年別アーカイブ: 2009年

外国語を効率よく話せるようになる方法

外国語を効率よく身につけるにはアウトプットをし、脳にアウトプットするための回路を作ってやるのが一番。というのが今のところの僕の結論。
ただ今までやってこなかったことをやるにはエネルギーがいる。なので戦略を立てる必要がある。
子供の頃からの学校での勉強でインプットには慣れている。しかしアウトプットの機会は圧倒的に少ないから、どうやってアウトプットしたらいいのかその方法が体に染み付いてないんですよね。今になって思えば小さい頃からアウトプットの習慣を身につけていた人もいたことに気づきます。

今までアウトプットしていなかったのにいきなりアウトプットをしようとすると大量のエネルギーが要るから挫折しやすい。大量のエネルギーがいるのは今まで脳に存在しなかった回路を作ってやる必要があるから。この回路は使う回数が増えるほどその回路を使うために必要なエネルギーは少なくなる。またあるアウトプットを複数の方法でおこなうことによってそれに必要な脳内の回路は複雑になり、その回路を使うためのエネルギーは少なくて済むようになる。

以上をふまえてこれからやっていこうと考えている方法が以下です。
まずは外国語での英作文です

・毎日コツコツやる
・必ず最低限使う単語や文法を決めて作文する(ある程度まとを絞ることで必要なエネルギーレベルを低くしてやる)
・自分が知らない表現でもなんとか自分が知っている単語、文法で表現しようと工夫してみる。(脳内の回路が複雑に張り巡らされて記憶が強力になる)
・どうしてもわからないものはそのまま日本語で書いておき、後でわかったときに作文する。(わからないものにこだわり過ぎたら挫折する)

会話についても作文と基本的には同じですが、特に自分が知らないものでもなんとか自分が知っているものを使い表現することが重要になりそうです。
あとは外国語も日本語もただのツールに過ぎないのだから文脈の中での使い方を意識してやると脳内の回路が複雑に張り巡らされて効率よく、そして強力に身につく可能性が高くなると思っています。

生活を変化させる方法とか優先順位

あまりに時間を無駄に使いすぎている。別に自分で無駄に使っていいと思ってるならこれでいいんだけど、もっと1日1日を有効に使いたいと考えているのでどうにかしたい。このブログをはじめたのも少しでも何か生活に変化を起こしたかったから。まだ時間を有効には使えていないけど、こうやって文章を書くということを以前はやっていなかったから、生活に変化を起こすという目標はほんの少しだけ実行できたと思う。

時間の使い方については、まずやるべきことリストを作り、優先順位の高いものから時間を割り振っていく、もしくはやるべきことリストの一番下から片付けていく、という方法があるが、その前に自分が何をやりたいかがはっきりしていないと優先順位を考えることができない。また優先順位を考える前に、自分が選べる選択肢を把握していないとリストを作ることはできない。

自分の目の前にある選択肢のカードを把握するには頭の中に曖昧な状態で存在している選択肢をできるだけ全部文字にして紙などに書いてしまうことが有効らしい。自分の考えなどを文字に書くと頭の中が整理されるというのは実感としてあるので、この方法をコツコツやっていく。

いきなり大きな目標を立てても挫折しやすいから、今の自分にできること、できるのにやってないことをまずはリストアップする。その中から優先順位を決めるという段階に行く前に選択肢をリストアップすることによって頭の中が整理されるから、また新しい考えや展開に巡り合うかもしれない。

今日の結論は頭の中にある選択肢、これはイコール悩みでもある、をできるだけ全部紙に文字で書いてみる。とりあえずはこれだけやってみる。

携帯用にQRコードを簡単に作成する方法

パソコンで見ているWORDPRESSのブログを携帯から見る場合にわざわざアドレスを打ち込まなくても、QRコードがあれば携帯電話のカメラで読み取るだけで済みます。サイトやブログのURLアドレスを簡単にQRコードに変換するソフトがあるのでこれを使えば1分でURLアドレスをQRコードに変換できてしまいます。

QR Code Editor
窓の杜から無料でダウンロードして使えます。使い方も簡単で説明書は見なくてもちゃんとQRコードが作れました。

このソフトを使ってこのブログのURLをQRコード化したのが以下です。
QRコード

試しに自分のドコモの携帯でバーコードリーダー機能を使うとちゃんと読み取れました、めでたしめでたし。

メモとかノートの使い方とか情報整理について

最近ノートの使い方とか情報整理の方法についてある程度自分にあったやり方が決まってきたのでメモしておく。
といってもガチガチに方法を決めているわけではなく一番大切なのは柔軟性だという結論になりました。普段使うのはB5(たぶん一番普及しているノートのサイズ)またはA6のノート。一番よく使う何でも書き込むノートには持ち運びに便利なA6ノートを使うことが多いです。英語と中国語の勉強をしているので、これには別にB5のノートを1冊づつ使っています。ある程度ジャンルが絞れているものには大きめのノート、雑多な情報を書くのには小さいノートが適しているように思います。またひとつの考えをまとめたいときには折りたたんで持ち運びが便利なA4のレポート用紙、または、マルマンのスケッチブックを使っています。スケッチブックを使うのは自由な発想を書くのにはできるだけ線がなく無地のものが良いと考えているからです。

ノートには前からどんどん書きたいことを書いていきます、細かい分類は放棄することにしています。重要な情報は脳が自然に整理すると思っているので、ノートに書くことによってその働きを強化できればいいと考えている。また脳は曖昧な情報を扱えるのが強みなので、厳密に分類すると脳の強みをかえって邪魔するようで気持ち悪い。

使っている筆記具は三菱鉛筆のジェットストリームシリーズの3色ボールペンです。jetstreamで文字を書いたときの滑らかさは気持ちよいです、ただ書き始めでときどきかすれることがあるのが不満です。

関係ないけどもノートを買うときに困るのはサイズですね、A5とかB5とかノート自体に書いてないから、間違えて他のサイズを買ってしまったことが何度もあります。ただ僕が知らないだけでどこかに書いてあるんだろうか。

村上龍の新刊”無趣味のすすめ”で気になったところ

JMMから村上龍の新刊の紹介メールが来ていた。久しぶりの新刊か~と喜んでいたら内容はゲーテに連載されているものを集めたものだった。ゲーテには興味がないが村上龍の連載だけは読んでいるのでちょっとがっかりした。がっかりしたけどまとめて読んでみたかったので目を通してみた。
そういえば連載中の” 歌うクジラ”はいつ単行本になるんだろう?村上龍の年齢からいって残せる長編作品はもうあまりないはず、この歌うクジラには期待している。

”無趣味のすすめ”で僕が気になったは

「オーラの正体」
★その人物に関する物語性を伴った情報がその人物のオーラを形作る。

物語というのはやっかいなものですね

「集中と緊張とリラックス」
★集中と緊張はまったく別のものだ。緊張しているときには何かに集中できない。

車の運転をしているとよくわかる。緊張していると体がガチガチになって余計運転が下手糞になってしまう。余所見をしたりするのではなくリラックスして体にチカラが入ってない時が一番周囲に注意を払えている。

「優れた道具」
★問題は、メモを取らなければいけないほど重要な情報に常に飢えているかどうかだ。

メモに関する本はたくさん出ています。重要なのはメモ自体じゃないのにのめり込んでしまうのは危険です、ええ、自分もそういう傾向があるからやばいです。試験前に部屋の掃除を始めて勉強をしないで終わるタイプはです。少し前に出た””情報は1冊のノートにまとめなさい”はその辺で疑問を感じていた層をうまく取り込んだ感じがする。とにかくできるだけシンプルにやってメモは忘れるための儀式だ!とまで言っていた気がする。メモなどはただの手段に過ぎないのだから懲りすぎないのがポイントだと思う。

「ときに投資は希望を生むが…」
★貯蓄が提供するのは「安心」だが、投資はときに「希望」を生むことがある。

1日24時間というものをどう使うか?これが一番基本的な投資というもの。まいにちコツコツやってる人にはかなわないと、語学を身につけた人をみているとよく思います。

「金融不安と大不況」
★新鮮な空気を吸うためには、外に出る必要がある。

不安になって限界まで追い詰められると、自然と外に目を向けるのは本能なんだろうか。

「ビジネスにおける文章」
★正確で簡潔な文章という理想があるだけである。

これがこの本で一番印象に残った文章。僕はだらだらわかりにくい文章を書いてしまうので、胸がチクリとしました。ダメな文章を書く人は自分が何を書きたいかわかっていないのではないか?はいその通りです。

「企画の立て方」
★アイデアは「組み合わせ」であって、発見などではない。

自分が優秀だと思い込んでるとアイデアを0から生み出そうとして苦労します。その点本当に優秀な人は組み合わせの大切さに気づいていて、情報を取り入れることに柔軟な気がします。情報に飢えているけども多数派に流されないという感じでしょうか。

村上龍はいつも僕が脳内に想定しているハードルのひとつ上を越えてくる、それはこの”無趣味のすすめ”でも変わっていなかった。
昔、初めて村上龍の本に出会ったとき、こんなのめり込める小説があるのかと驚いた。そしてつぎつぎに彼の作品を読み漁っていくと作品の書かれた年代順に関係なくそれまでに読んだ村上龍の小説によって僕の脳内に作られた村上龍の小説に対する評価のハードルを常に上回ってきて興奮した。この本を読んでその頃の脳内の化学変化を思い出した。

とても面白い本ですが、他人が言うことをそのまま真に受けたらいけないので、まずはこのブログに感想を書いてみました。

無趣味のすすめ
無趣味のすすめ 村上龍

おすすめ平均
stars(悲しいが)長年のファンには力の衰えを感じさせる作品。
stars才能を浪費する天才
starsしょせん村上龍はドラッカーにはなれない
stars無理して趣味を作る必要はない。

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