内陸部の某地方都市。
電車で移動中はずっと外の景色を見てたけど、延々とマンションが建設されていた。パッと見豪華に見えるけど、よくみると凄く安っぽい、というのが正直な感想。あんなマンションを無理して買って大丈夫なんだろうかと余計なことを思った。
ここも地下鉄などのインフラは驚くほどよく整備されてる。地元の人も凄く便利だと言ってた。だいたい50円以下で移動できる。上の道路の交通渋滞は酷い。タクシー、バスなどひと通り全部体験したけど、車を運転する楽しみとかは無い(笑)
コーナリング性能がうんぬんの高性能の車を売っても意味ないなと思った。
銀行の数がとにかく多い。でも、銀行で両替しようとふらっと入って整理券をもらうと、1時間以上待つ必要があると言われる。地元の人に聞いても、いつもそんなものだと言われた。銀行の職員の人は親切。
なぜか、どこに行ってもKFC(ケンタッキーフライドチキン)のお店がある。この頃になると、道路の横断にも慣れてきてた。人が優先だから、車のことは気にしなくていい(逆の気がするけど)と言われたが、小心者なのでキョロキョロしてた。極一部だけど場所によっては信号をちゃんと守っている場所もあり暗黙のルールがあるっぽい。
生存競争が激しいので、周りのことを気にしないのも仕方ない気がした。電車の中でも好き勝手に話せたりするのは楽しい、けど日本人の金銭感覚があるから、どこかで上から目線で見てる気もした。経済面で余裕がないと生きて行くのは相当厳しいだろうとは容易に想像できる。
決断が早いのも周りの環境の影響が大きいと思う。今の日本がいいとか悪いとかじゃなくて、自分が得意な物を生かすのがいいと思った、それ以外で勝負しても勝負にならないはず。
こちらでのお世話をしてくれた方が、結局1円もお金を使わせてくれなかった。何から何まで面倒見てくれた上に、こちらの飲み物のお金さえ絶対に受け取らないので、困った。相手は年下で、収入の差とか考えるととても奢ってもらうわけに行かないので、そんなに奢られたら困るというと、それじゃ今度おごってくださいと言われた。正直、ここまでしてもらうと悪い気はしないし、今度はお返しをちゃんとしようと思わずにはいられない。