「メモ」カテゴリーアーカイブ

佐藤優 「自己啓発は手段であって目的ではない」

今週の東洋経済、佐藤優「知の技法 出世の作法」は「自己啓発は手段であって目的ではない」でした。
教養の話はよくわからなかった。
以下メモ、強引にまとめてるので連載の内容とは違う部分もあると思います。

・勉強にのめり込む人は多いけど、何のために勉強しているのか目的が明確でない人が多い。
・東大で講義をしていた立花隆さんと話していたとき、教養を教えてくださいという学生が来て困ると言っていた。
・自然科学の教養は、実験によって繰り返し同じ結論が出るので法則として残る。
・人文系の教養は、自然科学のように実験できない。だからある個人の伝記として残る。
・勝間和代の著書でよい記述がある。真実とかは存在しない、同じものでも見方により、真実は変わる。

今週はよくわからない部分が多かった。
一番頭に残ったのは
「教養は時間を短縮する」という部分。

LEDのライトに虫が寄りにくい理由

たまたまテレビを見ていたら、最近普及してきたLEDの照明についての特集があっていました。
その中で、LEDは紫外線をほとんど出さないので虫が寄りにくいという話が出てました。
そうなんだぁ、と納得した気になったもののどうして紫外線が出ないと虫が寄りにくいかはっきりとはわからないので自分で調べてみました。

虫には人間が見える可視光線が見えず、逆に人間には見えない紫外線が見えているから、その紫外線を出さないLEDライトには虫に寄りにくい、という説明を見てもよくわかりません。

まず、紫外線が何なのかよくわからないから光の基礎知識がから調べてみました。
太陽光線を波長という光の種類を分けるときに使う物で分けると

波長短い 紫外線→可視光線(青→緑→赤)→赤外線 波長長い

という順になるんですね(右に行くほど波長が長い)
それで、昆虫にはほとんど紫外線の部分しか見えないらしいです。人間は可視光線の部分、つまり青とか緑とか赤が見えますが、逆に昆虫に見える紫外線は見えないんですね。よく昆虫と人間では見えている世界が違うといいますが、こういう理由によるんですね。

で、LEDの照明ライトというのはこの紫外線をほとんど出さないらしいんですね。だから人間には明るく見えるけど、昆虫が見ると何も見えない、つまり存在してないのと同じで、結果として昆虫が寄りにくいということみたいです。

昔映画でプレデターというアーノルド・シュワルツネッガー主演の映画があって、その中で敵役のエイリアンから隠れるために体を冷やすという場面がありました。あれも光の仕組みを利用したもので、あれは紫外線じゃなくて、赤外線でしたが、エイリアンは赤外線スコープのようなものを装備していて、獲物、つまり人間を探していました。赤外線という物はどんな物質からも出ていて、温度が高いものほど赤外線を多く出すらしいです。だから赤外線を感知できる装置を持っていればどんなに暗くても関係なしに、生き物とか熱を発するものの動きがよく見えるという仕組みで、夜間の監視カメラなどに使われているんだとか。よく赤外線ゴーグルなんて名前を聞きますがこういう仕組みだとやっとわかりました。なんで物体から赤外線が出ているのかとかの理屈はわかってませんが・・。

ついでに、赤外線は英語で「infrared ray」といいます。これは「赤より下」という意味で、上で書いた波長の並びを見るとわかりますが、赤外線は可視光線の赤よりさらに波長が長いからこういう名前がついたようです。どうして「下」という表現なのかはわかりませんが。携帯で使う赤外線通信のことをIR~ということがありますが、あのIRは「infrared ray」の頭文字だったんだとわかって何気に嬉しいです。

一方、紫外線の方は、英語で「Ultraviolet」、つまり紫を超えた、という意味で、日本語でも同じ意味ですが、これも上の波長の並びをみるとわかりますが、紫外線は紫色(可視光線の青、緑、赤でいうと、青の付)のさらに外側にあるのでこういう名前がついようです。

ニンニクのオリーブオイル漬けが冷蔵庫で固まった

ニンニクのしょうゆ漬けとオリーブオイル漬けを作りました。
作るといっても、ただニンニクの皮を剥いてビンに入れ、醤油、オリーブオイル(エキストラバージンオイル)を注ぐだけです。
醤油のニンニク漬けの方は綺麗にできたんですが、オリーブオイル漬けの方は冷蔵庫に入れて数日経つとオリーブオイルが固まってしまいました。最初は綺麗な薄い緑色をしていたんですが、時々ビンの中を観察していると、じょじょに濁ってドロドロになり、今ではもうビンをひっくり返しても落ちてこないほどの半固形状態です。

ネットで調べてみるとすぐに原因がわかりました。、オリーブオイルは固まる温度が高くて10度以下くらいで固まるそうです。なので冷蔵庫で保存すると固まるんだとか。オリーブオイルって普段あまり使わないから知りませんでした・・・。もともとオリーブオイルが固まりやすいのとニンニクを入れたことで、ニンニクからいろんな不純物が染み出て余計固まりやすくなったんだろうと思います。すぐに冷蔵庫から出して常温に置いておいたら綺麗に溶けました。ただ別に固まっていても不便じゃないから冷蔵庫に入れたままでもいい気がしてきた。

ニンニクの醤油漬けは漬け始めた次の日から一個づつ食べてみましたが、一ヶ月くらいしてからやっとマイルドになって美味しく食べられる感じです。最初の2週間くらいは刺激が強すぎて生で丸ごとガリガリ食べると口がヒリヒリして心臓に悪かった。

アマゾンを物色してたんですが、このガーリックロースターはオーブンを使わず電子レンジでニンニク調理ができるようで便利そう。

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岡田斗司夫の「ひとり夜話」最終回

GYAOの中で放送されていた岡田斗司夫の「ひとり夜話」。
毎月楽しみにしていた放送が先月で最終回でした。
アーガイブにアップされたのを見ました。最終回も期待以上に面白かった。
頭が良くて、何かに一生懸命になっている人は理屈抜きに好きです。

最後の楽観と悲観の話は、岡田さんが人生を真剣に生きていることが伝わってきました。

以下メモ
学生の就職相談の話を聞いて。
大企業でもその地位にいる人はたいしたことないからびびらなくていい。
その地位に対しては敬意を払う必要があるけど、その人に対しては普通に接していい。
傷つくのが怖いから期待しないという悲観主義に腹が立つ。
自分も昔はそうだったが、今は考えが変わった。楽観か悲観かは性格ではなく人生というマーケットに対する戦略。
悲観でいると常に心にダメージを受け続けている。だからと言って失敗した場合には、楽観の場合と同じ程度のショックを受ける。
楽観でいると失敗したときに、次はどうやって成功しようかという対抗策を考える。
単純に損得で考えて、楽観の方が得。悲観でいてもいいことはない。

損得で合理的に考えるというのは人生で余計なことに振り回されないための役に立つ考え方だと最近わかってきました。できるタイプの人は中学くらいからこういう合理的な考えができてるんでしょうか。
楽観か悲観かは性格じゃないというのは正しいかは僕にはわかりません、ただ性格という物の相当部分が周りの環境から受けた影響に対する反応だから、その人が周りの環境を違う視点から見れるようになれば、その人に見えている環境は変わることになり、その新しい環境に対する反応つまり性格も案外簡単に変わるのかもと思う。

ひとり夜話はこれからはイベントとして新宿のロフトや大阪で定期的にやるようです。
地方だからいけませんが、ネットにUPされる感想を楽しみ待つことにします。
できればユーチューブに公式動画の形でUPされると一番嬉しいですが。

「勉強会はカネを払って参加するのに意義がある」佐藤優

今週の東洋経済、佐藤優の連載、知の技法 出世の作法のタイトルは「勉強会はカネを払って参加するのに意義がある」

例えば、会社においてある会社のお金で買ったビジネス本より、自分で身銭を切って買ったスポーツ新聞の方からの方が情報をたくさん吸収できる場合があるという話。
佐藤優氏は、今琉球語とチェコ語を語学学校に通って勉強しているらしい。マンツーマンの授業で授業料は安くないが、その効果を考ええるとぜんぜん高くないとのこと。自分でお金を払わないと絶対に今のような勉強の成果は得られないらしい。

試験秀才型の人は、自分の知的欠損、つまり自分がわかってないことを認めないのが欠点。
自分のレベルを正確に理解すれば効率があげられる。
連載の中では勉強会を例に出してあったけど、語学学校を例に考えるほうがわかりやすい。
全く内容が理解できないレベルの語学クラスに参加しても、自分にはできないという劣等感だけが生まれる。劣等感は知識の吸収を妨げる非常に大きな障害になる。
逆に、内容がすべてわかっているクラスに参加しても安心感があるだけで、ただの時間とお金の無駄。何も新しいものを学べないクラスに参加するくらいなら家で好きな映画のDVDでも見て気分転換するほうがよっぽど有効。
だから、自分がちょっと背伸びするくらいの内容のクラスに参加するとよい、という話だと理解した。

佐藤優氏の連載を読んで何か変化はあったか?
連載の内容自体も参考になるけども、自分で自分のことを客観的に観察して、物事を変化させるための戦略を考えるということを少しづつ意識できるようになってきた気はしてる。