そこら辺に転がっていたので、何の期待もせずに読んだところ、意外に面白かったです。
2001~2007年まで中国の天津伊勢丹の社長をしていた人の本。
デパートには興味がないんですが、デパートの社長という立場の人がどういうふうに中国で適応して行ったか?という点から読むと面白いです。
社長として行ったんだから余裕なのでは?と思ったりしたけど最初に中国に行って感じることは同じなのが意外でした。欧米人が日本人に比べてストレスを溜めにくいのは、そもそも中国人に期待も先入観もないからというのはなるほど、と思いました。
頭の中のイメージではなく、現実を見ないと、実際の生活には適応しにくいということは、わかってはいても実行するのは難しいから、誰かから教えてもらうとスタートダッシュが違ってくる気がする。
「他人への注意はしない、されない、みかけない」
これは本の中に書いてあった言葉だけど、この前、中国人から、日本人は人の目を気にするの?と質問されて質問の意味がよくわからなかったのを思い出した。しばらくすると、点と点が結びついていくように、ああ、あれはこういうことだったのか、とかいろいろわかってくるけど、流行のファッションをしていて、考え方が進んでる若い人でも、え?って思うような部分があるので、やっぱり勝手なイメージを持つとストレスの元だなと、しみじみ思いました。
この本に書いてある時代、といってもほんの5~10年前の話し、だと自転車がまだ凄く多いと書いてあるけど、今は自転車が減っているので、時代の流れは早いなぁというのも感じました。
積みすぎた箱舟
生き物系で久しぶりに面白い本に出会った(星5個)。
この本自体は去年買ってたんだけど、積ん読して放置してた。もったいない。
著者は1920年代にインドで生まれた英国人、ジェラルド・ダレル。
この若者が22歳の時に、半年間、カメルーンに野生動物の採取に行った時の話。
最初の数ページを読むと、もうこの本は当たりだとわかる。(表紙が古臭く見えるので、損している気がする。この表紙は原書の挿絵から取ったそうだけど、本人が書いたものなんだろうか。)
アフリカとか、自然とか、動物とか、原住民とかに対する、ありがちな偏見がなく、現実を冷静に観察している姿勢には好感を持たずにはいられない。しかも明るくて前向きでユーモアがある。アフリカの人間社会ではなくて、自然の方を書いてあるのもいい。
他にも著書がたくさんあるらしいので、一つ楽しみが増えました。
C1ランナーまとめ読み
湾岸ミッドナイトのセカンドシリーズ「C1ランナー」。
一気にまとめ読み。相変わらず面白い。
2000年頃までのチューニングブームとその後のバブル崩壊の語りは読んでいて泣きそうになった。(そういえばTOKYOブローカーはどうなったんだろう・・)
もうじきFTー86が出たりするわけだけど、なんとなく、いろんなことが一周した感じがする。
このタイミングでC1ランナーを出したのは、いい意味で商売上手。経営者的な考え方が優秀だと思った。
英文メールを書くための本を買ってきた
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英語のメールをちゃんと書こうと思い、「絶対に使える英文eメール作成術 大島 さくら子」という本を買ってきた。
英文メールを書くための本は沢山でてるけど、どれがいいのか判断できる英語力がないので、まずは素直にアマゾンで一番売れていた本を買ってきた。この本は最初に英語のEメールを書くときの注意点をまとめてあって、残りはすべて、いろんなケースについての英文Eメールの例が載っている。ざっと見た感じで自分でもよく使いそうな例が載っていたので、しばらく試しに載っているサンプルを利用してみるつもり。
これからは相手から貰ったメールなどで、実際に使えそうな文章に出会ったときなんかは、自分でもその表現を使えるようにコマメにグーグルドキュメントに保存していつでも使えるようにしておこうと思う。
読書メモ:「大発見」の思考法
こういう本当に優秀な人の本を読むと、頭が刺激される。
iPS細胞の山中伸弥さんとノーベル賞を取った益川敏英さんの対談。
頭に残ったことのメモ。
- 人間には2種類いる。最短距離の直線で目標に向かう人と、回り道をしてグルグル遠回りして目標に向かう人。
- ほとんどの人は最短距離を選びたいと思うが、二人はその時その時で、ふらふらと面白い方向に向かっていった。
- 最近の学生は、実験機器の進化によって、何かやっているという実感をもてない人が多い。
- 次世代のDNAシークエンサーの仕組みなど、正確にわかってる人はほとんどいない。
- そういうことを気にするんではなく、課題を見つけることが重要。
- みんなわからないんだから、とにかく実際に実験してみる。
- 予想外の実験結果が出たときに、がっかりするんでなく、それをきちんと観察できる人がいい。
- 夜遅くまで残って論文を書いたり、実験してる人がいるが、何のためにやってるかちゃんと考える必要がある。
- 大きなビジョンをもって、実際には、できることを着実にやる。
- 日本だとポスドクで行き詰る人が多いが、米国だと他に道がたくさんあるので、ネガティブなイメージはなく、幸せに生きてる人が多い。
- 頭がいい人はある程度まではすんなり行くが、そこでピタッと止まってしまう。
- 米国の大学で、プレゼンテーションの訓練をして、人間が変わった(山中教授)
- 日本で研究してるのは、家族がいるから。
一般的に思われてるだろうこういう優秀な人たちのイメージと、実際に本人たちが話す内容から感じるイメージとの間には凄くギャップがあるというのが一番印象に残った。特に山中教授のほうは、学生時代はラグビーをやってたとか、研究から離れて医者として働いたり、米国から帰って日本の研究環境に失望してウツになって、研究をやめようと思ったとか、生物学を勉強した記憶はないとか、興味深い。


