「メモ」カテゴリーアーカイブ

ゲーテの村上龍の連載

今月号の雑誌ゲーテの村上龍の連載が良かった。
若者は、若くていいねぇと周りにおだてられて、何もしないうちに年をとって老人になってしまう。という身も蓋もない内容。
村上龍さんは、周りの若者に、自分は23才で芥川賞を取った、だから23才は別に若くないというようなことを言っているらしい。

うまく言えないけども、これは「若いから~」で済まされている問題は、本当は「若さ」とは全然関係ないことかもしれない、と疑うことをした方がよいってことだと、僕は思いました。例えば若いから仕事は下積みから始めなさいとか・・・。常識で済まされてること、特に権力を持った側が言う事には注意しておこうっと。

今週の東洋経済メモ

佐藤優さんの連載「知の技法 出世の作法」
今週のタイトルは「寝床は、あいまいな知識を定着させるには最良だ」でした。

以下簡単なメモ、記憶が曖昧&自分の考えも入れてるので雑誌の内容と違う部分もあると思います。
・寝ている間に語学のCDを聞いても身につかない
・ロシア語通訳だった米原万里さんの話。
・佐藤優さんの外務省時代の後輩でロシア語の才能がある人がいた。その人はロシア語の単語を見ると頭にその発音が頭に響いいてくると言っていた。
・外務省にロシア語を教えに着ていた米原万里さんも、その人を見て才能があり、いい耳を持っていると言っていた。良い耳を持っているときれいなロシア語を話せるようになる。
・人間には視覚で記憶する人と聴覚で記憶する人がいて、優秀な言語学者は聴覚で記憶しいい耳を持っている。
・寝床は、あいまいな知識を定着させるには役に立つ
・単語帳などに書いた単語を見て、次に、日本語からロシア語、ロシア語から日本語と頭の中で変換する作業を数回する。
・そして次の日の朝起来た時も、一度その単語に目を通してやると記憶の定着がよくなる。
・ただし、これらは全くの新しい知識に対しては有効ではない。

僕の本音というと、何度も復習するってことは、基本的に面倒くさいからやりたくないんですよ。
でも、語学の場合は特に記憶することが大切だから、人間が心理的にやりたくないこと、をやることがポイントで、他に人との差がつくところなんだと思いました。

「いい耳」を持っているという表現はいいですね。知り合いに物凄い日本語が上手な外国人がいて、そういう語学の才能がある人を表現するのにピッタリ。外国語を話すだけなら誰にでもできると思いますが、時々飛び抜けてうまい人がいるんですよね。こういう才能を持った人というのは、無条件に尊敬してしまいます。

今週の習慣東洋経済

佐藤優さんの連載、知の技法 出世の作法、タイトルは「寝床の中で行う効果的な外国語学習法とは」でした。

以下簡単にメモ

・寝ている間に語学のCDなどを聞く学習法は役に立つか?→それで語学が身につくなら誰も苦労しない
・ただし、寝る前のリラックスした時間に、自分で作った単語帳などに目を通すのは、語学力の維持や向上に役に立つ。
・これは、基礎力がついていない語学でやっても意味が無い。基礎力がないと、単語を見ても、それはただの紙に染みこんだインクの染みをじーと見つめているのと同じ。
・だから、自分の語学力がどの程度かを見極め、それにあった学習をすることも大切。

私は語学の勉強で単語帳などは作っていませんでした。それが、わからなくて、かつ大切な単語をノートにメモするようになって、自然と単語帳みたいなものが出来上がってました。これをちょっとした短い空き時間に目を通しているのが学習に役に立っているのが実感できています。今回、佐藤優さんの連載によると、夜寝る前の時間も、そういう学習に役に立つようなので、試しに寝る前の時間にノートを見返してみようと思う。

紙に染み込んだインクのを見ているだけ、という例えはちょっとドキっとします。無意味なことをしているという意味だけども、自分自身にも当てはまることがいくつもあるんですよね・・。もっと合理的に行動する習慣をつけるよう少しずつ改善していこう。

川本真琴が9年ぶりに復活

というニュースが出ていた。
川本真琴の新作アルバムのタイトルは「音楽の世界へようこそ」

http://natalie.mu/news/show/id/24459

ずっと地道な音楽活動をしていたはずだから、復活ってどういうことだろう?と思ったら
川本真琴の個人名義でソロアルバムを出すのは9年ぶりとのこと。
なので、実質9年ぶりの復活となってるみたい。

makoto kawamoto official HP
こちらが公式サイト

以前も公式サイトがあって、日記とかあって面白かったんだけど、そっちはなくなってるみたい。
ソニー時代はことなど何気に書かれいて、大変だったんだなあと思ったのを覚えている。
あの頃から比べると、CDは急激に売れなくなり、音楽業界は衰退して逆に川本真琴みたいな人が前より自由に活動できる時代になった気がします。新作の発売は来年と、まだ時間があるけども発売されたら必ず聞きますよー。

「筆者の深夜の読書法と、読んでいる本とは(佐藤優)」を読んで

今週の週間東洋経済の佐藤優氏の連載「知の技法 出世の作法」は「筆者の深夜の読書法と、読んでいる本とは」でした。

最近はずっと外国語学習と読書についてがメイン。私が興味ある分野なので毎回楽しく読んでいます。

以下メモ

・電子辞書はカシオのエクスワードを使っているとのこと。ブリタニカ百科事典が入っているから、単語の訳だけでなく、言葉の意味も調べることができる。
・外国の小説は基本的に邦訳を読むようにしている。外国語で小説を読むのは難易度が高く、微妙なニュアンスを理解できない場合があるから。
・外国語の本は、法律書→経済書→・・・小説の順で難しくなる。
・日本の小説の外国語訳のものを勉強のために読むようにしている。
・毎日、外国語の本を数十ページは読む、外国語は1ヶ月放置していると急激に語学力が衰えるから、力を維持するため。
・同じ行に何度も目が行くようになると、ベットで15分ほど休憩するようにしている、するとまた集中力が回復する。

電子辞書について、私もブリタニカ百科事典入りの電子辞書を使っており、便利だと感じていたから佐藤優さんと同意見でした。カシオのサイトを見るとロシア語モデルで最新のものは、「XD-SF7700」ですね。私は今、英語専用モデルと中国語専用モデルの電子辞書を使っていますが、唯一の不満は、2台持たないといけないことですね。電子辞書って中身はデジタル情報なんだから、全部まとめて1台に集約されていたら少し高くてもそれを買うのにと、以前から思っています。

経済の本より、小説の方が難しいというのも納得。経済ニュースの英語サイトはほぼ毎日見ています。使われる単語は決まっているし、文法もシンプルなものが使われるから、毎日見ていればだいたいわかるようになるし、わからななくても辞書で意味を調べれば済む。けど小説になると、辞書でいくら意味を調べても微妙なニュアンスがわからなくて、1行を理解するのに異様に時間がかかったりする。そしてその1行が重要なポイントだったりもする。佐藤優さんは詞が一番難しいと書かれていた。これもピンときた。最近中国語の勉強をしていて、ある中国語の歌の歌詞を訳していたけど、どうしてもわからないところがあってそこに何時間も時間を費やしてしまった。小説よりも詞は圧倒的に短いから、推測するための情報も少なく、その言語が使われている文化的なものとかも知っていないと正確に理解するのは難しいと思う。その歌詞については、直接中国人に聞いても、正確な意味を説明するのは難しいと言っていた。

日本の小説の外国語訳を読むというのは、今までやったことがないから、今度試してみる。せっかく外国語を勉強するんだから、つい現地で書かれたものを読みたくなるんですよね。

同じ行に何度も目が行くようになる。これはよくあるんですが、最近やっとこれが集中力が切れているサインだと自覚できるようになりました。無理しても時間の無駄だから、自分の体と心の状態を正確に把握して、管理してやることも長期で物事を達成するためには必要だとわかってきました。

来週のテーマは「寝床の中で行う効果的な外国語学習法とは」
これもそそるタイトルですね~