月別アーカイブ: 2012年6月

銃・病原菌・鉄を読んでみた

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文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 文庫 銃・病原菌・鉄 (下)

前から読もうと思いつつ、あまりに分厚いので見て見ぬふりしていた、「銃・病原菌・鉄」。
最近、文庫化されたので、いいきっかけだと思い読んでみた。だらだら読んだので読み終わるまで1ヶ月ほどかかった。
評判通りいい本で、読む価値はある。

簡単にまとめると、
地域による発展の差の理由は何かをデータを元に調べていって
家畜化できる野生動物や、食料生産に向く野生植物の種類が多いと
食料に困らなくなり、専門分野につける人が増えて、いろんな発明をして、他の地域より発展する
さらに、家畜関連の伝染病に対する免疫もついているから、新大陸に行くと、あっというまに元から住んでいた人たちが伝染病で人口が減る
ユーラシア大陸は横長で面積が大きく、アメリカ大陸は縦長、横長だと気候が似ているので、食料生産の技術などが伝わる測度が早い。
ただ中国だけは昔から一つの国として支配されていたので、ヨーロッパに比べ競争が起きず、途中からヨーロッパに抜かれた
みたいな内容だったと思う。

書いた人がカリフォルニア大学医学部の教授だから、歴史から科学からさまざまな分野に縦横無尽に話が広がって、これ一冊読んだら自分がどの分野に興味があるのかがわかる。

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文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)
文庫 銃・病原菌・鉄 (下) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)

メモ

旅行とか出張で、新興国とかの海外に行くと、ぱっとみ高層ビルが乱立していて、人がうじゃうじゃいて
すごい景気がいいなぁ、日本もうだめだ
とか思ったりする人が多いと思うんだけど、現地の冷めた人が、
景気がいいんじゃなくて、ただ騒がしいだけだよ
と言っていて面白かった。

ビジュアルディクショナリー 英和大事典を購入

最近発売されたばかりの、ビジュアルディクショナリー 英和大事典を買ってみた。税込で5,775円するけど、内容を考えたら安すぎるくらい。

ビジュアルディクショナリー 英和大事典
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ビジョナリーディクショナリーは、元は、Dorling Kindersleyという会社が出版しているUltimate Visual Dictionary。ホームページを見ると、この会社はこの手の詳細なイラストを載せた本をメインに出版している会社みたい。

本屋で探すと、この手の絵の横に単語を書いて有る本はいくつか出ているようだけど、絵が子供だましのものだと興味を惹かれないので、絵が本物に近いというのは大切なポイント。

ビジュアルディクショナリー 英和大事典の中身

ロータリーエンジンが載っているのがマニアックというか、この本を作った人はわかってらっしゃる。英語と日本語が表記されているので、英語と日本語でなんというか同時に知ることができて便利。興味がおもむくままにパラパラめくって見るのが楽しい本♪

SNC-L13 レザーチェアを購入(サンワサプライ)

家の机で利用するイスを購入。
選んだのは、肘掛け、ロッキング機能付きでゆったりできるサンワサプライのSNC-L13 レザーチェアです。値段は6千円ぐらい。値段が値段なのでレザーは合成皮革のPUレザー。いわゆるプレジデントチェアというタイプ。

サンワサプライSNC-L13
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今までは、オフィス用のイス(結構高いやつ)でたまたま余っている物があったので貰ってきて使っていた。何か集中して作業する時なんかは特に不満は無いんだけど、イスに座ってゆっくりパソコンで動画みたり、作業したり、本を読んだりするときには、ゆったりデキない感があった。なので、今回は、ゆったりできそうな、大きな背もたれと肘掛けつきの物を買ってみた。

ネットで調べると、1万円以下のイスはイスじゃないみたいな情報もあるけど、今まで使っていたイスに低反発のそこそこいいクッションを敷くとイスが別物になることがわかっていたので、最初から低反発クッションを使うこと前提で、1万円以下で評判がよくて、形が気に入ったイスを選んだら、このSNC-L13になった。

SNC-L13は、購入すると自分で組み立てる必要がある。組立は簡単で、15分くらいで完了。女性だと少しむずかしい箇所があるかも。
さっそく座ってみると、思ったよりいい!全体的によく頑張ってる感がわかる。
縫製が雑で糸がほつれていたり、ロッキング機能を使うと少しキシミ音がしたりというのはあるけど、その辺を気にしなければコストパフォーマンスがいいチェアだと思う。

イスの足の下についているキャスターは標準のものだと、硬くて、動かす時音が出るし、床に傷がつきやすいので、別売りのSANWA SUPPLY OAチェア用ウレタンキャスター SNC-CASTを一緒に購入。このウレタンキャスターはタイヤの部分が硬いゴムみたいなウレタンでできていて、イスを動かす時の音がなくなり、フローリングの床にも跡がつきにくくなる。

クッションに関しては、そのまま使うとどうしても、長時間座るとおしりが痛くなるので、低反発クッションを買って使うのは必須。
5センチ厚くらいのちゃんとした低反発クッション(5千円前後)を使うとおしりが痛くなることが全くないので、最初使った時は感動したのを覚えている。
今回は、ついでなので、クッションも新調しようと思い、スポンジ専門店ソフトプレン低反発クッション スーパーソフト(超柔軟タイプ)【厚み5cm】45cm×45cmを注文してみた。クッションの方はまだ来てないので、あとでレビューを書く予定。このお店は低反発素材の量り売りのオーダーもできる。
安価で形がいいイスと、低反発のいいクッションの組み合わせは相性がいい。

人口あたりの医師数が九州四国で多い理由

カンブリア宮殿動画配信
カンブリア宮殿は公式サイトで過去動画が見れるので、最近いろいろ見てるんだけど、放送時にカットされた部分も動画では見れるので面白い。

この前、亀田メディカルセンターの院長が登場した回を見たら、これも面白い。
一つ気になったことがあって、人口当たりの医師数(ベッド数だったかも)みたいな話になって、東京では少なくて、九州や四国では逆に多いという話が出て、これには明治維新が関係しているってことだったけど、話が長くなるということで、詳しい説明はされなかった。

で、あとで気になって調べてみたら、
今の西洋医学が整備されるのは、明治維新以降で、戊辰戦争の勝者側がいた、九州、四国、中国地方あたりには古くから多くの医学部が設置されたので、これの影響が大きいらしい。まさか明治維新が今の病院とか医者の分布と関係してるとは想像したこともなかった。