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コリドラスの水慣らしは必須

熱帯魚のお掃除屋さんとして有名なコリドラスってあまり繊細なイメージは無いんですけど(←完全に見た目からのイメージ)、
お店から買ってきて、水槽に入れると、2,3日目で死んでしまうパターンが非常に多い。(ネット上を見ると、飼っている魚が死ぬことを×と表現するらしい。)
最初の数日を無事に生き延びさえすれば、あとは年単位で元気に生きてくれる。

今まで、なんですぐに死んでしまうのか、謎だったのだけど、通販をしているペットショップのサイトを見ていると、
コリドラスの説明のところに、「水槽に慣れてしまえば丈夫なので長生きしますが、水質の変化に非常に弱いので、導入時の水合わせは丁寧にやってください。」と注意書きしてあるのを見つけた・・・。

今まで、一応水合わせはやっていたものの、30分とか1時間とか、丁寧にやらずに、いつも10分くらいで
すぐに水槽に入れてたんですよね・・・、反省。

ついでに、コリドラスの種類についても調べた。どこのペットショップにでも置いてあるのはだいたい以下の3種類。

コリドラスって基本的に見た目は地味だけど、このコリドラス・パンダが、パッと見で綺麗、なので人気の種類。ただし水質の変化には特に弱いらしい。近所のペットショップだと、結構お高いんですが、ネット通販だとかなり安い。

▼コリドラス・アエネウス(3匹)

▼コリドラス・アエネウス(3匹)
価格:770円(税込、送料別)

通常赤コリと呼ばれている種類で、単にコリドラスというと、このコリドラス・アエネウスのことを言う。色は地味、5年以上飼育していたことがありますが、まるまると太って、そこそこ貫禄が出ていました。

上の、赤コリと同じ種類のアルビノがこのコリドラス・アエネウス・アルビノで、通常白コリと呼ばれている。

パンダが一番きれいなので、よく買っていたんですが、すぐ死んでしまうことが何度もあったので、あまり買わなくなり、今の水槽にも赤コリのみ。
何がいけなかったのか原因がわかったので、今度またパンダコリドラスを買ってきて飼育する予定。

エアレーションセットを購入

水槽にエアレーションを導入してみた。

細かい泡が出るのは人間が見ても綺麗だし、酸素供給量と水流が増えて魚も喜ぶのでいいことずくし。

買ったのは楽天のcharmで売っていたエアレーションのセット、全部込みで3千円でした。必要なものが全部入っているので、他に何も用意する必要はなかったです。

【まとめ割】SSPP―3S+逆止弁+キスゴム×3+チューブ3m+いぶき 18φ×300 【あす楽対応_関東】

内容は、

  • エアポンプ(水作 水心SSPPー3S)(amazonで見る
  • いぶき セラミックエアーストーン 18φ×300(amazonで見る
  • 逆止弁(ポンプへの水の逆流を防ぐ)
  • キスゴム×3(チューブを水槽内で固定するもの)
  • チューブ3m(エアを送るためのもの)

このセットは安い!さっそく届いたので装着したところ大変気に入りました。以下が実際に水槽に入れてみた写真です。

泡が分かりやすいように水中に浮かべています。使用しているポンプは水作という会社の水心SSPPー3Sという物で空気の量を調整できます。上の写真が中くらい、下の写真が最強です。

エアレーションセット

このくらいの強さだと、非常に細かい泡が出てとても繊細な印象が出ます。写真には写ってないけど、目に見えないくらいの細かい泡がたくさん出てる。鑑賞目的ならこのくらいが落ち着く。ちなみに最弱にすると眼に見える泡はほとん出ません。。

いぶき セラミックエアーストーン

これは最強MAX、かなり大きな泡で、豪快な印象が出ます。

水心のSSPP3のもう一つパワーが上のポンプが水心のSSPP2で、SSPP2の最弱状態はこのSSPP3の最強と同じようです。注文するときにどちらにするか迷ったのですが、小さい方SSPP3にして良かったです。90センチ水槽の場合はSSPP2と書いてありましたが、私のような細かい泡が好きな人なら90センチ以上の水槽でもSSPP3で十分過ぎました。

水心のSSPP3のポンプの音について

レビューを見ると音が小さくてびっくりしたというレビューが多いです。実際に使ってみると、たしかに音は小さいですけど、出力を最強にすると結構ブーンといって振動します、音は小さいけど、本体の震え方が大きい。出力が中から以下だと一気に振動も下がります。

どちらにせよ、水槽の裏側などに置いておけば、存在にまったく気づかないレベルの物です。なので音に関して不満はなく満足しています。出力の調整も簡単でした。あ、電気代は月60円くらいとのこと。

いぶきのセラミックエアーストーンについて

いぶきのセラミックストーンがどんなものか知らずに注文したんですが、届いたものをみると、セラミックストーンの太さと重さにびっくりしました。手で持つとどっしりと重さを感じます。調べてみると、

セラミックストーンの特徴は、

セラミックなので非常に硬くて細かい穴が沢山あるので、長期間に渡ってストーンの形が崩れず、細かい泡が出やすい。あとは、重いので、設置がしやすいということらしい。

エアレーションというと、昔はブクブクと大きくて雑な泡がボコボコ出ていたイメージがあるんですけど、最近の物は非常に細かい泡が出るのでちょっと感動しました。値段も手頃でしたし満足できる買い物でした。魚たちも以前より動きが活発になり喜んでいるようです。

これが私が買ったエアレーションセットです。

何も不満はないんですけど、逆流防止弁って試しに口で空気を送ってみたら結構抵抗がある感じだったんですけど、ポンプに負担がかかったりしないんだろうか。あといつも思うけど、ここの包装とか対応は非常に丁寧で感心します。

Life: The Science of Biology [CD-ROM]とか

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最近よく売れている、ブルーバックスの「アメリカ版 大学生物学の教科書」、それの原書の方の付録CD-ROMがあったので買ってみた。アマゾンを見たら、このCDには教科書の内容が入っているのか質問してる人がいたけど、あくまで付録なので、本体の内容が全部入っているものじゃないです。

中身は、ごく簡単なチャプターごとのまとめと、動画や図、内容確認のためのクイズなどが入ってる。欧米の教科書の付録によくある感じの内容。よくできてるとは思うけど、動きにタイムラグがあるし、操作がわかりにくいし使いやすいとは感じなかった。ただ、動画や図、文章の説明自体は簡素でとてもわかりやすい。

Life: The Science of Biology(amazon)

蜘蛛の糸の種類について

今月号のニュートンを読んでいたら、面白い記事を見つけた。
クモ(雲じゃなくて生き物の蜘蛛の方)の糸についての特集で、
「クモの糸は夢の繊維?やわらかいのに鉄よりはるかに強い不思議な糸」というタイトル。

昔からクモの糸は良くできてるなあと思ってました、今ではクモの糸のことが科学的にだいぶん解明されているようです。このニュートンの蜘蛛の糸の特集を読み、少し蜘蛛の糸について把握できたと思います。

一番なるほどなぁ、と思ったのは、蜘蛛は使う場所や用途によって糸の種類を変えているということです。自分がぶら下がるための糸は2本が絡まった糸で片方が切れても大丈夫なようになっており、強度も一番強い。巣を作る糸に関しては縦糸は粘度が蜘蛛自身が移動するために使うので粘度はなく、横糸は獲物を捕らえるために粘度がある糸で作られている。これ読んで凄く興奮しました。面白いですねえ、生き物ってほんと。

蜘蛛の糸がやわらかいのに丈夫な理由も詳しく解説してあったから少しは理解できました。蜘蛛の糸を作っているアミノ酸の構造に秘密があるようで、規則正しく並んだアミノ酸配列と、ばらばらになっているアミノ酸配列があり、規則正しく並んでいる部分はお互いにくっついて結晶をつくるから、そこで蜘蛛の糸の強度が生まれ、ばらばらに並んでいる部分で柔軟性が生まれているようです。(ここはいまいち正確に理解できなかった)。ちなみに、巣の横糸などに使われる粘度が高い糸は、糸が綺麗な直線ではなく、太い部分と細い部分が交互に並んだようになっていて、そのデコボコに物が引っかかることで、粘度が生まれているようだった。

こういう説明というか解説は写真やイラスト付きのほうが圧倒的に理解しやすいです、科学の専門知識がない人にも理解しやすいような入門者向けの解説がもっと増えてくれば嬉しいものです。蜘蛛の本って思ったより本が少ないんですが、下の本は図鑑なんですが、よくできていると思います。

→ 日本のクモ (ネイチャーガイド) 新海 栄一

クーリエジャポンが面白い

COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2009年 11月号

最近この、クーリエジャポンを毎月欠かさず読むようになった。
この雑誌は他の雑誌にはない記事が読めるから、面白い、ということに気づいたのが最近。
雑誌類はメジャーなやつはほとんどチェックしてるけど、このクーリエジャポンは食わず嫌いで、それまでロクに読んだことが無かったんですよね。逆に、最近はほとんどのメジャーな雑誌は別に読まなくてもいいかなと感じてきてる、どれも似たよな内容で別に書いてある情報を読む必要があるのか疑問で・・・。もうすでに1冊5分以上読むことはないような、超拾い読みしかしてないんですけどね。

で、今月号のクーリエジャポン。坂本龍一さんは好きなのでその記事もまあまあでしたが、一番面白かったのは、生物関係の記事。バイオテクノロジーの分野でも、かつてのITのグーグルやアップルのようなベンチャーが生まれる可能性はあるのか?という記事。今は、例えばDNAの塩基配列を調べるDNAシークエンサーなどの機械の価格がすごく下がってきていて、DNA関係の研究に必要な機械類が研究室から個人の部屋に向かおうとしているらしい。昔コンピューターが普及して、価格が下がりパソコンとして個人が使うようになったのと似たような状況がくるんじゃないかという話で、すごくワクワクした。この分野には凄く可能性を感じます。