ウメハラ著 勝ち続ける意志力: 世界一プロ・ゲーマーの「仕事術」の感想

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勝ち続ける意志力: 世界一プロ・ゲーマーの「仕事術」
梅原大吾(ウメハラ)

天才ゲーマーウメハラの著書。自伝。本屋で立ち読みしていたら、結構面白いんで買ってしまった。
オリンピックの競技みたいに、誰からもすごい!といわれるようなジャンルでなくて、むしろ叩かれることもあるゲームの世界で生き残っていた、という部分が面白いし、今の時代にあってるなと思ったら、アマゾンのビジネス書ランキング1位になっていて笑った。

野球とか、サッカーみたいに、レールが決まっている分野ではなくて、道がないところで、試行錯誤しながらやってきた過程が面白い。量より質とか、苦痛を感じることが努力ではなくて、頭を使うことが大切とか、毎日一歩でも上達することが大切とか、この人がいうと説得力がある。ウメハラの子供時代の話で、ゲームを薦めてくれたお姉さんが、いわゆる勉強しないでもデキル天才タイプで、日本国憲法の前文を3回読んだだけで丸暗記しちゃったので、まともに戦うと天才にはかなわないと考え、自分は絶対にあきらめないことで天才に対抗すると決めた、みたいなことが書いてあるんだけど、なんか最初から戦ってるレベルが違いすぎる気がするんだけど・・・。兄弟だから何か遺伝子に特徴はあるんだろうな。

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