「佐藤優」タグアーカイブ

知の技法 出世の作法 佐藤優

先週の東洋経済の連載タイトルは「新年にどのような学習計画を立てるべきか」というもの。

・常人には到底達成不可能な目標を立てすぐに挫折する人が多い。
・1年後どうなっていたいかを考え、そこから逆算して目標を立てるといい。
・目標を立てるには今の自分の実力、素質を正確に知る必要がある。

・自分の得意分野なら、喫茶店でも集中して勉強できる。しかし全く新しい分野の勉強は机に座って勉強しないと難しい。
・読書も同じ。基礎知識がある分野の本ならベッドに寝転んで読んでも内容が頭に入るが、それ以外は難しい。
・最近は数学の勉強をやり直したいというビジネスマンが増えている。高校時代の教科書、またはそういう社会人向けのよくできた本が増えてきたので、それを使うといい。

このメモ書きを続けてきて、数ヶ月経過。
文章を読んで頭の中にいれ、それを再現することを、前よりは楽にできるようになった。いい訓練になったと思う。

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佐藤優の週刊東洋経済の連載12/14

12/14日発売、週刊東洋経済、佐藤優の連載「知の技法 出世の作法」は「動物を見たり、猫と遊ぶのを大切にする理由」というタイトル

私も動物が好きなので、今回は無条件で楽しく読めた。

・余暇に楽しみのために読む本と仕事の本は完全に分けてる。
・楽しみのための本の中に動物に関する本がある
・昔から、年に1回くらい動物園に行く。動物を通して人間に通じる物が見える。
・事件後、時間の過ごし方が変わり、一人か、奥さん、猫と過ごすことが多くなった。
・事件の時、それまで親しくしていた人たちが、嘘を言っているのを知ったから。
・ネコとの信頼関係は壊れないから、安心を与えてくれる。

動物の本で思い出したのは、動物行動学者のコンラートローレンツ博士の「ソロモンの指輪」

ソロモンの指環―動物行動学入門 (ハヤカワ文庫NF) ソロモンの指環―動物行動学入門 (ハヤカワ文庫NF)
Konrad Lorenz

早川書房

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佐藤優さんが何度かこの本のこと紹介されていたけど、今回の連載読んでその理由がわかった。
私も子供のこと、生き物に興味を持ってこの本を読みました。ローレンツ博士の動物の観察力と生き物に対する優しさが感じられて、読んでいて楽しめる本なんですよね。こういう純粋に楽しめる本はなかなか無いんですよねぇ。

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「余暇の必要性を理解することが重要だ」佐藤優

週刊東洋経済、佐藤優の連載「知の技法 出世の作法」。
今週のタイトルは「余暇の必要性を理解することが重要だ」でした。

以下メモ(自分のメモだから少し内容が異なってるかも)
・読者から、佐藤優さんはいつ休んでいるんですか?と聞かれることが多い。
・上の話から、マルクスの労働と労働力の違い、という話へ。これへん正確には理解出来ていないかも。
・労働は労働力によって生まれる。そして労働力は余暇により作られるから、余暇が大事、という話。
・まず、労働力は、市場でお金により取引される。
・例えば、経営者が月給20万円でコンビニ店員をひとりを雇うとする、この20万円がそのコンビニ店員の労働力の価値。
・経営者は、その労働者が20万円以上の働きをすると期待しているから雇う。
・その労働者が、コンビニで提供するサービスが労働。
・鉛筆~車まで、すべて労働により作られる、その労働は労働力によって作られる。
・それでは労働力は何から作られるか?
・それは、余暇や消費、つまり、人間が休日に休んだり、食事を取ったりビールを飲んだりして消費することにより作られる。
・よって、しっかり余暇を取ることは重要。
・30代のがっついたビジネスパーソンと話してもマルクスなど知らない人がほとんど、でも役に立つこともある。
・語学についても、余暇が大事
・語学については、集中できる時間でその人の語学力のレベルがわかる。
・同じ文章を何度も目が追うようになると集中力が切れている。
・そういう場合は、15分ほどベットの上で休むか、それでもダメならいっそ別の分野の勉強に取り組む方がいい。
・集中力が切れたときは、思い切って気分転換をすることが大事

集中できないときは、さっさとやめたほうが結局効率がよくなる、というのは、頭がいい人はみんな言いますね。
今回面白かったのは、佐藤優さんが余暇の大切さを、労働と労働力の違いから説明しているところ。
まあ、私は正確には理解できてませんが・・・。マルクスとか今だに手がでないんですよね、今度漫画の方でも読んでみようかな。

資本論 (まんがで読破)
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今は、いろんな本が漫画化されてますね。今日を持ったけど、手が出にくい分野への取っかかりとしては漫画は悪くない方法でしょう。

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今週の東洋経済メモ

佐藤優さんの連載「知の技法 出世の作法」
今週のタイトルは「寝床は、あいまいな知識を定着させるには最良だ」でした。

以下簡単なメモ、記憶が曖昧&自分の考えも入れてるので雑誌の内容と違う部分もあると思います。
・寝ている間に語学のCDを聞いても身につかない
・ロシア語通訳だった米原万里さんの話。
・佐藤優さんの外務省時代の後輩でロシア語の才能がある人がいた。その人はロシア語の単語を見ると頭にその発音が頭に響いいてくると言っていた。
・外務省にロシア語を教えに着ていた米原万里さんも、その人を見て才能があり、いい耳を持っていると言っていた。良い耳を持っているときれいなロシア語を話せるようになる。
・人間には視覚で記憶する人と聴覚で記憶する人がいて、優秀な言語学者は聴覚で記憶しいい耳を持っている。
・寝床は、あいまいな知識を定着させるには役に立つ
・単語帳などに書いた単語を見て、次に、日本語からロシア語、ロシア語から日本語と頭の中で変換する作業を数回する。
・そして次の日の朝起来た時も、一度その単語に目を通してやると記憶の定着がよくなる。
・ただし、これらは全くの新しい知識に対しては有効ではない。

僕の本音というと、何度も復習するってことは、基本的に面倒くさいからやりたくないんですよ。
でも、語学の場合は特に記憶することが大切だから、人間が心理的にやりたくないこと、をやることがポイントで、他に人との差がつくところなんだと思いました。

「いい耳」を持っているという表現はいいですね。知り合いに物凄い日本語が上手な外国人がいて、そういう語学の才能がある人を表現するのにピッタリ。外国語を話すだけなら誰にでもできると思いますが、時々飛び抜けてうまい人がいるんですよね。こういう才能を持った人というのは、無条件に尊敬してしまいます。

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今週の習慣東洋経済

佐藤優さんの連載、知の技法 出世の作法、タイトルは「寝床の中で行う効果的な外国語学習法とは」でした。

以下簡単にメモ

・寝ている間に語学のCDなどを聞く学習法は役に立つか?→それで語学が身につくなら誰も苦労しない
・ただし、寝る前のリラックスした時間に、自分で作った単語帳などに目を通すのは、語学力の維持や向上に役に立つ。
・これは、基礎力がついていない語学でやっても意味が無い。基礎力がないと、単語を見ても、それはただの紙に染みこんだインクの染みをじーと見つめているのと同じ。
・だから、自分の語学力がどの程度かを見極め、それにあった学習をすることも大切。

私は語学の勉強で単語帳などは作っていませんでした。それが、わからなくて、かつ大切な単語をノートにメモするようになって、自然と単語帳みたいなものが出来上がってました。これをちょっとした短い空き時間に目を通しているのが学習に役に立っているのが実感できています。今回、佐藤優さんの連載によると、夜寝る前の時間も、そういう学習に役に立つようなので、試しに寝る前の時間にノートを見返してみようと思う。

紙に染み込んだインクのを見ているだけ、という例えはちょっとドキっとします。無意味なことをしているという意味だけども、自分自身にも当てはまることがいくつもあるんですよね・・。もっと合理的に行動する習慣をつけるよう少しずつ改善していこう。

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