月別アーカイブ: 2015年3月

青島ビール(チンタオビール)を飲んでみた。

最近少しビールに興味が湧いてきた。そこで、いろんな種類のビールを少しずつ飲んでみている。

今回飲んだのは、青島ビール。
中国で有名なビール、という知識だけはあったので、スーパーの海外ビールコーナーで見かけてすぐカゴの中に入れた。
青島ビールの青島は、中国語読みでチンタオになる。ただ、自分は、中国語が少しだけわかるので、ビールのラベル表記がピンイン表記と違うのが気になった。ピンインじゃなくて、英語表記みたいだ。

中国では、ビールは常温で飲む、というのは知っていたので、それに習って今回は常温で飲んでみた。
第一印象は、ちょっと意外なものだった。物凄く味がさっぱりしていて軽い。中国のビールなので、中国料理の濃厚な味をイメージしていた。ビールも濃厚だと思っていたら正反対の味だった。まるでソーダ水みたいで、ゴクゴクと気持よく飲める。飲みながら気づいたんだけど、中国の濃い味の料理には、こういうあっさりしたビールが合うんだな。料理もビールも濃いとメリハリがなくなってしまう。今までこういうさっぱり系のビールは飲んだことがないので新鮮だった。物凄く飲みやすいビールだ。

ちなみに、近所のイオン系のスーパーでは青島ビール300mlビンが250円くらいだった。中国国内の通販サイトを見ると同じものは5元くらい、今の為替だと100円ほど。

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K.T.Lewiston(KTルイストン)のコードバン製の財布

以前使っていた財布が古くなってきたので、新しい財布を買ってきた。選んだのは、コードバンという革を使った二つ折りのシンプルな財布。メーカーはK.T.Lewiston(KTルイストン)。

KTルイストン
買ったのは、「K.T.Lewiston KTW023 コードバン二つ折り財布

コードバンの革は、艶が綺麗なのが特徴。今までいくつか革製品を使ってきたけど、普通の牛革を使った物は、時間が経つと艶がなくなっていった。革は使い込むと味が出る、というけど、味が出てそれがプラスに働くのは靴とかの場合で、財布やベルト等の場合はいまいちな気がしていた。そう思っている時に、たまたまお店で艶が綺麗で、かといって不自然な艶がない財布を見つけ、即買いし、その財布を10年以上使っていた。その財布はLEDバイツというブランドの物で、普通の革だと数年でもう表面がみすぼらしい感じになるのに、その財布は10年たっても落ち着いた艶で表面も綺麗だった。そういうわけで、今回新しい財布を選ぶ時に、今まで使っていたような艶がある革で出来た財布が欲しいと思い、以前使っていた財布をネットで検索してみると、その革がコードバンという種類の革でできているのを初めて知った。そこで、コードバン製の財布で評判がよく、値段も馬鹿高くない物を選ぶと、この「KTルイストン」というメーカーに行き着いた。オールデンというコードバンを使ったアメリカの革靴を日本で販売しているラコタハウスという会社があり、そこがやっているオリジナルのブランドがKTルイストンらしい。

コードバンは取れる量が少ないらしく、コードバン製品の価格は毎年値上がりしており、5年前と比べると、中には50%近く値上がりしているものもあった。今回購入したコードバンの財布もかなり値上がりしていたんだけど、たまたまヤフオクに出品されているKTルイストンを探してみると、未使用品が半額以下で落札できたので、掘り出し物だった。

前の財布は10年間1回もメンテナンスなんてしなかったけど、財布の内側部分の汚れがなければ、あと10年は余裕で使えそうな感じだった。財布の内側が黒ではなくてよくある、ベージュ系の色になっていると、10年も使うと手垢で変色してしまった。今度の財布は内側も黒色なので、ちゃんとメンテナンスもすれば、オーソドックスな飽きない形でもあるので、長く愛用できると思う。今回はいい買い物をした。

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ツヤが無くなったコードバンの財布にアニリンカーフクリームを塗りツヤを復活させる。

K.T.Lewiston(KTのルイストン)のコードバン製のコインケース(K.T.Lewiston KTW008 馬蹄コインケース)の艶がなくなっていた。艶を回復させるために、最初は、革靴のメンテナンス用として持っていた定番のM.MOWBRAY/エムモゥブレィ デリケートクリームを塗ってみたが、艶は全く回復しなかった。もしかしたら少しは回復したのかもしれないが、自分の目で確認できる程度ではなかった。もう一度塗ってみたが駄目で、3回目を塗っても駄目だった。最後にたっぷりとクリームを塗り、5分位置いて、それから布で乾拭きとブラッシングをしてみたが、それでも艶は回復する気配すらなかった。

デリケートクリームを塗る前の状態の写真を撮り忘れていたが、デリケートクリームを塗ったとの以下の状態とほぼ同じだった。艶が全くなく、カサカサして表面に細かいひび割れみたいな物が無数に見えていた。艶と言ってもそんなにピカピカの艶が欲しいわけではなくて、せめてカサカサした感じは無くなった欲しい。

艶がなくなったコードバン財布

艶がなくなったKTルイストンのコインケース

デリケートクリームが艶出しには効き目がなかったので、次にネットでちゃんと調べてみると、コードバンの艶出しには、同じくモゥブレイから出ているM.MOWBRAY/エムモゥブレィ アニリンカーフクリームがいいとのこと。こちらはツヤを出す成分が入っているらしい。

アニリンカーフクリーム

アニリンカーフクリームの中身

アニリンカーフクリームは、デリケートクリームに比べると、かなり硬めで粘性が高い。ブラシに取ると、そのブラシがベタベタになる。なので、これ専用のブラシを用意したほうが良かった。ブラシは、ペネトレイトブラシ 豚毛がかなり便利。クリーム類は布に付けて使うより、ブラシに付ける方がクリームがよく伸びるので、消費量が少なくなる。

さっそく試しにアニリンカーフクリームを塗ってみると、前のデリケートクリームと違い、すぐに艶っぽい感じが少しだけだが出てきた。しかし、コードバン本来の艶から比べるとまだまだなので、2回、3回と塗ってはブラッシングを繰り返してみた。艶はほんのちょっと回復したが、まだ足りないので、次に、革の表面に膜ができるくらいアニリンカーフクリームを厚く塗り、表面のクリームが乾燥して少し白っぽくなるまで10分ほど置いた。それから、布とブラッシングで、ひたすら磨いた。表面の革を痛めないように、力を入れずに軽く何度も磨いていたら、表面に厚く塗り固まっていたクリームの層の下から綺麗な艶のある面が出てきた。この艶は今までの艶とは違い、割りと満足できるレベルの艶だった。

気をつける点としては、塗った後固まったクリームは中々落ちないので、綺麗にブラッシングしてやらないと、余計艶がなくなってしまう。布は最初ティッシュペーパーを使っていたんだけど、すぐにポロポロと崩れて分裂するので、使い古して着なくなったTシャツを使用した。Tシャツの使い勝手は抜群だった。

クリームを塗る前と後の変化の写真が以下。

アニリンカーフクリームを塗る前のコードバンの状態
塗る前

アニリンカーフクリームを塗った後のツヤが復活した状態
塗った後。

ツヤを復活させる前のコードバン

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後。この写真は艶が戻って来たのがわかりやすいと思う。

艶がなくなりカサカサに乾燥しているコードバンの革の表面

アニリンカーフクリームを塗り、ブラシで磨いた後のコードバンの表面
後。表面をよく見ると、まだカサカサした感じが残っている。

元々の艶がまだ残っているコードバン部分

この部分はコインケースの内側なので、普段は外の環境に触れない。なので、新品時の艶に一番近い部分。クリームで艶が復活しても、このレベルにまでは戻らなかった。しばらくしたら、またクリームを塗りブラッシングして、これ以上艶が回復するか試してみるつもり。

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コードバンの財布の縫い糸のホツレを接着剤で修理した。

コードバンの財布(コインケース)の縫い糸がホツレていた。このまま放っておくと、そこからダメージが広がり財布が痛むことになりそうなので、自分で修理してみることにした。普通の接着剤だと、接着した部分が乾燥した後に固くなるので、布や革に使える専用の接着剤を探してきた。ホームセンターで選んだのが以下。

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セメダイン スーパーX ブラック AX-035
靴やバッグを接着する専用の接着剤で、接着後にも固くならないらしい。正確には、接着するのは糸なんですが、糸専用の接着剤というのが見つからなかったので、代用になりそうなこちらを選択しました。結果的にはこれでOKでした。

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こちらが、ダメージの箇所。一箇所、糸がホツレて飛び出てきている。

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こちらが修理後。思ったより綺麗にリペアできた。ただ接着剤の色が黒だったので、糸が少し黒色になった。

この接着剤の使い方は、接着剤を塗った後に少し乾かして粘性が出てからくっつける。具体的には、まず、ホツレた糸にこの接着剤をつけて、しばらく(3分くらい)して、裁縫用の糸を使い、針の先で糸を元々収まっていた縫い目に押し込む。最初針で押し込みにくかったので、少し手で糸の先をねじり、まとまてあげてからやると、やりやすくなった。

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修理箇所は、左下。ぱっと見は自分でも気づかないレベルになったので良かった。修理関係は早めにやるのがダメージを広げないコツなので、これからもできるだけ自分で早めに修理をして長く使っていくつもり。このKLルイストンのコインケースについては、艶が完全になくなっていたので、この後、艶出しのメンテナンスも行った。

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VICTORINOX(ビクトリノックス)のPLIトラベラーPDを購入。

10年ぐらい前にスイスのVICTORINOX(ビクトリノックス)の多機能ナイフを購入し、それ以来ずっと愛用している。主に家の中で使っているが、ちょっとした用事を済ますときに便利で、重宝している。ステンレス製の頑丈でよく出来た道具なので、10年使っても特に不具合はないが、2つあるナイフの切れ味が少し落ちており、また無理やりひねって使用した時に本体が少しねじれたようで、各ツールの出し入れが堅くなっている。そこで今回10年ぶりに新しいビクトリノックスの多機能ナイフを買うことにした。今持っている物は、機能を詰め込めるだけ詰め込んだてんこ盛りタイプのスイスチャンプという物。10年使っても一度も使っていないツールがあるので、今回はその経験を生かし、必要のないツールを外してもっとシンプルなタイプを選択することにした。

VICTORINOX(ビクトリノックス) PLIトラベラー PD

各モデルをチェックして最終的に選んだのが、この「PLIトラベラーPD」、日本名と英語名は違っており英語名は「DeluxeTinker」。英語モデルは米国amazonのVictorinoxを見ると調べることができる。以前買ったスイスチャンプには使いやすいプラスドライバーがなかったので、しっかりしたプラスドライバーが欲しかった。他に必要な機能は、大小ナイフ、ハサミ、プライヤー、マイナスドライバー。これらの機能が備わっているモデルを探すと消去法でこの「PLIトラベラーPD」になった。ちなみに、日本のアマゾンを見ると、人気モデルは、トラベラーPDハントマンの2つ。トラベラーPDは、PLIトラベラーPDのプライヤーがないタイプ。ハントマンは、トラベラーPDのプラスドライバーがワインオープナーになったタイプ。

Victorinox Swiss Army Deluxe Tinker, Red

「PLIトラベラーPD」のPLIはプライヤー(pliers)、PDはプラスドライバー(英語でプラスドライバーPhillips head screwdriverだけど、日本名なので和製英語から取っている)を表している。現時点では、自分にとってほぼベストなツールを装着した多機能ナイフ。

VICTORINOX

上のてんこ盛りタイプのスイスチャンプに比べると幅が半分くらいに狭くなり、重さもかなり軽くなった。ただ、使ってみて、スイスチャンプと比べて予想したよりも劇的な変化はない。もちろん新しいので、ナイフやハサミの切れ味は抜群にいいし、ツールの出し入れも軽く滑らかになり使いやすい。しかし、ほとんどが部屋の中で使うので、軽さや薄さはあまり関係ないということがわかった。

スイスチャンプの方もまだまだ普通に使えるので、両方共使い続けるつもり。ビクトリノックスのツールは完成度が高いので、丁寧に使えば一生使えるような道具だと思う。これから大切に使っていこう。

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