日本で作れる銀聯カードのまとめ

日本で作れる銀聯カードがだいぶん増えてきてる。以下メモ。

追記
銀聯カードを作りました(参照記事:銀聯カードを作ってみた。)。

カード名 為替手数料* 特徴 詳細
三井住友銀聯カード +2.5% クレジットカード。発行手数料2,100円(キャンペーン中無料)。パンダ(←かわいい)と大陸の2つのカードデザインがある。明細がネットで見れない。三井住友カードの追加カード。単独でも申し込み可。 三井住友カード(カードラインナップ→スタンダード参照)
三菱UFJニコス銀聯カード(MUFG銀聯カード) +2.5% クレジットカード。発行手数料1,050円。明細がネット上で確認できる。MUFGの追加カード。単独では申し込めない。 詳細
中国銀行東京支店銀聯デビットカード +2% デビットカード。日本の中国銀行の支店窓口まで行かないと作れない。中国銀行の口座も開設する必要がある。 詳細
銀聯キャッシュパスポート +4% プリペイドカード。入金手数料+1%かかる。事前入金式で、銀行口座も必要ない。ATMで出金も可能。 キャッシュパスポート
上海トラベルカード +4% プリペイドカード。入金手数料+1%かかる。銀聯キャッシュパスポートに上海の加盟店での優待が付いたもの。 キャッシュパスポート

銀聯カードの為替レートの基準は?

為替両替手数料は「銀聯レート」が基準になる(VISAレートみたいなもの)。
銀聯レートは、公式サイトの説明を見ると、ブルームバーグやロイターなど複数のデータを参照してレートを出しているらしい。

銀聯(china union pay)の公式レート
UnionPay Exchange Rate Inquiry

VISA公式サイトのレート
VISA Exchange Rates Currency Converter

英語がよくわからないけど、公式レートみたいなものを探してきた。
両方を同じ日付にして為替レートを見ると、VISAレートも銀聯レートもほとんど変らない(ほんの少し銀聯レートの方がよかった)。

どの銀聯カードがお得か?
「中国銀行東京支店銀聯デビットカード」が為替手数料は一番安い。
ただし支店まで行く手間とかその後のことを考えると面倒なので、選択肢は、「三井住友銀聯カード」か「MUFG銀聯カード」に絞られる。

「三井住友銀聯カード」はネットで明細が見れるようになれば、パンダデザインのカードが可愛いことだし、一番いい。だけど、今のところネットで明細は見れないので、「MUFG銀聯カード」の方がいい。「MUFG銀聯カード」はMUFGカードを持っていないと作れないのがマイナス点。MUFGカードは年会費2000円(条件により半額になる)。

「三井住友銀聯カード」と「MUFG銀聯カード」の為替手数料は銀聯レート+2.5%。日本で生活して収入がある人なら、どこかで両替コストがかかるので、銀聯レート+2.5%なら、他に何も面倒なことを気にしなくていいので、出張や旅行で使う程度ならこれで十分。
わざわざ中国で銀行口座を作って使うメリットは手間とかトラブル、更新時のことを考えると、あまりないように思う。

今度セゾンがプリペイドタイプの銀聯カードを出すというニュースが出てた。同じくセゾンが出したネオマネーの手数料の高さを考えるとあまり期待は出来なさそう。

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