ミヤリサン2000錠のビンとパッケージ。楽天市場 Amazon
ミヤリサンを飲んでの感想
数ヶ月前にアマゾンでミヤリサンを購入しました。
ミヤリサンは、アマゾンのレビューを見るとやけに評判がいい。
アマゾンの整腸剤カテゴリの売上を見ても、ビオフェルミンより売れていたので、ちょっと気になっていました。
ちなみに、アマゾンで知るまでミヤリサンの存在を全く知りませんでした。
知名度でいうとビオフェルミンの方が圧倒的に知られていると思うんですが、そんな強力なライバルがいる中でどうしてミヤリサンがこんなに買われているのか?その人気の秘密を知りたくて自腹で購入してみることにした。
ちょうど1瓶飲んでしまったので、忘れないうちに感想を書いておきます。
ちなみに僕は、普段から整腸剤は常備していて、いつもはビオフェルミンを買っています。
まず、結論から
- 整腸薬としての効果は十分ある
- ビオフェルミンと比べて効果の違いはわからない
- ビオフェルミンとは菌の種類が違う(ミヤリサンは酪酸菌の宮入菌)
- 1日あたりのコストは約18円(私が買った値段で計算)
- ミヤリサン製薬は50年近く歴史のある会社
ミヤリサンを飲んでの効果
ミヤリンサンを1ビン飲みました。一言でいうと予想通りの効果でした。たぶん、このミヤリサンを買う人はビオフェルミンを競合に考えると思います。私の場合は、ミヤリサンもビオフェルミンも同じくらいの効果で両者の明確な違いはわかりませんでした。
ミヤリサンを飲むと、ビオフェルミンを飲んでいるときのように、お腹の耐久性が数段レベルアップし、肌の力もワンランク強くなっているのがわかります。整腸剤の効果を実感したことがある人ならわかると思いますが、あの整腸剤に特有の効果と同じでした。
私が購入したミヤリサンとビオフェルミンのパッケージ比較。同じような商品なのにパッケージには相当な差があります。ミヤリサンの方は、店頭では手に取りにくいパッケージのように思います。なのでアマゾンのおかげでよく売れてるのかもしれません。
調べてみると、ミヤリサンを作っている会社は家畜用の飼料なども作っていると知りなんとなく納得しました(笑)会社のサイトを見ると商品ラインナップにミヤリサンの家畜飼料用バージョンみたいなのもあった。
ミヤリサン製薬の公式サイトを見てもシンプルですし、広告とかデザインには関して独自のやり方があるのかもしれません。会社概要を見ると、50年近く歴史のある会社で、僕が思っているより実は有名な会社なのかもしれません。
ミヤリサンの錠剤の拡大写真。表面のコーティングは口に入れるとすぐ溶けます。
左から、ミヤリサン錠、ビオフェルミン錠、エビオス錠、1円硬化
ミヤリサンとビオフェルミンを両方飲み比べた時の明確な違いは、その効果ではなくて、口に入れた時の錠剤の溶け具合です。ビオフェルミンはなかなか溶けませんが、ミヤリサンは溶けるのが速い。口に入れた瞬間に表面のコーティングのような物が溶けるのがわかります。
ミヤリサンはビオフェルミンに比べるとかなり安いですが、この錠剤の処理の仕方とかにも価格の違いが出ているのかなと思いました(私の想像ですが)。
あと、包装のデザイン、広告などにもあまりお金をかけていない気がします。私はアマゾンで見るまでミヤリサンのことは知りませんでした。私は、ちゃんと整腸薬としての効果さえあればいいので、この辺のことは全く気になりません。というか、むしろこういう商品は歓迎です♪
ミヤリサン2000錠入ビンはかなり大きめ
左から、エビオス2000錠、ミヤリンサン2000錠、ビオフェルミン540錠
ミヤリサンに入っている「宮入菌」
このミヤリサンはビオフェルミンと同じく整腸剤で、腸の菌の状態を整えるために、外から菌を取り入れてやろうというもの。ミヤリサンとビオフェルミンで違うのは菌の種類です。
ミヤリサンは酪酸菌の中の「宮入菌」という種類です。詳しい説明はミヤリサン製薬公式サイト内の酪酸菌の科学参照。
一方、ビオフェルミンに入っている菌の種類は乳酸菌で、乳酸菌が三種類入っています。
コンク・ビフィズス菌末、コンク・フェーカリス菌末、コンク・アシドフィルス菌の3種類(ビオフェルミン製薬公式サイト:参照)。
説明を読むと、いろいろ専門的な事が書いてありますが、実際に私が飲んだ感じでは、違いはほんとわかりませんでした。←正確に書くと、感覚としては全くわからなかった、汗。狙っている効果は同じなので、当たり前の結果かもしれませんが。
ミヤリサンを飲むときにかかるコスト
私はミヤリサンの一番大きいサイズの2000錠入のビンをamazonで1,953円で買いました(⇒楽天はこちら)。なので1粒約1円になります。一回6錠ずつ1日3回食後に毎回飲むので、1ビンで約111日、4ヶ月近く持ちます。
1日あたり約18円。
一方ビオフェルミンは私がamazonで買った値段(540錠入2,499円)で計算すると
1日あたり約42円。
価格の面ではミヤリサンが半分以下です。
こういう物は個人差があるでしょうから、合わない人もいるのかもしれませんが、効果に違いが感じられず、しかも安くて、会社も長い歴史がある、となると、こちらを選択する人が増えるのも納得できます。これは時代の流れ的にもそうなってきているような。。。
私の場合は、試しに数カ月ミヤリサンを飲んでみて効果が確認できたので、これからはミヤリサンも選択肢に入れていくことにしました♪
追記:ミヤリサンの2000錠入りは今は売っていないようです。なので630錠入りが一番売れています。
これを書いている時点で再度、ビオフェルミンとコストを比較してました。
ミヤリサンの630錠入のアマゾンでの価格は1090円だったので、一粒あたり1.73円ですね。
1回6錠を1日3回(15歳以上)飲むので、1日当たりのコストは、約31円。
ビオフェルミンは逆に前よりかなり安くなっていて、2,030円。
1回3錠を1日3回(15歳以上)飲むので、1日当たりのコストは、約34円。
うーん、あまり差がなくなっていますね。
他に、強ミヤリサンという、菌の量が多い物が売れています。菌の種類は同じで、菌の量が多いだけなので、普通のミヤリサンの代わりに強ミヤリサンを買う人も多いようです。
。
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2011/06/04追記
ビオチン療法
amazonのレビューとかネットの記事を読んでると、ビオチン療法(皮膚病の掌蹠膿疱症に対する治療法)というものがあって、そのビオチン療法にこのミヤリサンを使うために買ってる人もいるみたいです。ビオチンとミヤリサンとビタミンCの3つを使うとのことで、以下に関連商品へのリンクをまとめておきます。
2011/12/20追記
過敏性腸症候群(かびんせいちょうしょうこうぐん、Irritable Bowel Syndrome:通称 IBS)
ネットを見ていたら、この過敏性腸症候群の症状を緩和する方法の一つとして、ミヤリサンが紹介されていた。
自分にも過敏性腸症候群の症状はあるんだけど、たしかにミヤリサンなどの整腸剤は、お腹の耐久性がアップするから、下痢やガスの悩みが緩和される効果が自分にはある。
感覚的にいうと、なにも飲まない時のお腹のレベルが30%だとすると、乳酸菌などを飲むと、70%くらいまで回復する感じ。
ただし、回復した状態に慣れてしまうと、調子に乗って、暴飲暴食や、体のメンテナンスを怠り、結果としてまた30%に戻ってしまう、ということがある。すでに30→70までカサ上げされていた状態なので、この状態になると、結果として乳酸菌飲んでも効かないと感じてしまう。
なので、ミヤリサンなどの整腸剤を飲んで調子が良くなっても、調子に乗らずに淡々と体と心のメンテナンスをすることが大切だと過去を振り返って思った。
整腸剤としては、上に紹介しているミヤリサン、今日ミヤリサンの他に、ビオフェルミン、パンラクミン、パンラクミン プラスなどがある。自分の場合は、どれも同じような効果があり、種類の違いによる、効果の違いはわからなかった。