水泳メモ18 腕は斜め下方に入れて水を引き寄せる

泳いでいる人が少なかったので、1人でコースを使えて、いろいろ試しながら泳ぐことができた。

手を水の中に入れた後、手で水をプールの底に向かって抑えこむと、手の力を前進することに使えないので、体が浮く力も弱くなり、体が沈まないよう、さらに手で水を下に抑えて体を持ち上げようとして沈む、という悪循環になる。これは頭ではわかっていても、酸素不足で苦しくなって、どうやれば改善できるのか体で理解してないとなかなか改善できない。

今回は、手を前方にではなくて、斜め下方の45度くらいにまで自然と手が降りてきてから、グッと水を手で胸元に引き寄せる感じにすると、物凄くいい感じになった。スイッスイッと進む感触が強くなった。手を引き寄せる前に、斜め下方45度に手を伸ばすだけではなくて、頭から突っ込む感じで体重をかけるとさらにいい感じだった。

斜め下方に沈み込むと、手を引き寄せたあと、下方に沈んでいた頭がポコっと浮いてくるからその時に、息継ぎをするとスムーズにしやすいことも発見した。息継ぎは今だにスムーズにできないんだけど、ずっと頭の浮かせようとすると、その浮かせようとするために余計な力を使うから沈みやすくなって、これまた悪循環になるので、息継ぎの時以外は、むしろ積極的に体全体を水中にとどまらせて、息継ぎ前に沈んだ体がうこうとする反動を利用した方が良さそうだった。

最初は体が沈むことばかりに意識が行っていたけど、最近は少し慣れたせいか、体は案外浮くんだと気づいてきて、むしろ沈めるためにも力がいるとわかってきた。水の中で力を抜いていると、水面の少ししたでぷかっと浮くので、その状態を意識して頭に入れておくと何かと役に立つのがわかってきた。

息継ぎは体が浮くときの反動を利用するのと、もうひとつは、体を回転させて、足を少し広げて、腰からぐいっと体を横にすることで、必要以上に頭を上げずに口の周辺だけ水面上に上げて息継ぎがしやすくなる。このへんもいろんな泳ぎ方があって息継ぎの仕方もいろいろあるみたい。

バタ足も今だに上手く出来ないけど、今まで一番役に立ったアドバイスは、足の膝から下は動かそうとせず、腰から、太ももを上下運動させて、膝から下は力を抜くと言うもの。ひざ下でバタ足をすると、前に進むどころか、逆に水の抵抗になって、進まなくなるし、体が沈んでしまう。

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