中国、上海の黄浦区にあるマンハッタンビジネスホテルを利用。黄浦区は、よく上海を紹介される時にうつされる、あの夜景が綺麗な地区(高層ビル郡の対岸側)あたり。
マンハッタン バンド ビジネス ホテル(上海曼哈頓商務酒店)
Manhattan Bund Business Hotel
No. 81-85, Dianchi Road, Huangpu Dist. Shanghai, 200002 中国
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「曼哈頓」màn hā dùnはマンハッタンの音訳。
1842年~1943年までの100年間、この辺りは外国人が治外法権を持ち暮らしていた共同租界だったので、当時、欧米諸国が建てた西洋建築が今でも残っている。このホテルも昔の建物を改造したものらしい。なので、名前もそれっぽい建物が多い。昔の名残で今でも銀行が多く、川岸には中国のメジャーな銀行の支店が集結している。
マンハッタンビジネスホテルの場所は大通りから、ひとつ奥の通りに入ったところ。一つ裏道に入ると、雰囲気ががらっと変わるので、夜中だと少し怖い感じがするかも。場所はちょっとわかりにくいので、事前に地図である程度の地理は頭に入れておいたほうが楽。
私が行ったときは、欧米からの学生さんらしき一人旅の人や、女性の二人連れなど、欧米の旅行客が多かったです。場所的に観光地の近くで、コストパフォーマンスの良いホテルなので、若い旅行客が多いみたい。
マンハッタン バンド ビジネス ホテル(上海曼哈頓商務酒店) の部屋。
かなり狭い、けど壁の至る所に鏡を設置してあるので圧迫感を感じにくくなってる。
天井、建物自体が独特の雰囲気になってる。
入ったらすぐベットと、シャワールームがある。結構隣室の音とか聞こえる。
洗面台とか。狭いけど綺麗に掃除してあり、嫌な感じはしなかった。
部屋はほんとベットがあるだけ、ほとんどの部屋に窓もついていない。シャワールームや洗面台、トイレは綺麗にしてあるし部屋に清潔感があるので、ホテルは夜寝るだけ、という人でこの地区にホテルを探している人には十分おすすめ。
ホテルランキングで外難周辺のホテル上位にこのホテルがランクインされているけど、実際に泊まってみてランキングは結構当たってると思った。 需要にあったホテル。
上海の有名な観光地である、外難/バンド地区(←夜景を見る場所)や南京東路(←買い物する場所)までは、マンハッタンビジネスホテルから歩いて5分くらいの距離。外灘まで近いので、夜遅くでも夜景を見に行ける。地下鉄の駅からはそんなに遠くない。でも、ある程度移動に慣れていたら、地下鉄ですぐ移動できるし、わざわざこの地区に泊まる必要はない気がした。 逆にいうと、地理に不慣れな人は利用価値のあるホテル。
この地区は、建物は西洋風のものが多いけれど、建物を見て想像する雰囲気と実際の場所とには相当なギャップがある、別世界。観光客が非常に多く、田舎から出てくる人も多く、上海の中でもあまり雰囲気はよくない地区だと思った。オシャレスポット的なものもあるけど・・・。いろんな人がいるので、人間観察的に、一度は見ておくべきかも。
観光でこういうところだけ見て帰ると、偏ったイメージをもってしまう気がする。
そういえば、以前、上海は何も無い街、と言ってる人がいたんだけど、それについては、なるほどなぁと思う、好き嫌いが分かれる街だと感じる。
以上、マンハッタンビジネスホテル (上海曼哈頓商務酒店) の感想、レビュー
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