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エアコンの室外機の2階の屋根への取り付け方法について。

台風の季節なので、親戚の家に行って風で物が飛ばないようにいろいろ片付けをしてきた。その時に1戸建ての2階の斜めの傾斜した屋根へ取り付けられている、エアコンの重たい室外機の取り付け方法について、気になったことがあるのでメモ。

そのエアコンの室外機は、新築時にはついていなくて、途中で追加でつけたもの。取り付け部分の土台を見ると、かなり頑丈な鉄の板を組み合わせて、斜めの屋根の上に土台を設置して、室外機をその土台の上の平らな部分に置いてある。具体的には以下のようなタイプ

気になったのは、その土台と屋根の接触部分。台風の風で飛んで行ったり、あの重たい室外機が屋根から落ちたら大変なので(実際はパイプ類がつながっているので下までは落ちていかないだろうが)、土台と屋根がきちんと固定されているか見てみると、どうもネジとかで固定されている気配が全くない・・・。一瞬、え?何これ?と思って怖くなった。試しに、その土台を手で思いっきり持ち上げてみると、かなり重たいけど、ぷかっと持ち上がってしまった、、、。え?何これ?とまた怖くなった。

つまり、どういうことかと言うと、2階(1階の上にある屋根)の斜めになっている屋根に取り付けられているエアコン室外機の土台は固定されておらず、ただ屋根に載せてあるだけで、そのエアコン室外機自身の重さ、あと土台の足の部分と屋根の間の摩擦、でそこに留まっている、ということになる。土台の周囲を見回すと、他には、その金属製の土台から、2本のワイヤーというか針金のような物が出ていて、壁に打ち込んであるアンカー状の頑丈なネジに結び付けられていた。手で触って確かめると、このネジは相当強力でビクともしない。しかし、その針金は、ピンと張って土台を引っ張っているのではなく、手で触ると遊びがありだるんとしていた。ゆるゆるなので、いざという時の転落防止用だと思う。

数十キロもある重たいエアコンの室外機はただ斜めの屋根に載せてあるだけ、というのが最初信じられなくて、というか危ないんじゃないの?と思いこれはクレームを入れないといけないんじゃないかな、と思い業者に連絡してみたら、その取付方法であっていますとのこと・・・。ちなみに、その土台は、楽天でクーラーキャッチャー傾斜屋根用とか、エアコン室外機傾斜屋根用架台という名前で売られている他、アマゾンでも売られている。確かに写真を見ると、屋根に固定するボルトは付いておらず、ステンレスのワイヤー2本だけを結びつけるようになっている。

そういうものなのか、とだんだん安心感は出てきたけど、素人の感覚的には、ただ屋根に置いてあるだけ、というのがちょっと怖い。屋根が平らならいいけど、斜めの屋根なので滑り落ちて行くんじゃないの?とか、台風の時に風でずれて落ちていくんじゃないの?とか。ただ土台を見てみると、もう設置して数年立っているのに、今まで問題がなかったから、こういうものなのかなと少し納得してきた。

一応気になって、ネットでも調べたら、私と全く同じように、2階の屋根に室外機が載っけてあるだけなんですが、これっておかしいですよね?みたいな質問があって、回答は同じく、屋根置きではそれが普通というものだった。屋根に穴を開けると雨漏りをするからと書いてあったけど、これは新築で取り付ける場合はまた方法が変わってくるんだろうか。感覚的には、やっぱりあの重い本体は出来るだけ1階に置いておくほうが安心感がある。

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