月別アーカイブ: 2014年5月

黒蝶貝の交換用シェルボタン(貝殻ボタン)を買ってみた。

シャツをクリーニングに何度も出していたら、プラスチックのボタンがボロボロになってきた。まだ生地は綺麗なので、ボタンだけを自分で交換することにした。そこで、せっかく手間をかけて交換するのでシェルボタンを買ってみた。シェルボタンは海に棲息している貝の貝殻から作った天然素材のボタンで独特な輝きがあるのが特徴(らしい)。通販で買おうと思い、いろいろ探して良さそうだった楽天のアイリスのボタンギフトというお店で購入。シャツのボタンの基本は11.5mmらしいので、黒蝶貝11.5mmのシャツボタンセットを購入した。16個で税込378 円だったので1個約24円。貝ボタンの品質の違いとかはわからないので、試しにジョンスメドレーの3万円くらいするカーディガンについているシェルボタンと比較してみた。

ジョンスメドレーのシェルボタンと安い黒蝶貝ボタンの比較

左が通販で買った一個24円の黒蝶貝のボタン、右がJOHN SMEDLEY(ジョン スメドレー)のニットについていたボタン、この貝ボタンの貝の種類は不明。どちらも光を反射するので、カメラで撮りにくい。ぱっと見の第一印象は、通販で買ったボタンの方が虹色にカラフルに光を反射する、一方、ジョンスメドレーのシェルボタンは、落ち着いたシックな感じで、派手にキラキラせず、基本シルバー系の単色で深い反射をする。キラキラしないぶん、やはりこちらが高級感はある気がする。

シェルボタンの比較、高級シェルボタンと通販激安貝殻ボタン

光が反射しないように斜めから撮ってみた。通販で買った黒蝶貝のボタンは、やはり虹色の光る。JOHNSMEDLEYの方は大人しい光り方。黒一色のニットでボタンがあまりにキラキラ光ってもおかしいので、どちらのボタンがどうこうではなくて、使い分けが大切なのかもしれない。この光り方って同じ貝でも貝の場所によって違うんだろうか。

shellbutton

ボタンはこんな感じで袋に入って、プチプチが内側に貼られた封筒で送られてきた。

黒蝶貝のシャツ用ボタン

シェルボタンは割れやすくて、通販で買うと、いくつか割れたボタンが入っていることもある、というレビューを見かけたけど、今回買ったボタン4袋の中には一個も割れはなく綺麗だった。これで一着分で400円しないのは安い。貝殻から削って作る手間を考えると安くて申し訳なくなるくらい。

シェルボタンは主に以下の種類が売られている。(リンクはそれぞれ楽天内の該当商品LINK)

  • 黒蝶貝ボタン 黒色。シルバー、ブラック系に光る。真珠を育てる貝から取る。
  • 高瀬貝ボタン 白色。昔からある貝ボタンで、一般的に使われている貝ボタンはこれ。
  • 白蝶貝ボタン 白色。貝ボタンの中でも高級品で、高瀬貝よりより白い。
  • 茶蝶貝ボタン 茶色。名前どおり、茶色系なので自然素材の物と合いやすい。

この4種類が主なので、黒系だと黒蝶貝を選ぶことになる。ボタンに興味を持つとお店で服を見るときもボタンのデザイン等を見るようになります。

今回は、最初はアマゾンで買おうと思っていたんですが、amazon黒蝶貝のボタンを見たらあまり売っていなくて、さらに送料もかかるようなので、楽天で探したら、メール便だと1080円以上で送料無料のお店(アイリスのボタンギフト)があったのでそこで買いました。

【シャツの修理関連記事】
シャツの破れを自分で修理してみる。
シャツの裂けた部分を、布用両面テープで補修した。
シャツのボタンを自分でシェルボタン(貝殻ボタン)に交換した。

確定搬出年金(401K)の配分方法のメモ

ちょっと前から確定搬出年金を使い始めたので、その時に調べたことのメモ。

確定搬出年金の主なメリット

  • 全額所得控除(これだけでも非常に大きなメリット)
  • 運用益非課税(普通は20%も税金がかかるのが非課税)

所得控除はほんとに大きい、これほど条件がいい物はそうそうない、なので余裕があれば枠いっぱい使うのがいい、というのは理解できた。

次に、何を選ぶか?だけど、商品を見ると、預金型のタイプもあるけど、預金は銀行にすればよく、運用益非課税のメリットがあるんだから、リスク資産(株式)に回す分の一部を確定搬出年金内で運用するのがいい、というのも理解できた。

確定搬出年金にラインナップされている商品のどれを選ぶか?

  • 運用益非課税のメリットがあるので、リスク資産で高いリターンが望める「株式に投資する商品」を選ぶ。
  • 手数料ができるだけ少ない物を選ぶ

この2つに注意して選ぶ。

株式に投資する商品のどれを選ぶか?だけど、分散投資できてコストも安いのはインデックス型の商品になる。

日本に投資するなら、TOPIX
日本以外の世界の先進国に投資するならMSCI KOKUSAI
世界の新興国に投資するならMSCI Emerging markets

がそれぞれの代表的な指数で、ベンチマークになる。
各ベンチマークに投資するインデックス商品が用意されているので、その中からできるだけ手数料が安いものを選ぶと以下の3つになった。これは会社によって、選べる商品が違うので、人によって変わる。

  • パッシブ野村DC国内株式インデックスファンド・TOPIX
    コスト純資産総額に対して年0.2052%(税抜0.19%)
  • パッシブ野村DC外国株式インデックスファンド・MSCI-KOKUSAI
    コスト純資産総額に対して年0.2376%(税抜0.22%)
  • パッシブ野村新興国株式インデックスファンド(確定拠出年金向け)
    コスト純資産総額に対して年0.6048%(税抜0.56%)

配分は

50% 野村DC国内株式インデックスファンド・TOPIX
49% 野村DC外国株式インデックスファンド・MSCI-KOKUSAI
1% 野村新興国株式インデックスファンド(確定拠出年金向け)

とした。スイッチングと言って途中で他の商品に変更できるので、自由度は高くて、取り敢えず現時点ではこの割合。世界のGDP等を参考にすると、日本の割合はもっと少なくていいけど、日本に生活の拠点はあるので、日本株、外国株を半々にした。新興国は手数料が約年0.6%と高い(といっても他の新興国の商品と比べると安め)ので要らないかとも思ったが、新興国に関心を持ち続けるためにも様子見で1%だけ入れてみた。

主にインデックス商品で手数料が年0.2%ほどの商品を選んだけど、アクティブ型のファンドだと手数料年1.5%とかいう商品もある。最初の積立金が少ないうちは手数料の額も小さく見えるんだけど、確定拠出年金は数十年利用するもので、例えば積立金が2000万になった時、手数料1.5%だと年間に30万円もコストがかかる。10年だと300万。これがインデックスファンドの手数料0.2%だと年間4万円で済む。しかもこのコストは毎年かかるのでいかにコストを下げることが大切かよくわかる。逆に金融商品を売る側としてはできるだけコストを見えなくして顧客に負担させたいだろうな、と想像できる。