「メモ」カテゴリーアーカイブ

「群像」に連載中の村上龍「歌うクジラ」をチラ読み

村上龍さんの新作は「群像」という月刊誌に連載中の「歌うクジラ」。村上龍さんの本はほぼ全部読んでいると思うけど、連載をリアルタイムで読んだことはない。今度も単行本になってから、一気読みするつもりだけども、最近新作本が出ていないこともあって、気になってちょっとだけ読んでみた。歌うクジラの連載は37回目となっていた。一回の文章量は結構あるから、ストーリーは相当進んでると思う。

で、村上龍さんの歌うクジラを読んでみた感想は、まず、凄く読みにくい、というのが正直なところ。電子顕微鏡で虫の構造を描写するみたいに、正確な描写が延々つづく。けどちゃんとじっくり能動的に読むと、じわじわはまっていきのめり込んで読んでしまう。前作の「半島を出よ」も細かい説明などが一杯詰め込まれていて、我慢して読んだ部分があったのを思い出した。 

少ししか読んでいないのでストーリーの流れはわからない。今月の連載だけ読んだ感じでは、日本の人口が減少してるとか、最上階の有志だとか、生殖だとか、発情だとか、上手くいえないんですが、一気のぐっーと引き込まれるものがありました。最初ぱっと目を通したときは、わざわざ難しい専門用語とかを使っている気がして、拒絶反応がありましたが、意思も持って読むと、いっきに心臓を掴まれてストーリーに引き込まれた感じです。ぶっちゃけ、単行本になるのが凄く楽しみになりました。

「歌うクジラ」というタイトルを見て、だいぶん昔に村上龍さんが、CMの撮影か何かで、南極の氷山に行って、いつかこれに関係する小説を書きたいみたいなことを言ってたのを思い出した。南極→クジラで何か関係しているのかなぁ。

2010年7月14日追記
この歌うクジラの連載は、2010年の3月に終わっています。
今日の日経新聞を見ていたら、この歌うクジラのことが載っていて驚きました。

村上龍さんは、この「歌うクジラ」をiPad(アイパッド)向けの電子書籍として、紙の書籍を出版する前に、先行して発売するそうです(発売されましたA Singing Whale – Griot Co.,Ltd.)。紙の方は発売日未定(発売されました→歌うクジラ単行本)。
値段は1500円で、音楽は村上龍さんの友人でもある坂本龍一さんが作曲。アップルから許可が出次第発売するようです。

以下より「歌うクジラ」の購入ができます。
A

日経の記事によると
村上氏は「作家として出版の未来の姿を示したい」として、出版社を介さずに直接配信する。
とのこと。

村上龍さんは以前から、新作を発表するときに、新しいことに取り組んでいたと思うんだけど(インターネットが出てきた頃は有料サイトとかやってた気がする)、商業的には紙の本以外は、パッとしていない印象がある。けど、これはいけそうな気がする。電子書籍ソフトは独自開発というのが少し気になるけど。ちなみにアイフォン版や他のスマートフォン向けの発売も予定されているらしい(iphone版が発売されました)。

探してみたら、歌うクジラの公式サイトも出来ているようです。
検索エンジンでは引っかからなかったので、一応ここにも貼っておきます。まだ作りかけのようです。

ロリポップのレンタルサーバーで、htmlのままphpを使い、さらにinclude(インクルード)を使う方法

今、ロリポップ!のレンタルサーバーに申し込んでいて、無料の試用期間がしばらくあるのでいろいろ試しています。いろいろ試した中で、ファイルの拡張子がhtmlのまま、phpファイルを利用する方法がわからなくて、悩みました。
以前、さくらインターネットのレンタルサーバーで設定したときは、もっと簡単だったんですが、何箇所かツボにはまってしまいました。
これはサイトを作っている人や、携帯でグーグルモバイルアドセンス(Google Mobile AdSense)をする人とか利用している人は多い気がするんですが、ほとんど情報がなくて、あっても使えなくて、これを解決するのに半日費やしました。ただ私がプログラムのことをほとんど知らない素人なので、時間がかかった可能性が高いですが。

素人が手探りで調べたので、他にもっと良い方法があると思いますが、私個人用のメモとしてその時の記憶をそのまま残しておきます。
最初に結果から書きます。(「」はわかりやすいようにつけてるだけで、実際にはつけない。)
htmlファイル内でphpを使うためには「.htaccess」ファイルの設定をしてやります。
まずは「.htaccess」というファイル名をつけてサイトと同じフォルダに入れてやります。
その「.htaccess」内にロリポップの場合「AddHandler php5.2-script html」と書けばOKでした。

さくらインターネットの場合は「.htaccess」内に「AddType text/x-server-parsed-html .html」と書けばOKでしたが、ロリポップでは駄目でした。ロリポップの掲示板やサポート、マニュアルなど見てみるとphp4じゃなくてphp5だから「AddType php5-script .html」と書けばよさげとの説明もありましたが(正確な情報は見つけられなかった)、これでは駄目で、掲示板かどこかで書いてあった「AddHandler php5.2-script html」と書くとOKでした。要はphp5じゃなくてphp5.2にすれば大丈夫みたいでした(「AddType php5.2-script .html」でもちゃんと動いた。phpのバージョンが変わればまた変更が必要なのかも)。

これでファイルがhtmlのままphpを使えるようになったんですが、もう一つ悩んだところはインクルードの使い方です。さくらのレンタルサーバーの場合は、上の設定をした後にhtmlファイル内の外部ファイルを出力したい場所に「<!–#include virtual=”ファイル名.php”–>」と入れてやればちゃんと作動しました。
でもロリポップは駄目でした。
直接htmlファイル内にphpを書き込むと作動するんですが、「<!–#include virtual=”ファイル名.php”–>」を入れても、このコードがそのまま表示されるだけでした。ためしに拡張子をhtml→shtmlとするとちゃんと作動した。この辺の原因はわからない。

物量作戦で、いろいろ手当たりしだいにやったところ、
<?php include(“ファイル名.php”); ?>
と入れてやればOKでした。

よって最後に簡単にまとめると、私が、使ったロリポップのレンタルサーバーでは、htmlのままphpを使うには
「.htaccess」内に「AddHandler php5.2-script html」と書く。
インクルードを使うには
htmlファイル内に「<?php include(“ファイル名.php”); ?>」と書く。

ついでに書いておくと、さくらインターネットの場合は
「.htaccess」内に「AddType text/x-server-parsed-html .html」と書く。
インクルードを使うには
htmlファイル内に「<!–#include virtual=”ファイル名.php”–>」と書く。

上の説明の文字コードの使い方とか適当なので、コピペだと上手く行かないかもしれません。
これからレンタルサーバーを借りようと考えている人は、さくらもロリポップも無料のお試し期間があるので試しに使ってみるといいかもしれません。

強みに力を注ぎ、弱みは放置する

腕のいい投資家は、投資案件の中で、伸びているものに力を注ぎ、駄目なものは放置するらしい。腕の悪い投資家は、少しでもお金を回収しようとして、駄目な案件に力を注いでしまう、すると少しはお金が回収できるかもしれないけど、伸びしろの大きい案件に力が注がれず結果的に、伸びているものに力を入れ駄目なものに力を入れない投資家よりパフォーマンスがおちる、とという話を見た。

これって事業の投資以外にもいろんなことに言えるような気がする。

「脂汗を流すような勉強が時間を圧縮する」佐藤優

週間東洋経済10月3日号、佐藤優の連載、知の技法 出世の作法
タイトルは「「脂汗を流すような勉強が時間を圧縮する」

以下メモ
前回からの続きで、立花隆さんが学生時代英語の個人授業で体験した脂汗を流すような勉強が時間を圧縮してくれるという話。ある分野について、脂汗を流すような勉強をすると、肌感覚で様々なことが理解できるようになる。こういう体験が必要。

佐藤優氏自身の経験も書かれていた。最初にロシア語を勉強したとき、少人数の非常に厳しい授業があり、ついてこれずに退学になる人がいた。まじめにコツコツ努力していくタイプの人でもついてこれないひとは適正がないとみなされ、他の分野へ行くよう進められていた。著者も最初はついていけず苦労した。ロシア語の数分程度の放送を書き取る宿題があり、最初は数日かかっていた。それが続けていくうちに慣れて、数時間でできるようになった。つまり脂汗を流すような勉強をしたことにより時間が圧縮された。こういう勉強ができるビジネスマン向けの勉強会はまずないから、自分たちで作るといい。


今回は話がわかりやすかった。自分にも少しだけ似たような体験、集中的に勉強して、その分野のことが肌感覚でわかるようになること、があるから、理解しやすかったのかもしれない。次回は、佐藤氏自身の時間の使い方について、だそうだ。

最近のペットショップに驚く

先週末に某大型ショッピングセンターに行きました。そこに大手チェーンのペットショップが入っていたので何気に覗いたんですが、最近のペットショップは扱っている生き物の種類が凄いです。あと値段も驚くほど安い。

熱帯魚は好きなので、小さい子供の頃によく図鑑を眺めていました、その図鑑に載っていた当時は珍しかったであろう熱帯魚が普通に目の前で見られて少し興奮してました。値段も手頃で、繁殖やら、アマゾンから安く流通する経路やらできて安価になったと想像できますが複雑な気持ちにもなります。一時期ブームになってアロワナやディスカスも安い、人気が出ると供給が増えて価格が下がるのはペットの世界でも同じようです。熱帯魚以外に、カメやヘビ、トカゲなどの爬虫類も品揃えが豊富でした。たしかに小さい小動物は見ていると買いたくなるし、人気なのも納得します。

▼クランウェルツノガエル アプリコット(1匹)

上の写真は楽天のペットショップで見つけた可愛いカエル。
今は小さな熱帯魚や爬虫類は通販でも流通していて、楽天を見ているとペットの生体を取り扱っているお店が増えています。私も爬虫類は買ったことないですが、熱帯魚は何度か通販で買ったことあります。包装や対応が非常に丁寧でした、過剰なくらい。生体を扱うのはクレームが大変だろうから、すごく苦労というか対策を考えてるんだろうなと感じたのを覚えています。
⇒楽天内ペットショップ一覧