大型書店に行ったときはだいたい店内を全部見て回ります。
新書のコーナーで扶桑社新書はだいたいそのお店でも隅に追いやられていますが、ときどきマニアックな本があるのでいちおうチェックはします。
で、この前除いたら、「ひろゆき」の新著「僕が2ちゃんねるを捨てた理由 (扶桑社新書)」が発売されていたのでさっそく読みました。
「2ちゃん」とか「ひろゆき」とかにはあまり興味がなかったんですが、「ひろゆき」のブログ?(ひろゆき日記)を見たら面白かったので興味を持ち、この新書も読んでみようと思いました。
ひろゆき氏は「将来は物理学者になりたいと思っていた」と書いていて、意外に思いましたが、彼が論理的に考える理由はそこから来ているのか、と考えると納得できました。学校の試験や、大学受験でマークシート方式のテストは非常に得意だったらしく、ゲームのルールを理解してその中で効率よく勝つのが得意みたいです。この本を読んでいると、ひろゆき氏が物事の本質を探ることに非常に興味を持っていることがよくわかります。
以前、「岡田斗司夫(レコーディング・ダイエットのススメ)」さんがgyaoの放送かなにかで「ひろゆき」のことを聞かれて、一度話したことがあるけど、自分と似ていて、また話したいとは思わなかった、一度話せば十分と言っていたのが納得できます。二人は考え方が合理的なところが似ている。
「僕が2ちゃんねるを捨てた理由」の中に書いてあったんですが、この本では最初、梅田望夫さん(My Life Between Silicon Valley and Japan)と対談をすることを予定していたそうです。梅田望夫さんが今はインプットに集中したいからという理由で断ったそうで、ひろゆきさんが、僕との話はインプットにならないんでしょうかね、と書いていました。二人の対談を聞いてみたいと思う人は結構多いんじゃないでしょうか。僕は聞いてみたいですけどね。
僕が2ちゃんねるを捨てた理由 (扶桑社新書 54) | |
ひろゆき
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