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DENTS(デンツ)のカシミアライナー付きディアスキン手袋を買ってみた

DENTS(デンツ)のカシミアライナー付きディアスキン手袋

イギリスのDENTS(デンツ)のグローブ(手袋)を購入。

DENTSと言えば、ペッカリーの手袋が有名だけど、あのシワが多い感じがあまり好みではなかったので、ディアスキン(鹿革)の方を購入。ちなみにペッカリーがどんな動物かというと「動物 ペッカリー」で検索すると出てくる。ペッカリーのカシミアライナー付きだと日本での定価は64,000円(税抜き)、鹿革のカシミアライナー付きだと41,000円(税抜き)とめちゃくちゃ高い・・・。これは別に日本だけで高くなっているわけではなくて、イギリスの公式サイトにある通販サービスを利用して個人輸入してもそんなに差がない。

公式サイトの価格は、鹿革のカシミアライナー付きが185ポンド(34,040円)、ペッカリーのカシミアライナー付きは299ポンド(55,016円)、1ポンド=184円で計算、同じ型番を比較。イギリスの税金20%分がこれから引かれて、送料15ポンド(2,760円)と関税12.5%、あと日本の消費税8%がかかるから、ざっと計算すると数千円の差。

いろいろ試着をして、羊のあの肌に密着するような柔らかさも魅力だけど、ディアスキンの表面の感じが気に入ったので、結局ディアスキンを購入。基本的にDENTSには、各素材ごとに、ライナーあり、なしと、ありの場合は、カシミアライナーと、それ以外(ラビットファーとかウール)がある。形的には、スナップボタンとベルトがあるタイプと、ボタンのみ、ボタン無しがある。DENTSを代表するモデルは、カシミアライナー付きで、スナップボタンとベルトがあるタイプ。ライナーは最初必要ないかも?とかベルトとボタンとか面倒なんじゃ?と思っていたものの、実際に冬になって使ってみると、買うなら、カシミアライナーあり、ベルトとボタン付きのタイプ一択だと感じた。ライナーがないと保温性が低くてはっきり言って機能的な手袋の意味がない。あと、ベルトとボタンが面倒だと感じることはなかった。靴の場合だと、履くときに、止まって靴紐を結ぶけど、手袋だと、装着して、ベルトを締めて、ボタンを止める行為を移動しながらできる。なので不便さはなかった。逆にベルトで手首部分を締めることで、風が入らないので快適♪

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無印良品の革手袋も持っているんだけど、全く知らない人に較べて貰ったら、違いはそうわからない気がするので、ほとんど自己満足の世界だとは思う。DENTSを装着した時の具合は、良いことは良いけど、そう特別ではなくて、普通に良いという感じ。サイズは、標準体型で、7.5を選んだらピッタリだった。親指だけがほんの少し余るけど、全く問題はないレベル。このサイズだと脱着も用意だった。あと、気をつける点は、DENTSは、安価な手袋も結構出していて、なぜかフィリピン産とかも展開しているもよう。イングランド産には、「Made in ENGLAND」のタグがついているけども、それ以外には「Made in」の文字が無くて単に「England」とだけ書かれていたりする。今回DENTSの手袋を買ってみて、値段以外は特に不満点はなかったので、あとは壊れるまで長く使っていくつもり。

■楽天市場 DENTS手袋

■Amazon DENTS手袋

アマゾンで人気ランク1位の掃除機を買って思ったこと

掃除機が1台故障して新しい掃除機を買うことになった。
どんな掃除機を買うか?だけど、以前4,5万円する高機能掃除機を買ったものの、とにかく大きくて重たいので、買ったすぐの高揚感が消えると、すぐにその重さと使いにくさが気になるようになった。どんなに高機能でも重たいと使うのが億劫になるし意味がない。
取り敢えず家電量販店に行き、ひと通り掃除機を見てみた。
掃除機コーナーで昔と変わったのは、お掃除ロボットルンバが置いてあることと、ダイソンの高い掃除機を置いてあるコーナーがあること。
お掃除ロボットは、使えるような環境ではないので、ダイソンの掃除機を片っ端から電源を入れて使ってみた。
ダイソンは、価格帯で言うと、ほかと比べて頭一つ飛び抜けて高いんだけど、高くても人気なだけあって、確かにいい。
これで価格が安かったらダイソンを買っていたと思う。特に良かったのは、コードレスのハンディタイプの物で、下のような形をしている物。

重たい部分が手元にあるせいか、実際に使ってみると重さを感じにくく、吸引力も十分で、意味なく掃除機を使いたくなる気分にさせてくれる。ただ値段が7~8万くらいと、高すぎる・・・。ダイソンは店頭で試しに使ってみて満足したので、次に実際に買うものを選ぶことにした。アマゾンの掃除機カテゴリを見ると、圧倒的に人気なのが以下。

「TWINBIRD サイクロンスティック型クリーナー スケルトンブラック TC-E123SBK」という物で、値段が3000円台と、ダイソンの20分の1くらい。で、結局これを購入しました。理由は、アマゾンの家電ランク上位を買って失敗したことがないから。ちなみに価格は変動していて、私が買った時は、楽天の方が安かったので、楽天の【送料無料】TWINBIRD/ツインバード サイクロンスティック型クリーナー TC-E123SBKで購入した。私が買った時は送料、消費税全部込みで3,278円。
早速使ってみると、なにこれイイ!って感じで、気に入りました。以前買った5万の掃除機と、この掃除機が2つ並んでいたら、迷わずこちらを選ぶくらいには便利。

良い点をあげると、

・とにかく軽い
・必要十分な吸引力
・メンテナンスが楽

この3つのメリットが大きくて、他のデメリットを感じさせない。軽いということの価値がよくわかる。

マイナスポイントは

・安っぽい(値段相応の質感)
・音がうるさい
・コードが巻取り式ではない

これらのマイナス点は、許容範囲。見栄を張る必要がなければこの掃除機で十分、というのが感想。
こういうシンプルで使いやすいさを重視の物で、あとは故障しないように質感を高くしたモデルがあればもっと高くても買うんだけど、そういうモデルはなぜか出てこない。

メンテナンスに関しては、フィルター部分にティッシュ(2枚重なっているので、その内1枚)をかぶせておくと、掃除が楽。容器に溜まったゴミを取るときは、ボタンを押してカバーを外し、フィルター部分等を取り外して中身をポイする。サイクロン式は、たまったゴミと、フィルター部分の2箇所をメンテナンスしないといけなくて、ゴミは捨てるだけでいいが、フィルター部分の掃除は割りと面倒(量販店の人は、サイクロンじゃなくてフィルター式の方がメンテが楽と言っていた)、だけど布製のフィルターの上にティツシュをかぶせておくと、そのティッシュをポイして新しいティッシュをかぶせるだけなので楽。溜まったゴミを捨てる時に外すカバー類の取り外しも、簡単で力も必要ないのでこの点も良かった。
これで3000円ちょっと・・。こういうことは掃除機以外でも起きてるので、大手の家電メーカーは厳しいんじゃないだろうかと想像してしまう。
高くて使いにくいと、一度は買っても、2度目はない。高くても使いやすいとリピーターになる。安くて便利だと、同じようにリピーターになるし、口コミでもさらに売れる。

福岡のFITというブランドのTシャツがいい

たまたまネットサーフィンをしていたら、福岡のブランドのFITというところから出ているTシャツが良さ気だったので買ってみた。
自分が欲しいTシャツは、シンプルで丈夫で、首元がきつすぎず、体にフィットしすぎず、ある程度厚みがあるもの。
この条件だと、フィルメランジェが当てはまるんだけど、フィルメランジェは1枚7000円以上して高いのと、厚手のタイプは生地の感触がいまいち(薄手のサニー等はいい)だと感じていた。
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(広げて写真を取るのを忘れていた。)
このFITのTのシャツは、生地の質感はかなり理想に近くて、厚手でざっくりした感触で肌触りもいい、作りも首元が狭すぎず、適度な身幅、予想していた通りの物で気に入った。
Tシャツは、スーピマコットンを使ったユニクロのプレミアムコットンTシャツも着ているけど、ユニクロの物は、かなり薄くて、一枚で着ると体のラインが出るので、ある程度の厚みは合ったほうがいいと思う。下着として着るならユニクロくらいの薄さがベストだけど。
首周りは狭すぎると、脱着の時、首元がびろ~んと伸びるのが気になる。逆に広すぎると、何か変なので、このFITのTシャツくらいの首元がちょうどいい。
今回、いいTシャツを見つけることができて良かった。

JMウエストンのゴルフのオールソール交換をユニオンワークスでやってみた

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新品のソールに交換したJMウエストンのゴルフ

フランスにあるJM.westonという靴メーカーのゴルフというモデルの革靴を履いている。2足色違いで保有していて、一足はJMウエストンの店舗で定価で購入(確か10万くらいだった)、もう一足は楽天で程度の良い中古品を運良く見つけたので購入、楽天はたまにお買い得な物が見るかる、こっちは4~5回履いた程度ので4万円ちょっとだったと思う(→楽天内JMウエストン中古商品“>楽天内JMウエストン中古商品)。今回片方の靴底のゴムソールがだいぶ薄くなってきたのでソールを新品に交換した。ソール交換をするのは初めてなので、1時間くらいかけてネットでググってソール交換について調べてみた。以下メモ。(執筆時2015年の情報)

ソールで一番擦れやすいのはカカトだけど、カカトの擦れが酷くても、他のソール部分の擦れが酷くなければ、カカト部分のみをまるごと交換するのみで良いらしく、この場合の費用は一足分で5000円以下と比較的安く済む。

カカトの他に、つま先部分も擦れやすく、つま先だけがスレた場合は、その部分だけ削ってゴムを盛ってリペアすることで、ソール全部を交換せずに済み、費用も安い。いずれにしても、擦れがあまりに酷くゴムソールだけでなくその上の層まで削れると、他の部分も修理しなければならず修理代も高くなるので、適切な時期に交換するのが良いらしい。ソール全体が擦れている場合は、いよいよソールをまるごと交換することになる、これをオールソール交換と言うらしい。

だいたいソール交換について最低限のことはわかったので、次にどこで交換をするか?だけど、JMウエストンを取り扱っている店舗に出すと純正と同じソールに交換できるのは魅力だ。修理専門店で聞いてみたところ、JMウエストンの純正品へは交換不可だった。僕は、純正のソールのデザインと性能を気に入っていたので、できれば純正に交換したかった。ただ、純正は高いのと、修理は修理専門のお店の方が数をこなしていて上手いだろうし、中間コストもかからないだろうと思い、靴の修理を専門にしているお店を探した。ちなみに純正だと費用は2万数千円らしい。あと、JMウエストンの店舗で靴を購入した時に、一度ウエストン以外のところでソール交換等をした場合は、ウエストンではソール交換の受付はできないと念を押された。
靴の修理専門店については、今まで使ったことがなく、よくわからないので、こういうよくわからない場合は、評判がよくて、価格も高いところをまずは選ぶようにしている。調べてみると、ユニオンワークス(Union Works)というお店がすぐにヒットして、郵送もOKとのことなので、ユニオンワークスでソール交換を頼むことにした。

以下、オールソール交換が済んだJMウエストンのGOLF。
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純正と同じものは選択できないので、イギリスのリッジウェイソールを選択。もともと一部の靴に純正ソールとしても使われているので、ゴルフにも違和感ないと感じた。ソールの擦れは、両方使ったが、ゴルフの純正もリッジウェイソールも変わらないと思う。オールソール交換の仕上がりは満足で、不満に思うところは何もなく、また頼もうという気にさせてくれる仕上がり。

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カカト部分の仕上がりも綺麗。

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リッジウェイソール。ゴルフのソール交換で純正以外にする人はだいたいこれを選ぶらしい。リッジウェイソールは他の手持ちの靴に純正でついていたので、その耐久性と履き心地は気に入っていたので、今回、オールソール交換後もなにも問題なかった。

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コバも綺麗になって、靴全体が若返った印象。

ユニオンワークスでの郵送でのソール交換の方法は、ホームページからオーダーフォームをダウンロードして、必要事項を記入し、プリントアウトして、靴と一緒にオーダーシートをダンボールに入れて指定の住所に送るだけ。シューキーパーは外して送る方が良いらしい。この時の送料はこちらが払う。返送時には一定金額以上は送料無料になる。オールソール交換の場合は返送送料無料で、期間はぴったり2週間、費用は、私が選んだリッジウェイソールの場合は、税込みで一足分で18,360円だった。内訳は、リッジウェイソールが15,000円、JMウエストンのゴルフはダブルソールなので、ダブルソールだとプラス2000円、合計で税込18,360円となる。リッジウェイソールの交換相場としては高い方みたい。今回のソール交換の仕上がり具合を基準にして、他のお店の仕上がりも比較していこう。ちなみに、今回は靴紐も新しくしたくて、JMwestonのゴルフの純正に一番近い靴紐を頼んだところ、蝋引きの80cmの物が345円とのことで、一緒に交換を頼んだ。靴紐としては安いような気がしてちょっと心配だったが、実物を見たら十分満足できる品だった。

こちらから発送した靴が到着すると、その日の内にメールにて見積もりと確認の連絡がくるので、問題なければ修理開始をお願いすることになる。クレジットカードでの支払いも可能で、個人ごとに専用のページが用意されて、頼んだ靴の写真と名前、価格が載ったページのURLが送られてくるので、そこで決済することになる。ちょうど2週間後にきっちりメールにて修理完了と発送完了、追跡番号の連絡が来て、靴が手元に戻ってくることになる。連絡も必要最低限で特に面倒に感じるところもなかった。ただ、他の通販を利用していても感じることだけど、追跡番号は、そのままグーグルの検索エンジンで検索すると自動で、各運送会社の追跡画面へ跳べるんだけど、途中にハイフン(こんなの→「-」)の記号が入ってると、コピペしてグーグルで検索すると引き算の計算をされてしまうので、ハイフンは入れないほうがユーザーに取ってはずっと便利だと思う。右クリックでそのまま一発検索できないと不便。唯一面倒だったのがこれぐらい。

今回、オールソール交換を頼んでみて、満足できる仕上がりだったので、また修理が必要になったときはこのお店に頼むつもり。ただ、安い靴のソール交換は、他のお店の技術と価格のバランスを知るためにも、他のお店も利用していくつもり。

日頃の靴のメンテナンス方法については、最高級靴読本 究極メンテナンス編)という本が参考になった。ユニオンワークスの代表の人も出ていて、うんちくが語られていて面白い。この本を読んでシューツリーの重要性がわかったので、きちんとしたシューツリーっていい値段がするんだけど、すべての靴にシューツリーを付けるようになった、

ベルトをいろいろ試しに使ってみた。

カジュアル(オフ)に使えるベルトを欲しくて、いろいろ試しに使ってみたのでメモ。

結論から書くと、自分には、キプリスの1万円前後のモノで十分だった。最初は高いブランド物や、コードバンなどの高い革を使った物に惹かれたけど、ひと通り使ってみたら、キプリスのベルトで十分だと気づいた。キプリスは最初は、中途半端な値段な気がして色眼鏡で見ていたので、いまいちだと認識していたが、よく見ると革の質がそこそこで、バックルの質感がマットで、バックルの形もさりげなく上品、つまり不可がなくバランスがいい、特にベルトを締めた状態のバックルと革の組み合わせの見た目がいい。同じような価格帯で定番のジャベツクリフのベルトも人気なので買ってみたけど、これはジーンズにはいいけど、チノパン等の生地にはダメージを与えてしまう。ジャベルクリフのベルトは1枚の厚い革なのでそれだけでも生地を痛めやすいけど、裏がザラザラでしばらく使っていると、ザラザラがひどくなって、ちょっと濡れたりすると、色落ちや、梅雨の時期には匂いが気になることがあった。ちなみに幅は3センチと4センチがあるけど使いやすいのは圧倒的に3センチの方。

コードバンのベルトについては、そもそもコードバンという革自体の希少価値が上がっているらしく、調べてみると、同じ商品がここ数年で倍近く値上がりしているものもあり、実用性重視の観点からは手を出す気がしなくなる。商品自体を見ても、1枚でできているコードバンのベルトは減って、レイヤードタイプの2枚や3枚を途中で縫い合わせた物がほとんど。たまたま某お店で、値上がり前の値段の1枚のコードバンを貼りあわせた物を見つけたので、その一本だけは手元に置いているけど、もう買うことはないと思う。ただ、長年コードバンの財布を使っていて、長く使っても艶が消えない魅力はあると思う。

色については、まず黒を揃えて、カジュアル用と予備を兼ねて、茶色を一本買えば十分だった。幅は、3センチだと、ジーンズにもチノパンに使える。4センチだとチノパン等にはちょっと主張しすぎるように感じた。扱いが簡単なのは、牛革を2枚張り合わせたもので、革の裏のザラザラが出ていないので、ズボンの方の生地が傷まず、ベルトループの通りもいい。

なので、もし今0から買い揃えるとしたら、キプリスで幅3センチの牛革の物を、黒と茶色の2本揃えると思う。