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新型アクセラの中国輸出版

中国のサイトを見ていたら、アクセラの6速版が輸入されているのを見つけた。価格は16.58万元(約220万円くらい)。
写真を見ると左ハンドルで、欧州へ輸出してるモデルと同じみたい。
このサイトはかなり詳しい解説をしていて面白い。

1、外観の解説

2、車内とディスプレイ
ちゃんとマルチディスプレイの文字表示が中国語になってるので、中国輸出向けの専用モデルみたい。

3、内装と装備

4、シートの解説

5、物置とトランク

6、6速マニュアルとエンジン

7、燃費
日本と平均燃費の表示方法が違うようで

平均油耗9升/百公里

のように表示してある。

「升」はリットル、「公里」はキロメートルの意味なので、100キロ走るのに何リッター使ったかで表すみたい。これだと約リッター11キロになる。

8、性能測定

9、見た目と旧型との比較

10、スペック表

このサイト見て思ったんだけど、写真の中に文字を入れて解説するというのは、わかりやすくていいと思う。

トップギアのジェレミークラークソン

本屋の洋書コーナーを見ていたら、トップギア(topgear)の司会者ジェレミークラークソン(Jeremy Clarkson)の本を見つけた。調べてみるとたくさん本を出している。ただの司会者にしては面白い発言をすると思っていたけど、ジェレミークラークソンは元はジャーナリストの仕事で頭角を表した人らしい。
 

Driven to Distraction
Jeremy Clarkson
0141044209
この本は、新聞に連載している車のレビュー記事などをまとめたもの。
車に興味がある人なら、車関連の単語がだいたいわかるので読みやすい本だと思う。

ジェレミークラークソンは今も車のレビュー記事を書いていて、これがとても面白い。
なぜ面白いかというと、マイナス評価も遠慮せずに書いている点と、個人的な好き嫌いで書いてるからだと思う。
自分が好きな車がボロボロに言われると悲しいですが・・・。
 
日本だとスポンサーの関係で仕事を干されるはず。イギリスではどうなっているのか謎。
以前、一般人にケーキを投げつけられていたけど、身の危険を感じたりしないんだろうかと思ったりもする。

敵が多そうな人ですけど、最近では、ホンダCR-Zのレビュー記事は良かったです。珍しくべた褒めしてました。
彼の車のレビュー記事はイギリスのThe Sunday Timesに掲載されているんですが、
このThe Sunday Timesのオンライン版は2010年7月から有料化されています。。
The Sunday Times
トップページ左下の「INGEAR」の中の「Clarkson」というコーナー。見ようとするとお金払ってねという画面が・・。

何やら世界的に新聞や雑誌のネット版が有料化に動いてるみたい。

アクセラのメモ

この前、新型アクセラの中国サイト見て関税がいくらか興味湧いたので調べてみた。
中華人民共和国駐日本国大使館
WTO加盟時の関税引き下げ約束 来年すべて完了 中国財政部
中国へ輸出した場合の関税がわからなかったけど、大使館のサイトに載ってた。たぶんこれが探してたものだと思う。

2006年7月1日、中国は小型セダンなど42の自動車と同部品の輸入関税の税率を引き下げ、自動車と同部品の関税引き下げ義務を完了した。完成車と同部品の税率はそれぞれWTO加盟前の70―80%と18―65%から25%と10%まで下がった。

完成車の場合は、WTO加盟後に70~80%から25%にまで下がってる。思ったより低い。

新型アクセラの中国での価格は

1.6リッター
MT 13.98万元
AT 15.18万元

2.0リッター
MT 16.58万元
AT 17.58万元

最近の急な円高分を考慮すると25%の関税でだいたい計算があいそう。実際には輸出モデルは装備とか簡略化されてるとは思うけど。

レクサスのLFAは、中国だと日本の倍近い価格になってるのは関税の他の税金の影響なんだろうか。またあとで調べてみよう。

エコカー補助金を利用した感想(まとめ)

景気対策で始まったエコカー補助金とエコカー減税。
来月の9月末で終了予定なので、駆け込み需要が発生しているらしい。日経新聞を見るとその影響で中古車の供給が増え、数%中古車価格が下落してるとのこと。私は去年利用して、減税で10万、と補助金で25万、合計35万ほど安く車が買えました。

補助金はいつ振り込まれるか?
エコカー補助金は口座にいつ振り込まれるのか?という検索ワードで来てる人が多いので、書いておくと、申し込みから振込まで約6ヶ月でした(詳細はこちら)。

エコカー補助金を利用するときの注意点:廃車にするより下取りしたほうが得な場合も
25万円の補助金の対象になっていて、これを利用する場合は、車を廃車にしないといけません。ですが、場合によっては廃車にせず下取りした方が得な場合があります。

まず、
下取りして25万円より高く売れるならそのほうが得。

これはすぐに思いつくことですけど、現実問題として、10数年以上使用された車にとって25万円以上はハードルが高いです。ですが、エコカー補助金にはもう一つ、廃車、下取りに関係なくエコカー補助金の対象車なら10万円がもらえるコースがあるので、このハードルが一気に下がります。

買い替え予定の車が、下取り、廃車に関係なく、10万円コースの対象車になってる場合(25万円の補助金利用を考えているなら、ほとんど当てはまるはず)。その10万円は廃車にしても、下取りにしても貰えるので、結局、25万円と10万円の差額の15万円、今乗っている車がこの15万円より高く売れるなら、得することになります。15万円なら下取りに出したほうが得になる人の割合はだいぶん増えると思います。廃車にするよりも他の人に使ってもらうことで環境にもいいんじゃないだろうかと思いました。

私もエコカー補助金を利用する前に、下取り価格を知るためにディーラーで査定して貰いましたが、いくつかの会社で比べた方がよいと思い、ガリバーの店舗にも行って査定してもらいました。中古車買取のお店には、それまで行ったことがなかったのですが、普通にディーラーと同じような丁寧な接客でコーヒーを飲んでいる間に査定は終わりました。もちろん査定料などはいらず、無料でした。

残念ながら査定価格は希望価格に届かなかったので、廃車にしましたが、今からエコカー補助金を利用しようと検討している人は、いくつかの会社で査定してもらうといいかもしれません、査定は無料なので。ガリバーはサイトで無料のオンライン査定もしているらしいので、わざわざ店舗に行きたくない人は試しに利用してみるといいかもしれません。楽天でもオンライン査定が利用できて、こちらでは、複数社で一括査定をしてもらえるようです。

ガリバーの無料オンライン査定

新型アクセラ日誌

マツダの新型アクセラは中国でも販売されてる。

マツダは南京に工場を持っていて、アテンザ、デミオ、アクセラは現地生産をしてる。
ただ、新型アクセラは今のところ現地生産はされてない。

売られているのは日本から輸入した車両で関税がかかるためか、日本より高めの価格設定になってる。中国のサイトをみるとよく「进口」という文字を見かけるんだけど、进口という文字が付いてるのは輸入車のこと。昔はこのクラスの車でも関税100%くらいかかってたらしいので、それと比べるとずいぶんお手頃になっていて時代の変化を感じる。

http://www.mazda3-5door.com/
新型アクセラの中国サイト(現地名:MAZDA3两厢)

1.6リッター
MT 13.98万元(176万円)
AT 15.18万元(190万円)

2.0リッター
MT 16.58万元(208万円)
AT 17.58万元(221万円)

円表示はこれを書いてる時点の元のレート(1元12.5円)で計算。(ヤフーファイナンス元・円レート
思ったより価格差がないように感じるが、ドルとほぼ連動してるので最近の円高でかなり割安になってるため。

MAZDA3というのは海外でのアクセラの共通した名称。MAZDA3两厢の後ろに付いている中国語2文字は中国に独特のもので新型アクセラだけに使われてる。旧型のアクセラの方は普通にMAZDA3と呼ばれてる。

アテンザの方も同じで、新型の方は、MAZDA6睿翼という名前が使われ旧型の方はMAZDA6と呼ばれてる。

日本と違うなと思うのは、会社のサイトを見ても、旧型のモデルが新型と横に並べて紹介されていること。さらに中国では、同じ車名の車で現地生産したモデルと、国外から輸入したモデルが共存する場合がよくあるので、車関連サイトを見ていると同じ車名で3タイプ(旧型、新型、輸入車)紹介されてたりして面白いなぁと思う。