シンワ測定の土壌酸度計72724を買いました。
家庭菜園のpHを測定する道具です。電池も必要ありません。
個人が趣味の畑で使うpHを測る計器としてはこれがベストでしょう。
そもそもどうして畑の土のpHを測るかというと、植物によって育つのに必要なpHが違うから。
現在の畑のpHを知ることができれば、目的の植物に最適なpHに石灰などを使い調整することができる。
基本的に日本の土壌は酸性方向に傾いているので、アルカリ方向に変化させることができる石灰で調整することになる。
酸度計という名前の通り、酸性方向しか測れないので、強いアルカリ性などは測れない。たぶんこの計器が水素イオンに関係する物を使ってpHを調べているからで、アルカリ方向になると水素イオンが減っていくので測れないのではと想像してみた。
そもそも植物は基本的に強いアルカリでは生育しにくいので、畑のpHを測る道具としてはpH7よりアルカリ方向はなくてもよいので、この変は気にしなくてもいいみたい。
測定結果を見るメーター部分はシンプル。
シンワ測定の土壌酸度計72724は何も余計な物がついていなくて、シンプルなのがいいです。
大きさがわかるように100円玉を横に置いてみた。見るとわかりますが、デザイン的に壊れやすそうな部分がどこにもないのが良いです、笑
基本的に常に持ち歩くようなものではないので、携帯性は求められないと思うけど。これだけコンパクトなら不満を持つ人はいないかと。
先っぽの尖っている部分を見るとわかりますが、金属(亜鉛)の測定部分が2段階に分かれていて、間にプラスチック部分がある。なのでここが電極になっていて、畑を水で濡らすことで、この電極の間に微量の電気が生まれて、それによって針が動いてpHを測定しているみたいです。メーカーのページに詳しいことが書いてないので正確なことがわかりませんが。
シンワ測定の酸度計は使い方も簡単で、畑を濡らしてから土の中に酸度計をしっかりと差しこむだけ。
目で見ていると針が動くのがわかるくらい反応が早いので、数分で結果がわかります。細かい数値を知るのには向きませんが、普通の一般家庭の個人が家庭菜園や、趣味レベルの畑で使うものとしては十分だと思いました。デザイン的にもいかにも実用性を求めた道具らしい作りも気に入りました♪