電子レンジの扉が開きにくくなったので修理(日立の電子レンジ)

故障の原因にたどり着くまで

だいぶ前に購入した日立の電子レンジの扉が開きにくくなったので自分で修理してみた。症状は電子レンジの扉を開ける時に何か引っかかったような感じで固くなっている。かなり強く引っ張るとガチャンといって何とか開きはする。最初はドアの横付近にあるヒンジのようなものが引っかかってると思ったが、よく見るとヒンジのようなものは引っかかる部分がなくタダの開閉スイッチのようで物理的に力はかかっていないよう(後で分解するとここは全く関係ないとわかった、ほんとに開閉を検出するスイッチ)。

ネットで日立の電子レンジ+ドアの修理とかで検索すると似たような症状が出て修理した方がいた。どうも電子レンジの扉を支える扉の両側にある金属アームを支えるプラスチック製の丸いローラーが削れて、ローラーがきれいな丸でなく、一箇所が削れて平らになっていることが原因のよう。扉を支える金属アームには扉を締めた時にある程度の力で固定されるように、アームの一部が凹んでいて、扉を閉めると丁度そこにローラーがハマるようになっている。ローラーが丸いと抵抗が少ないので、扉を引っ張るとその段差からスムーズに抜けて扉が開くのだけど、ローラーの一部が削れて平らになっていると、そこに段差部分がガッツリはまり、扉を引っ張っても抵抗が強くなかなか扉が開きにくくなる(実際に後で分解したらそうなっていた)。

以下は実際の修理の流れ

まず壊れているプラスチックのローラーが必要、日立の部品を個人にも売ってくれているお店があり楽天で購入することができた。電子レンジの型番+部品名とかで検索すると品番等はすぐわかるので、あとは楽天等で検索して見つけた。ローラーは1個ごとの販売なので2個購入。私の場合は送料入れて2個で1,800円位だった。私が購入したのは【ゆうパケット対応可】 日立 パーツ HITACHI 【MRO-CS8-007】 ローラークミ。他にも電子レンジで部品が壊れた時などはカデンの救急社というお店で色んな部品を売っているので、自分で修理できる人は安く済ませることができそう、ほんと便利な世の中になった。

部品が到着したら、電子レンジのカバーを外して、両側にあるローラーを外して新しいローラーに交換するだけ、ローラーはネジで止まっているだけなので交換は簡単。時間的には間違わなければ10分位でできる。プラモデル作りが好きな人とかであれば自分で交換できるのでは?と思った。今回修理を頼んだから何万円かは必要だったろうし、お金が節約できた以外にも自分で調べて少し手間はかかったけども、電子レンジの内部の仕組みとかも少し知れて面白かった。

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