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マイクロソフトの無料ウイルス対策ソフトMicrosoft Security Essentialsを導入する

Microsoft Security Essentials
マイクロソフトから無料のウイルス対策セキュリティーソフトがリリースされたので早速使ってみた。

avast! Home Edition
今まではこのアヴァストを使っていました。こちらも無料のウイルス対策ソフトで、最初に簡単な登録が必要で、1年後ごとに更新が必要です。登録や、更新作業は3分で終わるようなものなんですが、それすらも面倒臭い!と感じるので、素直にマイクロソフトのものを使おうと思ったわけです。このavast!は1年ごとの更新が面倒臭い以外は特に不満な面はありませんでした。

で、マイクロソフトのMicrosoft Security Essentials(セキュリティーエッセンシャルズ)ですが、さすがマイクロソフトだけあってインストールは簡単、3分くらいで何も迷うことなく完了。
動作が軽いのが特徴とのことで、体感としてはまったくストレスを感じずに使えています。avast!と比べて重いとかは感じず、快適です。ちなみに使っているパソコンはビスタでコア2デュオ、メモリ2ギガです。

肝心のセキュリティー能力ですが、これはまだ出たばかりなので、評判などはまだわかりません。私はマイクロソフトが作っているんだから大丈夫だろうと思ってすぐにインストールしましたけど。

以前はノートンの製品を数年使っていました。こちらは流石にお金を取るだけあって親切丁寧で機能も充実していました。その後は無料のソフトでも機能が充実していることを知ったので無料のものを使っています。ウイルスセキュリティーソフトって目で見てわかるような違いがないから、選ぶ基準が曖昧で、どれにするか迷ってしまいますが大手のマイクロソフトが出してきたので、しばらくはこのMicrosoft Security Essentialsを使ってみるつもりです。

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ビジュアルシンキング

日経アソシエの記事で絵の書き方のアドバイスで役に立ちそうなのがあった。

・物を逆さに描く
人間は普段理解していない部分も頭の中で想像して勝手に埋め合わせしてるから、物を逆さまにして描くことで普段見えていない部分が把握でき描く力が鍛えられる。これはなるほど~♪と納得。

・上手く描くことよりも、細部まで丁寧に描くことがポイント
物にしろ、頭の中にある考えにしろ、絵に描くときには細部まで丁寧に描くことが重要。そうすることで自分がわかっていない部分に気づくことができる。
絵に限らずアウトプットすると自分に足りない部分が浮かび上がるのは同じ。アウトプットするとき丁寧にやることでより効果があがる。

情報に出会うより引き出すことが大切

今本屋に置いてある、日経ビジネスアソシエに面白い記事が載ってる。

人間の記憶の話についてで、人間は生き残るために必要な情報以外は忘れるようにできている。だから歴史の年号などは脳に繰り返し覚えさせて大切な情報だと錯覚させないといけない。これはよく聞く話。ここからが私が知らなかった話です。今までは情報に繰り返し「出会う」ことが記憶に大切だと考えられていたけど、少し前に出た論文によると、重要なのは繰り返し情報を「引き出す」ことだという結論が出たという話。

だから何事でもわからなくてもどんどん使ってみることが重要だということでしょう。マネが上手い人ほど、技術の習得が速いというのもこの話と関係しているような気がする。

「動機付けと時間の圧縮」佐藤優

週間東洋経済、佐藤優「知の技法 出世の作法」
「動機づけができれば時間を圧縮できる」と「時間を圧縮する技法の身に付け方」の2回分まとめてメモ。
最近の内容はわかりにくくなってきた。

「動機づけができれば時間を圧縮できる」
・勝間和代さんの本から引用、勉強法の本はどれも基本は同じ、やる気がが出ればそれで十分
・そのやる気で動機付けができたら、次は目的を決める
・目的は常に時間とセット。
・また勝間本からの引用、努力は時間で定量化できる。
・動機付けができたあと、どうやって効率よく勉強するか?
・知の巨人から教えてもらうのが一番、ただ知の巨人は忙しいから自分のことに時間を使う
・立花隆さんの話、彼は学生時代英語の個人授業を受けていた。脂汗の出る体験だったが、それが役にやった。
・佐藤優さんも1対1での個人授業がもっとも効率よく勉強する方法だという意見

家庭教師の経験はあるけど、1対1の場合相性が合わないとストレスだけたまる気がする。勉強自体じゃなくて、人間関係でストレス作ると勉強も身につかないと思う。逆に相性が良ければ1対1の効果は絶大。

「時間を圧縮する技法の身に付け方」
・脂汗を流すほどの経験をすると役に立つ
・大学の講義は人数が少なくなるほど密度が濃くなる
・佐藤優さんの学生時代の話、同志社大学時代の少人数ゼミで非常に難しい翻訳をさせられた
・各個人に文章が割り当てられ、辞書に載っていないような難しい単語が含まれる文章を訳す必要があり脂汗が出る経験をした
・この経験が外務省に入ってからも役にたった
・重要なのは脂汗を流して、勉強した内容ではなく、脂汗を出して勉強したという経験。

少人数ゼミの話は同じような経験があるからよく理解できた。
脂汗うんぬんの話は、受験勉強の話に例えるとわかりやすい。受験で勉強した内容も役に立つけど、目標を決めて、努力してそれを達成するという経験があると、それ以降も頑張りが効くという話だと思う。

THE21「一流の読書術vs.二流の読書術」

PHPから出ている雑誌「THE21」が読書の特集をしていたので読んでみた。
目次をざっと見て岩瀬大輔さんと成毛眞さんの名前が目に留まった。
岩瀬さんのあとに成毛さんを持ってきたのはわざとなんでしょうか。岩瀬さんは多読否定派、成毛さんは本は10冊同時読めの多読派。でも記事を読むと二人が言ってることはほとんど同じように見えた。

岩瀬大輔さん
・月20冊程度本を買い、ちゃんと読むのはそのうち数冊
・著者名と経歴で本を選ぶ
・目的を持って読む、目的なしに読むのはジムでだらだら1時間走って運動した気になっている駄目な人と同じ
・自分の今の仕事にどう使えるのか、常に頭をすり減らしながら読む
・拾い読み派。完全に本を読むこと自体には意味はない。
・1冊の本で、一箇所だけ自分に役に立つ箇所を見つけるようにするといい
・すぐに役に立たない場合は、ブログに読書感想文を書くといい。

とても正直な内容で、気持ちいい。拾い読むというのは考えてみれば合理的な方法なんだけど、自分の場合、読書は小説から入って一時期のめり込んでいたから、本は完全に最初から最後まで読まないといけないという思い込みがある、ということに最近きづいた。だから本を読むか読まないかを0か1で考えて、役に立つところだけ読むということに抵抗感がある。これは慣れの問題で変えることができるから、ケースバイケースで実用書などはもっと効率よく読めるように今から気をつけることにする。

成毛真さん
・本をトン単位で数えるほど多読する
・目的無しに読む
・読書はビジネスには役に立たない。でも本を読んでない人とは話が合わない。
・常に関係ない分野の本を同時進行で読む。
・新刊本はサイトですべてチェック
・完全に最後まで読む本はほんのわずか、つまらなかったら途中で読むのをやめる、無駄な本を読むほど人生は長くない。
・一つの本で一箇所でも、いい箇所があれば十分。
・たくさん本を読めばいい本を見分ける力は自然とつく

一見すると勘違いされそうな記事の内容。
成毛さんは趣味の読書といっているけど、この記事が載ってる雑誌がビジネスマン向けの雑誌という・・・。
この趣味の部分を頭にいれてフェイルタリングして読むと、上の成瀬さんと言っていることは似ていると思う。
自分に取って役に立ったのは、二人とも本を全部読むことはせず、必要な部分だけを読むという合理的な行動をしていることでした。

二人の記事を読んだ後に雑誌の最後の方を見ると小雪さんの綺麗な癒される写真があって、まんまと癒されました。