「週間東洋経済、知の技法 出世の作法 佐藤優の連載」8~9月分
メモするのを忘れていたので、記憶が曖昧だけど最近の連載で記憶に残ってるものの自分用メモ。
受験制度には問題があるが、受験をして大学に入った人は勉強する訓練ができている。
私立などで受験をせずに持ち上がりで大学に入り、そのまま企業で働いている人は基礎知識が大きく欠けていることがある。そういう人から、基礎的な英語力に不安があるがどうしたらいいかという相談を受ける。
中学レベルの英語に不安がなければ、思いきって海外の英語参考書の「マーフィーのケンブリッジ英文法(中級編) 、「English Grammar in Use」か「スワンとウォルターのオックスフォード実用英文法、The Good Grammar Book」を進めている。毎日2時間やれば半年で終わる。著者(佐藤優氏)は両方ともすべての練習問題を含めやったが、これをやれば実用英語には十分。
中学レベルの英語に少し不安がある人はスワンとウォルターの方が優しいので、こちらを薦める。「マーフィーのケンブリッジ英文法(中級編) 」、「スワンとウォルターのオックスフォード実用英文法」の本は必ず英語版も買っておき、英語ではどういう説明がしてあるか見ておくことが大切。
「マーフィーのケンブリッジ英文法(中級編) 」、「スワンとウォルターのオックスフォード実用英文法」を勉強したのに身につかないという人は、内容を理解していないか、もしくは記憶に定着していないかのどちらか。
著者は、身についてない箇所にはエンピツで印をつけておき、繰り返し取り組み、身についたら、それを消していく、ということをしている。
マーフィーのケンブリッジ英文法(中級編)日本語翻訳版
English Grammar in Use(英語)
スワンとウォルターのオックスフォード実用英文法(日本語翻訳版)
THE GOOD GRAMMAR BOOK(英語)
「マーフィーのケンブリッジ英文法(English Grammar in Use)」と「スワンとウォルターのオックスフォード実用英文法(The Good Grammar Book)」はよくできた本だが、単調な練習問題が続くので、最初に少しだけやって途中で投げ出してしまう人が多い。
著者は最近、予備校の講師と協力して、ある受験生を指導している。使う参考書を指定し、毎日勉強したことをメールしてくるように言っているだけだが、数ヶ月で学力が大幅に伸びた。
勉強に継続は大切だが、重要なのは、継続する仕組みをどうやって作るか。周りの人に勉強していることを話し、毎日やったことをメールするのはよい方法。
過大報告せずに正直に報告することが大切。