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Pythonの初心者向けの本「Pythonスタートブック」と「みんなのphython」を買った。

Pythonスタートブックとみんなのphython
Pythonの初心者向けの本を購入。

買ったのは、「Pythonスタートブック」と「みんなのphython」という本。
プログラムの本って大抵入門者向けの定番本が2,3冊あって、Pythonの場合はこの2冊みたい(定番本は、PHPだとやさしいPHP 第2版 (やさしいシリーズ)、Perlだと[pc-only]新版Perl言語プログラミングレッスン入門編、RubyだとたのしいRuby 第3版あたり)。本は買うかどうか迷うのに時間使うより、買って失敗したほうが結局得な場合が多いので、両方とも買ってみた。

  • Pythonスタートブック
    プログラム経験0の人を対象に書いてあるので、スイスイ読んでいける。親切丁寧な設計なので土日を利用して集中してやれば2日で最後までいける。けど、後半から出てくるサンプルが、PC上で動く亀やお掃除ロボットの話なので、ウェブアプリ関連のものを作ろうと考えてる人にとっては退屈だと思う。ただ基本的なPythonの使い方の説明はわかりやすいので、やる気があるうちにざっと最後まで目を通すと良さげ。とっつきやすい分、すぐ物足りなくなるので、使う期間は少ない本。
  • みんなのPython
    「Pythonスタートブック」ほど丁寧な本じゃない。その分もっと詳しいことも含めて全体を網羅してある。1から全部読もうとすると挫折するので、逆引き的に使い、興味がある部分だけ読んでる。
    「Pythonスタートブック」を先に読んでおくと、欲しい情報を探すにはどこを見ればいいか?やこの部分は何の意味があるのか?などの検討が付きやすくなると思う。
    逆に一冊目からこれを読むと、今読んでいる部分が何の役に立つのか?がイメージしにくくて、さらにページ数の多さにやる気が削がれる気がする。

最低限の基礎知識がわかったら、実際に動くプログラムを見ながら覚えるのが手っ取り早いので、
Google App Engine スタート ガイド: Python
を見ながら、わからない部分を本で調べつついじってみてる。
グーグルの説明はサンプルコードが短くて、そっけないくらい余計なことが書いてないとこがいいと思う、わけがわからない専門用語が多すぎだけど。
フレームワーク、テンプレートエンジン、データベースへの出し入れが全部このサンプルに入っているので、ここだけ理解できれば応用範囲は広そう。

ニシキヘビでGoogle App Engineを使ってみた。

世界最大のヘビといえばアナコンダ(Eunectes) を思い出すけど(10メートルくらい)、長さで比べるとニシキヘビ(Python)も世界最長クラスらしい。
ただ、ニシキヘビの方がスリムなので、巨大さでいうとアナコンダが上みたい。

今はペットの生体のネット通販も進んでいて、ニシキヘビも通販で買えてしまう。
下のポールパイソンは安価で飼育しやすいため、ニシキヘビ飼育の入門種となってるらしい。ちなみに空輸はできない。
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【送料無料】ボールパイソン CBベビー

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価格:5,980円(税込、送料込)

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で、とりえずGoogle App Engineを使おうと思い、さっそく登録をしてみた。
Google App Engineは普通のレンタルサーバー的な使い方もできるけど、JavaかPythonを使ったアプリケーションを作ることで力を発揮できるっぽい。基本的に無料で、ある程度アクセスが増えると課金されるらしい。データベースはMySQLは使えず独自の物。

まずは最初に登録作業があるけど、方法は簡単で全部で10分くらいでできた。

Google App Engineからログイン(グーグルアカウントを持ってなければ作る。)

国名→携帯キャリア→ユーザーネーム(携帯アドレス)と入力していく(スパム防止のためみたい。)

数秒で携帯メールが来るので、メールに書いてある数字を入力して認証。

ドメインとタイトルを入力。サブドメイン部分は変更できない。タイトルは変えれる。

これで登録は終わり、ダッシュボード画面が見れるようになる

次は開発するための環境作り。

JavaかPythonしか使えない。私はPythonを選択。

まだPythonをインストールしてなければインストールを済ませておく。

以下よりPython用のツールGoogle App Engine SDKをダウンロード。
Google App Engine SDK のダウンロード

インストールが終わったら、Google App Engine Launcherを起動して、新規アプリ作成から、名前と使用するフォルダを決めれば終わり。

RUNでテスト、Deployでサーバーへアップロード。

あとは好きにいろいろ実験。
Google App Engine スタート ガイド: Python
この辺とか見ながら、Pythonを使うのも初めてなので、Pythonの使い方を覚えつついじってるところ。
実際に作りたいものを決めて、そっから逆算して覚えると早い。

スカイプでエラーコード1603が出る場合の解決方法。

スカイプを再インストールしようとしたら、エラーコード1603というものが出てはまった。
解決方法を検索しても、なかなか見つからなかったので、誰かのために解決までの記録を残しておきます。結論を先に書いておくと、マイクロソフトのWindows Installer CleanUp Utilityという物を使ってスカイプを削除すると解決しました。詳しくは以下。

どんな問題が出たか?

ウィンドウズビスタにて最新のスカイプのバージョン5.1を入れていました。
前のバージョンに戻したかったので、コントロールパネルのプログラムのアンインストールから、スカイプをアンインストールしました。その後、前のバージョンを入れようとしたけど、インストールの途中で「Skypeエラー:コード 1603 インストール中に致命的なエラーが発生しました」みたいなエラーが出て、強制的にインストールが中断されて困りました。

スカイプのアイコンは残っていたので、試しにクリックしてみると、なぜかアンインストールしたはずの最新版のスカイプが普通に起動できてしまう・・・。プログラムファイルフォルダにあるスカイプのフォルダを丸ごと削除しても同じで、すぐファルダごと復活してしまう。(コントロールパネルのプログラムのアンインストールの画面に出てくるリストを見ると、なぜかアンインストールしたはずのスカイプが消えていない。何度やっても消えないので何かエラーが出てるっぽい)

skypeでエラーコード1603が出た場合の具体的な解決方法

グーグルで検索して調べると、レジストリでskype関連の物を検索してすべて削除すればいいとか、何かファイルを削除すればいいとかあったけど、それで解決したという人が見当たらなかったので、試しに英語で調べてみると、スカイプの公式サイトの英語のフォーラムで信用できそうな情報があったので試したらあっさり解決しました。
見つけたのは以下の書き込み。

Skype Community English Windows Fix for installer error 1603
アップグレードの場合に、エラーコード1603が出る場合の対応で、これで解決しなかったという書き込みもあるけど、同じエラーコードなので試してみたら私の場合はあっさりと上手くいきました。内容は超訳すると、マイクロソフトのツールをインストールしてスカイプの物を削除してみて!という感じ、たぶん。

ただし、上のリンク先で紹介されているマイクロソフトのページ(http://support.microsoft.com/kb/290301)を探してもそれらしきツールはありません。以前はそのページからマイクロソフトのWindows Installer CleanUp Utilityツールがダウンロードできたらしいのですが、公開が終わっているので、他の場所でダウンロードしてインストールしました。このツールは場合によっては、何か問題がでることがあるらしいので、マイクロソフトの公式ページではツールの公開をやめたようです。なのでツールの利用は自己責任でやってみました。(Windows Installer CleanUp UtilityやWindows Installer Cleanup ユーティリティで検索するとダウンロードできるサイトが見つかりました。)

Windows Installer CleanUp Utilityをダウンロードしてインストールし、起動したら、パソコンに入っているインストーラー?のリストが出てくるのでスカイプの物を削除しました。私の場合は、リストにskypeの文字はなく、ただスカイプのバージョンの数字だけが出てきたのでちょっと不安でした。スカイプのインストーラーを削除したあと、そのまま古いバージョンのスカイプをインストールしてみたらあっさりとインストールできました。

上で紹介したスカイプのフォーラムの書き込みを見ると、この方法でも解決しなかった人もいるようなので、その場合の解決方法はわかりませんが、取りあえず、私の場合は上手くいったのでメモを残しておきます。

*その他
以前はスカイプ用のマイクは1000円以下の安いものが人気だったようですけど、久しぶりにアマゾンを見たら最近はUSBタイプのマイクが雑音が少ないとかで人気のようです、値段も2000円前後まで下がってお手ごろになっています。例えば、ロジクールだとLOGICOOL USBヘッドセット H330、サンワサプライだとUSBヘッドセット MM-HSUSB13BKなどがお手ごろ価格。

読書メモ:「大発見」の思考法

「大発見」の思考法 (文春新書)
「大発見」の思考法 (文春新書)
こういう本当に優秀な人の本を読むと、頭が刺激される。
iPS細胞の山中伸弥さんとノーベル賞を取った益川敏英さんの対談。

頭に残ったことのメモ。

  • 人間には2種類いる。最短距離の直線で目標に向かう人と、回り道をしてグルグル遠回りして目標に向かう人。
  • ほとんどの人は最短距離を選びたいと思うが、二人はその時その時で、ふらふらと面白い方向に向かっていった。
  • 最近の学生は、実験機器の進化によって、何かやっているという実感をもてない人が多い。
  • 次世代のDNAシークエンサーの仕組みなど、正確にわかってる人はほとんどいない。
  • そういうことを気にするんではなく、課題を見つけることが重要。
  • みんなわからないんだから、とにかく実際に実験してみる。
  • 予想外の実験結果が出たときに、がっかりするんでなく、それをきちんと観察できる人がいい。
  • 夜遅くまで残って論文を書いたり、実験してる人がいるが、何のためにやってるかちゃんと考える必要がある。
  • 大きなビジョンをもって、実際には、できることを着実にやる。
  • 日本だとポスドクで行き詰る人が多いが、米国だと他に道がたくさんあるので、ネガティブなイメージはなく、幸せに生きてる人が多い。
  • 頭がいい人はある程度まではすんなり行くが、そこでピタッと止まってしまう。
  • 米国の大学で、プレゼンテーションの訓練をして、人間が変わった(山中教授)
  • 日本で研究してるのは、家族がいるから。

一般的に思われてるだろうこういう優秀な人たちのイメージと、実際に本人たちが話す内容から感じるイメージとの間には凄くギャップがあるというのが一番印象に残った。特に山中教授のほうは、学生時代はラグビーをやってたとか、研究から離れて医者として働いたり、米国から帰って日本の研究環境に失望してウツになって、研究をやめようと思ったとか、生物学を勉強した記憶はないとか、興味深い。

メモ

  • 前々回の続き。試しに、このブログのアクセスの多いページから順にアマゾンリンクを携帯にも対応させてみた。
  • その後、24時間の結果は、PCからのクリック64回、携帯から37回。モバイル経由で注文が入ってるのも確認できた。
  • 前から携帯にも対応させたかったけど、方法がなかったので、このバージョンアップには感謝。
  • 携帯はクリック率がかなり高い、わざわざ自分で検索するより、リンクをたどったほうが早いからだろうか。記事の内容やリンクの貼り方にもよるんだろうけど。
  • モバイルからのアクセスは全体の3割、モバイルの中でアイフォンの割合は14%。
  • アクセスが多いのは、興味がない人には全く興味がないだろうマイナーな記事ばかり。このブログはレーダーとして使っている面もあるんだけど、誰か他人が言ってることではなくて、実際の生のデータは面白い。