押入れの下に置く大きな収納ケースを購入した。
以前使っていたものは金属製でケース自体がとても重く、各ケースを引っ張りだすときも力が必要で、結果として引き出しの出し入れが面倒であまり使わなくなっていた。前回の買い物の失敗から教訓を得て、今回、新しい収納ケース(チェストというらしい)を購入するにあたり以下の条件を考慮した。
- 全部プラスチック製(本当は通気性を考えると木製がいいんだろうけど、そこまで求めていないので)
- 大きな正方形のケースで6分割されているもの。(このくらいの容量は必要。縦に3分割しただけの物だと洋服を入れた時、1つのケースが重くなり過ぎ出し入れしにくい。また縦に2分割した物は、1つのケース内で洋服が縦に重なりすぎて下の洋服が潰れる。)
- キャスター付き。ちょこっと移動されるだけでもキャスターは必須。
- ケースは透明でも不透明でもなく半透明。(不透明だと中身が確認できず、透明だと古くなった時曇ったようになり見た目が悪い。)
- ケース部分にローラー等の複雑な構造がないもの。(新しいうちはローラーがあるといいが、古くなると出し入れがしにくくなる故障の原因になりがち。各ケースが小さければ軽いのでローラーなしで十分だしシンプルなので壊れにくい。)
- 中途半端にお洒落感を出さず、極オーソドックスでシンプルなもの。
最初ニトリで押入れチェストをいろいろ見てた。家に持って買えるのが大変そうだったので、家に帰り、アマゾンで物色するとアイリスオーヤマの商品が極極オーソドックスで良さそうだったので注文して到着したのが以下。
購入した【アイリスオーヤマ 押入れチェスト OC-746】。
極限までコストダウンしてあるのか説明書すら入っておらず、梱包してあるダンバボールに組立方法が印刷してある。
中身。自分で組み立てる必要があるが、非常に簡単なので15分もあれば完成する。プラモデルの部品をニッパーで切り取る作業に似ているので、家庭用のハサミではなく、工具のニッパー(こういうの→DIY・工具ニッパー)があると作業が捗る。小さいハサミだと大変だと思う。
具体的な作業は、プラスチックの部品(支柱)を切り取って、プラスチックの板に嵌め込み、最後に車輪をつけて完了。ネジや接着剤は一切使わない。この作業分のコストでいくら価格が安くなっていて、梱包が小さくなる分いくら輸送費が安くなっているのか興味がある。
約15分でこのように完成。このプラスチックはそれほど頑丈ではないが、洋服収納ケースとしは十分な強度があり問題ない。組み立て式だけど、全体的な構造も必要十分にしっかりしている。注意点として、使う予定の部屋で組み立てないと、このケースは結構大きいので組立後に部屋に持って行くと、ドアのところで引っかかる可能性がある、というか引っかかったので一度分解して再度組み立てました・・・。
1段の左右に一個ずつこのケースが入っている。1つのケースが小さいから、全体の強度が強く、洋服で重くなりにくいので、ケースにはローラーはついていないが、出し入れはストレスなく文句はない。
さっそく洋服を入れてみました。今まで出し入れに力がいるのでほとんど使っていなかったけど、この手のケースはやっぱり便利です。洋服を整理すると精神的にも、すっきりします。
このケースを押入れの下に入れた後、さらに横に結構な空きスペースができたので、そこにこの半分の幅の同じようなケースをニトリで買ってきて設置した。ニトリには、個別に一個ずつ重ねて利用できるタイプで、各ケースは引き出し式になっているものがあるので、それを選んだ。ニトリのケースを買ってきて、このアイリスオーヤマのような3×3のケースも作れるが、1個1,000円~1,500円で、コスト的にはほぼ同じにある。
こういう収納ケースを買う時に気をつけないといけない点がサイズをキチンと計ってから買うこと。最初通販で買おうとしていたケースは表示のサイズだと押入れに入るけど、一番下に車輪を付けた時のサイズだと、押入れに入らない大きさだったのを注文の直前に気づいた。なのでちゃんと車輪装着時のサイズを調べて、押入れのサイズも調べてから注文する必要がある。押入れのサイズを測るときには、こういう巻き尺タイプのメジャーが便利。
【amazon】アイリスオーヤマ 押入れチェスト OC-746
【楽天】アイリスオーヤマ 押入れチェスト OC-746