水泳メモ13 クロールを楽に泳ぐ、手とか足の動き

プールが空いていたので、ワンコースずっと一人で使えた。
せっかくゆっくり使えるのでいろいろ泳ぎを試してみた。

手の動きについては、水泳を始めた頃は、体が沈みそうなので、必死に深く大きく掻いていたけど、これだと思ったほど前に進まない。それより、手を浅くスイスイ掻く方がスムーズに進んで体も疲れず、何より息継ぎがしやすい。感覚としては水の上層を滑っている感じ。この場合は、顔をちょっと横に向けるだけで、楽に呼吸ができる。だけど、深く最後まで強くかくと息継ぎがやりにくい。これはかなり重要なポイントだった。

顔や目線については、プールの底を見たほうがいいはずだけど、人間は目線の方に進もうとするから、今のところ、目でプールの前方を見て、指先を進行方向に伸ばしながら、指先を見つめてる時が、一番すーと体が前に滑っていく感覚がある。これは慣れたら目線は下でもできるはずなので少しずつ練習していこう。プールの底を見ていると、どうしても腕や指先が下がり気味になって抵抗になってる模様。指先は思っているよりもっと水面近くでもっと長く伸ばし続けていていい。プルブイを付けて泳ぐと違いがわかりやすいけど、水に入れた指先をどの深さに持ってくるかで、上半身の浮き方が違って水面近くで滑るようにすーと伸ばした方が上半身が浮いてよく進むし息継ぎも楽、これも重要なポイント。

足については、これも腕と同じで、体が沈みそうだ、と焦ってしまうと、どうしてもバタバタさせがち。そうすると、水の抵抗が増えるから、沈みやすくなって、沈みやすいから余計焦ってバタバタさせる、という悪循環になる。だから、焦らずにゆっくり蹴伸びして、足が沈みそうなときは、ちょんと軽く足を蹴るだけで下半身が浮いてくることを体で覚えさせる。水泳でまず大切なのは、この体が沈みそうで焦る意識を補正して、体をどう動かせば沈まないか、という意識の方を先に持って来ることだと思った。

あと、足については、太っている人と痩せ型の人では違って、筋肉質の男性だと体の組成の関係で、下半身が沈みやすいから特に注意しないといけないらしい。プールで泳いでる人を見てても、クロールでなかなか進まずに苦労してる人は体つきがいい痩せた筋肉質の男性や痩せた女性に多い。そういう人の隣のレーンを泳いでると足の動きが見えるんだけど、下半身が沈んでしまっていて、物凄く必死にバタアシをしているから、25メートルか50メートルで体力を消耗して休憩している方が多い。

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