スニーカーほどカジュアルじゃなく、ガチガチのスーツに合わせるような革靴でもなく、その中間くらいの使いやすい革靴が欲しくて小一時間ネットで調べて購入♪(追記:増税&値上げ前にシャンボードの色違いとJMとウエストンのゴルフを購入)
最終的に一足選んだのが、下のフランスのパラブーツ社のシャンボード(Paraboot CHAMBORD)という革靴です。僕にはかなり高い買い物だったんですが、買った後に満足できる良い買い物でした。シャンボードのお陰で、出かけるときの楽しみが1つ増えました(笑)
パラブーツのシャンボードを選んだ理由。
靴の先が丸くて、縫い目がないストレートチップ(→こういうの)というタイプの革靴だと堅い感じになるのでスーツ以外には合わせにくい。今回購入したパラブーツのシャンボードのようなU字型に縫い目が入ったUチップの靴だと、カジュアル色が強くなり、スーツよりジーンズに合わせやすくなる、・・・らしい。
というのも、僕は、靴のことはつい最近までほとんど何も知らなかったので、全部一夜漬けの知識です、笑
とりあえず、ちょっと海外に旅行に行く時に履いていけるような堅すぎず、ラフすぎず、という靴が欲しかったので、僕が欲しいのはUチップという靴だとわかりました。
そこでUチップの靴を探して見ると、パラブーツのシャンボード、JMウェストンのゴルフ、クロケット&ジョーンズのモールトンの3つの名前が目に付きます。写真を見るとどれもカッコイイです♪(追記:ウエストンのゴルフも購入し、オールソールも行いました→JMウエストンのゴルフを購入、JMウエストンのオールソール交換)
Paraboot【パラブーツ】シャンボード CHAMBORD
〈クロケット&ジョーンズ正規販売店〉CROCKETT&JONES[クロケット… |
【新品】J.M.WESTON(JMウエストン) GOLF OXFORD BLAC… |
国産だとリーガルや、リーガルの価格帯が上のラインのスコッチグレインなどからもUチップの靴が出ています。結局いろいろ写真を見て、最後はなんとなく勘で気に入ったパラブーツのシャンボードに決めました。ちなみに、パラブーツやクロケット&ジョーンズ、JMウエストンなどの5万以上10万円以上とかの靴は返品可能な通販サイトはほとんどないんですが、スコッチグレインだとjavariで扱っているのでゆっくり選べるのはいいです。→javari内スコッチグレイン
javari(ジャバリ)の公式サイトによると、
「Javari.jp では、サイズ違い、イメージ違いなど、お客様のご都合による返品の場合でも、返送料・返品手数料無料で、返品を承っています」
とのこと。
試着を推奨しているような通販サイトで、海外の高級靴を扱うと、試し履きでサイズを調べて、個人輸入などで買うという需要が多いから扱ってないだと思うけど実際はどうなんだろう。
で、話を戻すと、僕は、尖った靴や、装飾が入った靴より、質素で実用性が高い靴が好みなので、シャンボードは好みに合っていたんですよね。値段もなんとかギリギリ出せる範囲。
ちなみに今回靴について調べていて初めて知ったんですが、革靴には靴の底が革でできているものがあって、革底の靴は雨の日には履きにくかったりするらしい。上の方で書いたパラブーツのシャンボード、JMウェストンのゴルフ、クロケット&ジョーンズのモールトンはすべてゴム底なので、雨の日などでも気軽にはけるとのこと。これも僕がシャンボードを選んだ理由の1つです。
革底にはいろいろ利点もあるらしく、靴にもディープな世界があるみたいです。こういう世界って男の人ではまる人ははまるだろうなぁと思った。あと、男と女で靴に求めるものの傾向がだいぶ違うんだなというのも思いました。
足の甲の部分にあるU字型の縫い目が特徴で、こういう靴をUチップというらしい。シャンボードはこの角度が一番かっこいいです。
写真の撮り方にもよるんだけど、横から見るとかなりずんぐりした感じ。サイドに付いているパラブーツのタグは下の写真のように後で取ってしまいました。この形とタグだと少しアウトドア用の靴の雰囲気がありますね。
緑色のパラブーツのタグは取っちゃいました。ビクトリノックスのスイスアーミーナイフについている小型ハサミでバッサリ切って、同じくスイスアーミーナイフについていた小型ペンチで残りの糸を優しく引っ張るときれいに取れました。
底のソールはかなり頑丈で分厚いです。かかと部分で4センチぐらい身長が高くなるほど分厚い。
色はカフェを購入。写真の撮り方で見え方がかなり違う。上はフラッシュ無し、下がフラッシュあり。実物の色は上の写真にかなり近い。下の写真とは全然違う。色は他に、以下のような物がある。
■シャンボード ブラック
■シャンボード マロン(明るい茶色系)
■シャンボード ネイビー
最初はブラックと迷ったんだけど、靴自体が少しカジュアルな物なので、色も黒じゃなくて、かといってカジュアル過ぎないように、ブラウンでもなく、黒に近い茶色っぽいカフェ色にしました。今回黒色は選びませんでしたが、いつか余裕ができたら黒色も欲しい・・。雑誌を見ていたら、ネイビーが一番人気と書いてあったのを見ましたが、ネイビーも見てみると以外に良さげで、色違いで靴を揃える人の気持が少しわかってきた。
さっそく履いてみたところ、シャンボードの第一印象は堅い!
ネットで見ると、むしろパラブーツのシャンボードは最初から柔らかい靴だという感想があるので、革靴の中では柔らかい方なんだろうか・・・、と焦りました。
ただ、堅いことは堅いけど、ちゃんど柔軟性はある感じで、今のところ数回履いて靴ずれなどはできていない。まだはっきりとはわからないけど、少し履いていると、革に足が包まれている感じがちょっと心地よくなりつつある・・・気がしなくもない。
以上は靴の外側の皮の部分の感想なんですが、、靴底というのかインソールというのか、足の裏が当たる部分はぴたーっと足の裏の皮膚に吸い付いてくる感じがしてとても気持ち良いです。靴下を履いていてこの感触は初体験です。この感触は靴の製法によるものなのか、シャンボードに特有の物なのか、比べるほど革靴を履いたことがないのでわかりません。
もっと革が足に馴染んだら、どういう履き心地になるか楽しみです(しばらく履いた感想はこちら)。
追記:その後、旅行に何度か履いて行ったり、他の革靴も購入したりしてみてわかったんですが、シャンボードは革靴のなかではかなり柔らか目です。旅行に履いて行っても革が柔らかく、足全体を包む構造になっているので疲れにくい、かといって柔らかすぎず、しっかりしているので安心感がある、とわかりました。重さに関しては流石にスニーカー等ハイテクシューズには全くかないませんが。
靴のメンテナンスは、普段は履いた後に、R&D 新プロ・ホースブラシという馬毛100%のブラシでブラッシングだけしています。それと数ヶ月に一度、パラブーツ社の純正クリームを塗っています。この純正クリームは相当に強力で新品同様にまで革の表面の見た目が変わります(あまり塗りすぎると厚化粧みたいになる)。
見た目に関しては、ごく普通の靴な感じが好印象、それでいて作りがしっかりしている感のオーラはちゃんと出ています。
サイズに関しては、以前靴屋で足のサイズをちゃんと測ってもらったので、それを参考にして試着せずに通販で買いました。念のために返品可のお店を選びましたが、問題なかったです。
このパラブーツのシャンボードは国内の正規価格は58,800円・・・。まぁ、ちょっと前の僕なら絶対買っていませんでしたね、笑。
革靴のことを少し調べると、もっと高い靴がたくさんあるから、革靴ワールドの中では、この価格は結構お手頃なのかもー、と思えてくるから怖いです・・。。
本国フランスでの価格は、さっき調べた所適当に英語で検索したネットショップでは300ユーロで売られていた(現時点で1ユーロ122円なので、37,000円くらい)。
追記、2014年2月20日時点だと1ユーロ140円まで円安になったので、約42,000円くらい。これだけ円安になると関税とか考えると、個人輸入するメリットはほとんどないような気もするけど、そうなんだろう。
以前は1ユーロ100円を割る所までいっていたので、それだと日本円で2万円代なので、内外価格差が非常に大きくなっていて、個人輸入した人がその経緯をブログとかに書いてくれていた。
他の入手方法としては、個人輸入した物や中古品がヤフオクに出品されている。
■ヤフオクに出品中のパラブーツ・シャンボード
出品中の物を見ると、中古品の他、新品も時々出品されている。中古の出品の価格を見ると、みんな強気・・・。安い通販サイトで新品を買うより高い値付けで出している人も結構いる。たぶん定価で買った人たちなんだろうけど、新品がもっと安くネットで買えるので、入札されてないようす。安めの価格で出品されている物を見ても、使用具合と価格を照らし合わせるとかなり高く感じてしまう。私はオークションは偽物とか、中古の場合は使用状態とか見分ける自信がないので手を出しませんでした。
ただし、ブランド品の中古品については、よく■RAGTAG(ラグタグ)は利用しています(革靴もあり)。たぶんブランドの衣料品の中古サイトで一番充実したサイトだと思うんだけど、安い商品でも送料無料で、すべて綺麗にクリーニング済みで、何度も利用したけど、一番重要な使用状態の説明などが信用できるので、信頼してリピートしている。→RAGTAG内の革靴はこちら
楽天にもRAGTAG OnlineShopがあるけど、公式サイトの方が品揃えがよいので、そちらを利用している。
話は戻るけど、個人輸入した場合の、革靴の関税については、4300円か、商品価格の60%に30%をかけた高いほうが適用されるとのこと。
なので、日本円で5万円の物だと、50,000×0.6=30,000円
この30,000円に対して30%の関税がかかるので30,000円×0.3=9,000円
となり関税は9,000円の計算になる。
今回私は日本国内のネット通販で買ったんですが、■アマゾンでのシャンボード価格と■楽天でのシャンボード価格を見ると、あまり安いところがない・・・
と思っていたら、今回はたまたま■T-SUPPLYという輸入商社のストアに在庫があって私が買った時の価格は41,800円でした。リンクは以下ですが、価格は常に変動しているようす。気になる方はチェックしてみるといいかもしれません。
■【送料無料】Paraboot CHAMBORD シャンボード≪フランス直輸入・正規品≫)
今回は41,800円と結構安くて、さらに返品も可だったので、サイズの不安も少しあり、国内通販を利用しました。これでサイズの不安等はなくなったので、もしシャンボードの色違いが欲しくなった時は、試しに自分で個人輸入をやってみるかもしれません。