「佐藤優」タグアーカイブ

知の技法 出世の作法 2/27&3/6号

「週間東洋経済」、知の技法 出世の作法、佐藤優の連載、2週分のメモ。

タイトルは
「実用的な参考書がなぜ役に立つのか」
「実務の役に立つ英語の参考書とは」

イギリス英語についての説明はわからなかった。

  • 高校生向けの参考書はよく出来ている
  • ビジネスパーソン向けの実用参考書と、高校生向けの参考書、両者の間を埋めるものがないから、両方を上手く利用すると役に立つ。
  • イギリス英語の発音には、CDエクスプレス 英語(イギリス)が訳に立つ。
CDエクスプレス 英語(イギリス) CDエクスプレス 英語(イギリス)

John Snelling (著)

白水社 2004-04
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  • 古い参考書ばかり紹介するが、最近の参考書でオススメの本はないか?とよく聞かれる。
  • 古くても新しくても、役に立つ本と、そうでない本がある。
  • 日本人の英語 (岩波新書) マーク ピーターセン著は日本人の英語学習の問題点を良く指摘している。
  • マーク ピーターセンが書いたのが、「表現のための実践ロイヤル英文法」。
  • これには「英作文のための暗記用例文300」がついている。「和文英訳の修行」に比べると簡単。
  • 著者の実感として、「和文英訳の修業」は実務で役にたった。
  • theの使い方は、大人になって英語の勉強を始めた人にはなかなか理解しにくい
  • がっついたビジネスパーソンで、英語の参考書を何冊も持っている人がいるが、そういう人に限って、1冊も最後までやり通していない。
  • 重要なのはどの参考書を使うかではなく、自分で決めた1冊を全力でやり遂げること。

以下、紹介されていた参考書。イギリス英語についての本はどれのことだかわからなかった。

日本人の英語 (岩波新書) (新書) 日本人の英語 (岩波新書) (新書)

マーク ピーターセン (著), Mark Petersen (原著)

岩波書店 (1988/04)
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表現のための実践ロイヤル英文法 表現のための実践ロイヤル英文法

綿貫 陽 (著), マーク・ピーターセン (著)

旺文社 (2006/05)
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和文英訳の修業 4訂新版 和文英訳の修業 4訂新版 (単行本)

佐々木 高政 (著)

文建書房 (1981/01)
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知の技法 出世の作法 2/13&2/20号

「週間東洋経済」、知の技法 出世の作法、佐藤優の連載、2週分のメモ。

タイトルは
「学習レベル向上には古い参考書が役に立つ」
「古い英語の参考書がなぜ役に立つのか」

昔の参考書にはレベルの高い物が多い。
外交官時代、昔に初版が出た参考書を使っていた。
通訳には、日本語→日本語→外国語と2段階の翻訳を同時にすることが必要。
外務省には語学好きが集まるので100人に一人くらい、特別な適性を持った人がいる。一般には1000人に一人くらい、ただし、訓練で能力は伸びる。

翻訳には、技術的なものと、思想的な物がある。(文法と単語がわかっても、その国の文化がわからないと正確な意味はわからない、ということだと思う。)
和文英訳の修業4訂新版で技術的な力が身についても、これは道具を手に入れた段階。
英文をいかに読むかは思想的な物を身につけるのに役立つ。
「英文をいかに読むか」は土日に2時間づつやると、半年ほどで終わる。こういう参考書を使うと頭がよくなる。

英文をいかに読むか 英文をいかに読むか

朱牟田 夏雄 (著)

文建書房 (1959/01)

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和文英訳の修業 4訂新版 和文英訳の修業 4訂新版 (単行本)

佐々木 高政 (著)

文建書房 (1981/01)
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「外国語は実践できなければ意味がない」 佐藤優 2月6日号

東洋経済、先週号の「知の技法 出世の作法」のタイトルは「外国語は実践できなければ意味がない」。

以下自分用メモ

  • 年明けと新年度は語学の勉強を始める人が増えるが多くの人は身につかない。
  • 著者も大学時代、英語、ドイツ語、ロシア語、チェコ語などに多くの時間を費やしたが身につかなかった。
  • 理由は、文法の骨子だけ覚えて、単語などは辞書で調べればよいと考えていたから。しかし、自動車免許と同じで、実際に自分で使えないと意味がない。
  • 英語の勉強方法を尋ねてくる人にテストすると、英→日の訳はある程度できるが、日→英の訳はまともな文章になっていない人が多い。
  • 英作文をすることで、受動的でなく、能動的に外国語が使えるようになり、反射的に単語、文法が出てくるようになる。
  • 昔の本だが、「和文英訳の修業」という本をすすめている。例文500を暗唱すれば英作文の力がつく。
  • この本は、生きた例題を集めてあり、その1文だけを見て、どんな状況で使われているかわかるようなものばかり。

「和文英訳の修業」という本は、本屋で探したら、大学受験の参考書コーナーにありました。1981年出版の本(裏を見ると第88刷)なので、見た目はいかにも古くて、堅苦しそうな本です。しかし中の例文は、説明通り、よく使いそうな生き生きとした表現が多かったです。といっても30年前の本ですが。

次回のタイトルは「学習レベル向上には古い参考書が役に立つ」

和文英訳の修業 4訂新版 和文英訳の修業 4訂新版 (単行本)

佐々木 高政 (著)

文建書房 (1981/01)
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知の技法 出世の作法 佐藤優 1/30号

東洋経済の連載、「知の技法 出世の作法 佐藤優」、先週のタイトルは「数学の基礎知識を持てば、鳩山首相の思考もわかる」というもの。

今回は、よくわからなかった。
以下メモ
・鳩山首相はスタンフォード大学大学院博士課程修了(Ph.D.)の本物のエリート
・政治家志望の人で、泊をつけるために海外の大学に行く人がいるがそういう人に学んでも身につくものはない。
・鳩山首相の思考(ここの説明はわからなかった)
・鳩山首相は博士論文をロシア語に翻訳するべき。ロシアでは知識がある人が尊敬されるから。
・数学にせよ、語学にせよ、基礎知識がなければ速読などは意味がない。

理解できないものを読んでも、それは本を読んでいるのではなくて、ただインクの染みを眺めているだけ・・・というのを思い出した。
次回は、「外国語は実践できなければ意味がない」というタイトル。

そうえいば「国家の罠」は、去年の年末ぐらいにやっと読んだ。面白くて一晩で一気読みした。
今度はロシア時代の話を知りたくなった。クーデターがおきた90年代のソ連で仕事をしていたんだから、興味が湧く。
テレビの報道だけみていたら、佐藤優ってただの怪しい人くらいにしか思っていなかっただろうな。

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数学や外国語は頭でなく体で覚える

今週の東洋経済、「知の技法 出世の作法 佐藤優」のタイトルは「数学や外国語は頭でなく体で覚える」というもの。
以下メモ

  • 語学や数学は知識を頭に入れるだけでなく、体で覚える必要がある。
  • 最近売れている「数IA・IIB・IIICがこの1冊でいっきにわかる もう一度 高校数学 高橋一雄著」は非常に良くできた本である。
  • 「もう一度 高校数学」は本を読むのが速いなら3日で読める。ただし練習問題を解きながら体で覚えるには3~6ヶ月はかかる。
  • 逆に言うとたった3~6ヶ月で高校時代の数学の知識を取り戻すことができる。
  • これで社会人・大学生に必要な数学の基礎知識など身につく。
  • もっと勉強したい人は高専用の数学の本が便利。

本屋の数学のコーナーを覗いたら、「もう一度 高校数学」が一番冊数が置いてありました。
ざっと見たところ、わかりやすくてこれは売れるなぁ、と思った。

数IA・IIB・IIICがこの1冊でいっきにわかる もう一度 高校数学 数IA・IIB・IIICがこの1冊でいっきにわかる もう一度 高校数学

日本実業出版社 2009-07-16
高橋 一雄 (著)

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最近、この手の本が増えていますね。学校の教科書ももっと淘汰が進んで面白い本が増えればいいのになぁと思います。

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