最近コンビニなどで買い物をする時、食品の裏に表示されている栄養成分表を必ずチェックするようになった。食品に含まれている物とそれらの体への影響等は、科学の分野で曖昧さがないので面白い。
成分表を見る時に、最初に見るのはカロリー、次はナトリウム量。この2つを重視してる。
この2つをチェックしていると1日に取っているカロリーと塩分量がだいたい把握できるようになる。
カロリーはそのままでわかりやすいけど、ナトリウムは塩分換算するなら計算が必要。
Naナトリウムの原子量22.98977
Cl塩素の原子量35.453
食塩NaClの分子量は
22.98977+35.453=58.443
58.443/22.98977≒2.54
だからナトリウム量に2.54をかけると食塩量になる。
ナトリウムはたいていミリグラム表示なので、その場合は1000で割るとグラムになる。
逆に食塩をナトリウムに換算するときは、食塩量を2.54で割るとナトリウム量になる。
食塩はだいたい日本人の大人の男性で1日9グラム未満、女性だと7.5グラム未満、高血圧なら6グラム以下、海外だとだいたい6グラム未満が基準値になっているらしい。
で、成分表を見始めると、お店で売っている物の塩分量の多さに気づく。
例えば、カップヌードルだと一個に4.6グラム(内スープに2.5グラム)
吉野家の牛丼だと、並で約3グラム、セットの味噌汁に約1.8グラム合計約4.8グラム。
ポテトチップスはうすしお味で85グラム入り1袋0.9グラム。
ラーメンや吉野家に比べるとポテチの塩分が以外に少なく感じる。やっぱりラーメンの塩分は強力で最近コンビニでもよく見かける正麺だと醤油味で1食分約5.8グラム、その内スープに約4グラム入っている計算。