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佐藤優の週刊東洋経済の連載12/14

12/14日発売、週刊東洋経済、佐藤優の連載「知の技法 出世の作法」は「動物を見たり、猫と遊ぶのを大切にする理由」というタイトル

私も動物が好きなので、今回は無条件で楽しく読めた。

・余暇に楽しみのために読む本と仕事の本は完全に分けてる。
・楽しみのための本の中に動物に関する本がある
・昔から、年に1回くらい動物園に行く。動物を通して人間に通じる物が見える。
・事件後、時間の過ごし方が変わり、一人か、奥さん、猫と過ごすことが多くなった。
・事件の時、それまで親しくしていた人たちが、嘘を言っているのを知ったから。
・ネコとの信頼関係は壊れないから、安心を与えてくれる。

動物の本で思い出したのは、動物行動学者のコンラートローレンツ博士の「ソロモンの指輪」

ソロモンの指環―動物行動学入門 (ハヤカワ文庫NF) ソロモンの指環―動物行動学入門 (ハヤカワ文庫NF)
Konrad Lorenz

早川書房

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佐藤優さんが何度かこの本のこと紹介されていたけど、今回の連載読んでその理由がわかった。
私も子供のこと、生き物に興味を持ってこの本を読みました。ローレンツ博士の動物の観察力と生き物に対する優しさが感じられて、読んでいて楽しめる本なんですよね。こういう純粋に楽しめる本はなかなか無いんですよねぇ。

Discoveryチャンネルのサバイバルゲーム(MAN VS. WILD)のベア・グリルスが面白い!

ディスカバリーチャンネルで放送されている「サバイバルゲーム MAN VS. WILD」という番組がかなり面白い。正確には、この番組の主役のベアグリルスが面白い。そこで、ベアグリルスがどんな人なのか、経歴などを調べてみました。

この番組の内容を簡単に紹介すると、イギリス人のベア・グリルスが世界中のいろんな場所(たいてい大自然のある奥地)に行って、そこからサバイバルするというもの。主役のベアグリルスは世界最強の特殊部隊といわれているSAS(英国特殊空挺部隊)の元隊員。この設定だけですでに面白さ十分なんですけど、なんといっても一番の魅力は、ベア・グリルスがサバイバルを子供みたいに生き生きと楽しんでやっているところ。少年のように目を輝かせてはしゃいでいるのを見ると、見ている方も無邪気に楽しめる。

サバイバルゲームの番組公式サイト
日本語サイト

ベア・グリルス情報ブログ
過去の番組内容をまとめてある

ベアグリルスは日本でも結構人気みたい、ネットを見てるとベアグリルスには、秘境のクマさん、なんていうニックネームがついているようです。僕はディスカバリーチャンネルで見てますが、友達によるとニコニコ動画やユーチューブなどでも人気らしい。youtubeにはディスカバリーチャンネルの公式サイトもあります。

サバイバルゲーム、ベア・グリルスのインタビュー(日本語)
普段の生活では肉はほとんど食べない菜食主義というのは、番組で、無駄に食料はとらず必要なぶんだけ取ると言っていたからある意味納得。

Q:普通の仕事にはつけないと気づいたのはいつ頃でしたか?
A:子供のころからサバイバルゲームみたいなことをしていた気がする。当時はカメラが回っていなかっただけで(笑)ずっとこうして過ごすのが夢だったんだ。
Q:あなたは真に男らしい人だと思いますが、勇気とは?
A:自分自身に正直であること。夢を追うことを恐れないこと。リスクを負い、時には失敗することを恐れないこと。人に優しくあること。妻を愛し、家族を愛し、信念を持つこと。そういうことが人として大事だと思う。無茶をすることは勇気ではないよ。

この部分は凄く気に入りました。特に「当時はカメラが回っていなかっただけで」という部分。

本家のMAN VS WILD公式サイト(英語)

動向カメラマンの思い出トップ10(英語)
カメラマンの写真があります。ベアグリルス同様、やはり強そうな人ですね・・。

ベア・グリルスの経歴

ウィキペディア日本語”ベア・グリルス”
ウィキペディア”Bear Grylls”(英語版)

英語版に詳しい情報が載ってる。英語の勉強もかねて面白そうなところだけ適当に意訳して読んでみた(私が読んだ時点での記事なのですでに内容が変わってるかもしれません)。当然間違っている部分もあると思いますので、自分へのメモ用。
ベアグリルス。1974年生まれ、今年36才。年齢より若く見えるなぁ。
イギリスの冒険家。Born Survivor, Man vs. Wildのテレビ番組シリーズにて、アメリカ、カナダ、オーストラリアで人気。イギリス人のエベレスト登頂最年少記録(23才の時)を持つ。

ベアグリルスはイギリスDonaghadeeという島で生まれ、4歳の時にケンブリッジに移り住む。 Sir Michael Gryllsの息子(Sirが付いているから、~卿、ナイトの称号を持つ人の息子、つまり貴族の息子という意味だろうか)。Eaton Houseで教育を受けて、Ludgrove School, Eton College, and Birkbeck, University of Londonと進む。Ludgrove Schoolというのは、その後イートン高へ進む人が多い学校らしい。Eton Collegeは日本でも知ってる人が多いイートン高、イギリス1の名門校。これみると超エリートみたいです。その後ロンドン大学に行く。(part-timeという単語が出てくるけど、日本の大学とは違いいろんな制度があるみたい)、ヒスパニックの勉強で学位を取る。

ベアグリルスは子供の頃から、父親に登山と航海について学び、10代の頃には空手の黒帯2段を取った。現在は、ヨガと忍術を習っている。8歳の頃からボーイスカウトに入っていた。英語、スペイン語、フランス語を話し、クリスチャン、信仰は彼の人生のバックボーンになっている。そういえばいつもヘリコプターから飛び降りるとき祈ってますね。ベア・グリルスは結婚して、3人の息子がいる。2008年にkite skiing(たぶん、凧に引っ張られて移動するものだと思う)中に肩を負傷する。

ベアグリルスは学校を去ったあと、インド軍(植民地時代の名残でイギリスと関連があるみたい)に入ることを考え、ヒマラヤ山脈を数カ月ハイキングする。1994~1997、イギリス特殊部隊の選抜をパスし、SAS(Special Air Service)などで、兵士や、サバイバルインストラクターとして仕える。任務で2度アフリカに行き、1996年ケニヤでフリーフォールのアクシデントにあい背骨を3箇所骨折する重症をおう。ベアグリルスのパラシュートは上空500メートルで破れ、不完全にしか開かなかった。彼の主治医によると、彼は麻痺寸前で、再び歩けるようになるか疑問だったらしい。ベアグリルスはその後、18ヶ月の間軍のリハビリステーションに入りその後退院。子供の頃からの夢だったエベレストの登頂を目指す。
SASの有名な兵士である、Chris Ryan氏によると、ベアグリルスがSASの任務でアフリカで背中を負傷したとは信じられない、彼は軍での成績を誇張している。とのこと。(こういう話の真実は、部外者には知りようがないですね)。2004ねんに海軍少佐のランクを授与される。

元SAS出身といえば、浦沢直樹のマスターキートンを思い出します。この漫画好きです。元SASというだけでなく、いろいろ似ている部分がある気がします。

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ベアグリルスがよく使っている、火を起こすための、火花を飛ばす道具「火打ち石」。
以前番組で詳しく紹介されていましたが、このファイヤースターターという物みたい。

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追記:上のはもうアマゾンで買えなくなってますね。
調べてみると以下の新型が発売になったようです。

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火を起こす場面見ていると無性に欲しくなるんですよね、これ。人間の本能に刻み込まれているものが刺激されるのかもしれません。
持ってても意味ないですけど、当然注文しておきました。
(*追記:火打石を購入したので感想を書きました。

ついでにいろいろ調べてみました。
ベア・グリルスは作家としても紹介されていますが、ベア・グリルスの著書はこれですね。英語版だけで今のところ翻訳はないみたい。

Man vs. Wild: Survival Techniques from the Most Dangerous Places on Earth Man vs. Wild: Survival Techniques from the Most Dangerous Places on Earth

Hyperion Bear Grylls

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ベアグリルスの番組のDVD

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Discovery Channel 2009-08-18

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火を起こす道具の他に、もう一つ気になるものがあります。そう、あの水筒です。あれ欲しくなりませんか?私は欲しくなりました。番組では何種類か出てきましたが。詳しい人に聞くとNALGENE(ナルゲン)という会社の水筒らしいのです(たぶん)。元々は研究用の物として開発されたプラスチック瓶で、性能が良いので今は、アウトドア用としてよく使われていそうです。プラスチック製とは意外、鉄かステンレスと思っていました。野外だとプラスチックの方が軽くていいんだろうか。

NALGENE(ナルゲン)社のボトル製品一覧
プラスチックだけどやけに耐久性が強いみたいです。

一つ買おうと思いましたが、番組でよく使われているような下のタイプは日常は使いづらい


「22%OFF」NALGENE[ナルゲン]広口 0.5リットル Tritan[水筒・ボトル][新素材][全4色][bpa free]…

このボトル1000円ぐらいと意外に安いんですね、気軽に買えるから嬉しい。
上のタイプの他に、もう一つ彼が番組で使っていたのが下のタイプで、これは案外オシャレで、日常使えそう。
nalgene(ナルゲン) 広口1.0L Tritan グレー 91311

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太田哲也さんの連載が面白い

車が好きで、発売されるクルマ雑誌にはほぼ一通り目を通しています。
つまらない記事がほとんどなので、文章は超拾い読みで、写真とデータだけを見ることがほとんど。

ただ、時々キラリ光る文章というか、自然と目に止まる記事を書く人がいるんですよね。
大田哲也という人の連載がそのひとつ。読んでいて、ニヤニヤしてしまう。

ホリデーオートの「いつもそばにクルマが」
MAGXマガジンX「太田哲也のクルマの神髄」
いつも読ん出るのはこのふたつ、今彼のサイト見たら、他にも連載やってるようだ。今度読んでみよう。

車が売れなくなっているというけれど、車好きな人は昔と変わらず買っていると思うんですよね。不況の影響はあるでしょうけど。ただ、今まで別に欲しくも無かったのに買っていた人が買わなくなった影響が大きいんじゃないかな。だから、これから車が好きな人が欲しくなるような車を作ることが大切になるはず。

車の雑誌にしても、太田哲也さんみたいな、率直に文章を書ける人が大切になってくるんじゃないかなぁ。
これからも、連載が楽しみな方のひとりです。

雑誌ニュートンのカロリーの記事がわかりやすい。

Newton (ニュートン) 2010年 01月号 [雑誌]
Newton (ニュートン) 2010年 01月号

昨日、本屋で科学雑誌のNewton(2010年 01月号)をパラパラ見ていたらカロリーに関する面白い記事があった。
「カロリー」の正しい知識。とりすぎは,なぜ太る?というタイトルの記事。

このニュートンという記事は科学雑誌だけども素人にもわかるように丁寧に解説してあるから、ぱらぱらめくって興味を惹くことろだけつまみ読みすると楽しく読めます。

カロリーという言葉はよく聞くし、興味も持っていたんですが、今まで正確な知識がなかった。この記事は親切丁寧に、必要なことだけ書かれているからとてもためになりました。

以下、簡単なメモ

・カロリーの測り方とは?
容器の中にカロリーを測りたい物を入れ、そこに酸素で充満させる(一気に燃焼させるため)。
その容器を、水に囲まれたところに置き、いっきに燃やす。
周りの水の温度がどれくらい上昇したか調べる。
その水の温度を上昇させたエネルギーが、その物質の持つカロリー。

・3大栄養素のカロリー
3大栄養素とは、タンパク質、脂質、糖質。

それぞれのカロリーは1グラムあたり
タンパク質=4カロリー
脂質=9カロリー
糖質=4カロリー

実際に4キロちょっと、9キロちょっとずつあるらしいが、人間は完全に吸収できるわけじゃないので、上記の用に書かれていることが多いとのこと。
どうして、脂質がタンパク質、糖質にくらべて倍以上カロリーがあるかについても説明があって理解したつもりだけども、自分では説明できない・・。食物を食べてから、エネルギーとして使われるまでのこともわかりやすく解説があった。脂質はエネルギーを効率良く蓄えることができるから、余分なカロリーを取ると脂質に変えて貯蓄するという話はすごく頭にしっくりきた。

こういうカロリーや体の科学的な正しい基礎知識というのは、ダイエットしている人たちにはとても役に立つでしょうね。
この記事を読んでから、食べ物を食べるとき、今までとはちがった感覚が意識に登ってくるのを実感しています。

「余暇の必要性を理解することが重要だ」佐藤優

週刊東洋経済、佐藤優の連載「知の技法 出世の作法」。
今週のタイトルは「余暇の必要性を理解することが重要だ」でした。

以下メモ(自分のメモだから少し内容が異なってるかも)
・読者から、佐藤優さんはいつ休んでいるんですか?と聞かれることが多い。
・上の話から、マルクスの労働と労働力の違い、という話へ。これへん正確には理解出来ていないかも。
・労働は労働力によって生まれる。そして労働力は余暇により作られるから、余暇が大事、という話。
・まず、労働力は、市場でお金により取引される。
・例えば、経営者が月給20万円でコンビニ店員をひとりを雇うとする、この20万円がそのコンビニ店員の労働力の価値。
・経営者は、その労働者が20万円以上の働きをすると期待しているから雇う。
・その労働者が、コンビニで提供するサービスが労働。
・鉛筆~車まで、すべて労働により作られる、その労働は労働力によって作られる。
・それでは労働力は何から作られるか?
・それは、余暇や消費、つまり、人間が休日に休んだり、食事を取ったりビールを飲んだりして消費することにより作られる。
・よって、しっかり余暇を取ることは重要。
・30代のがっついたビジネスパーソンと話してもマルクスなど知らない人がほとんど、でも役に立つこともある。
・語学についても、余暇が大事
・語学については、集中できる時間でその人の語学力のレベルがわかる。
・同じ文章を何度も目が追うようになると集中力が切れている。
・そういう場合は、15分ほどベットの上で休むか、それでもダメならいっそ別の分野の勉強に取り組む方がいい。
・集中力が切れたときは、思い切って気分転換をすることが大事

集中できないときは、さっさとやめたほうが結局効率がよくなる、というのは、頭がいい人はみんな言いますね。
今回面白かったのは、佐藤優さんが余暇の大切さを、労働と労働力の違いから説明しているところ。
まあ、私は正確には理解できてませんが・・・。マルクスとか今だに手がでないんですよね、今度漫画の方でも読んでみようかな。

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今は、いろんな本が漫画化されてますね。今日を持ったけど、手が出にくい分野への取っかかりとしては漫画は悪くない方法でしょう。