「勉強」カテゴリーアーカイブ

週間ダイヤモンドの山崎元さんの記事

今週の週間ダイヤモンドの山崎元さんの連載が面白い。
週間経済紙は拾い読みで5分で済ませるんだけど、山崎元さんと、佐藤優さんの連載だけはちゃんと目を通している。

今週はなぜ投資家は経験から学べないのか?というタイトル。
山崎元さんがあげていたのは、

・投資家は自尊心を守るために経験を都合よく記憶するから、記憶によがみが生じ、いくら経験してもそれを生かせない。
例)儲かると自分の実力、損すると運が悪かった。

・自分が儲けたり損したことの経験から受ける影響があまりに大きく、合理的な考えができなくなる。
例)機械的な損切りは合理的でないとはっきりしているが、一度でも損切りせずに大損した経験があると、その記憶が強烈で合理的な考えができなくなる。

ここで踏みとどまって、物事を客観的に観察できる人が投資家に向いているという話。これは学力とは比例しないみたい。今回の記事もだけど、山崎さんの記事はいつもいいところをついていると思う。株は、特に短期売買の場合は、初めてすぐ儲ける人もいれば何十年やっても駄目な人もいるから、なるほどと思う。

デスクトップにはゴミ箱とサイドバーのみ配置する。

この前パソコン内のデータを全部消去して以降、デスクトップ画面の使い方を変えてみた。それまでは取りあえずデスクトップにどんどんフォルダを作りなんでも詰め込んでいた。

現在のデスクトップ画面には左上にゴミ箱のアイコン一個だけ表示させ、あとは右側にGoogleデスクトップサイドバーを表示。そしてクイック起動にブラウザやよく使うソフトを配置。Googleサイドバーに入れているガジェットは英語版のGoogle製RSSreaderとGmail、あと写真ガジェトと時計を入れている。英語版のRSSreaderとGmailガジェットはなぜか日本語版より高性能かつ日本語もすべて使える。写真ガジェットにはお気に入りに写真サイトのアドレスを入れて自動でスライドショーが見れるように設定している。ネット上の画像を自動で表示してくれるのはいい機能だと思う。写真は文字と違い集中力が途切れないのがいい。

今回デスクトップの使い方を変えて一番良かったと思うのは、デスクトップにフォルダを一切置かないようにしたこと。おかげでその時その時の目の前の作業に集中できるようになった。他の作業についても対象から一旦完全に離れて距離をとることになり、その間に頭の中が整理されるから結果的に前より作業がはかどるようになった。

こういう捨てる=選択する作業は自発的にやろうと思ってもなかなか手が出ないから、パソコンの調子が悪くなるという強制的な環境の変化はありがたかった。

GmailのTasks(Todoリスト)機能が便利

少し前からグーグルのGmail内にあるToDoリスト機能(言語設定が英語だとTasksという表示)をよく使っています。
機能的にはごく普通のToDoリストですが、定期的にチェックするgoogle Gmailのウェブ画面内に表示されるので使い勝手が良いです。機能はシンプルなので面倒臭がらずに使える点も気に入っています。
私の使い方ですが、やる予定のことを思いついた時にすぐ書いておき、実行したらチェックを入れます。どれだけ計画を実行できたかという成果を目で見て確認できるようにチェック済みの項目もそのまま残しています。これだけですが、使う前よりずいぶん生産性があがったので喜んでいます。見える化というのは私が思っていた以上に効果がありそうです。

佐藤優の人生相談で頭に残っているもの

佐藤優のインテリジェンス人生相談 [個人編]

この本の中で正確な相談内容は忘れたけど、気になってメモしているものがある。
「佐藤優さんは努力家でよく勉強されていますが、私は努力ができません、どうしたらいいでしょうか?」
みたいな内容だったと思う。

これに対して佐藤優さんは、
「私は努力家ではありません、いろいろ細かいことを知っているのは生きていくのに必要だったからです。
努力して外交官や官僚になった人たちは努力することが偉いと思っていて他人を馬鹿にする傾向があります。
試験に受かったりすることは頭の良さとは関係ありません。また受験などを考えている家庭に生まれたかどうかという運の要素も大きいです。
無理に勉強しようと考えなくて、必要になったときに必要なものを勉強していけばいいと思います。」
みたいなことを言っていたと私の頭の中の記憶にはある。

この解答はなぜか頭に残っていてたまに思い出すことがある。
ああしろこうしろと命令していないのに自発的に考えるということを促す文章、だからかなぁ。
だいぶん前に読んだ本なんで全然違う内容だったりするかも・・・・・今度本屋に行ったときにでも確かめてこよう。

外国語を効率よく話せるようになる方法

外国語を効率よく身につけるにはアウトプットをし、脳にアウトプットするための回路を作ってやるのが一番。というのが今のところの僕の結論。
ただ今までやってこなかったことをやるにはエネルギーがいる。なので戦略を立てる必要がある。
子供の頃からの学校での勉強でインプットには慣れている。しかしアウトプットの機会は圧倒的に少ないから、どうやってアウトプットしたらいいのかその方法が体に染み付いてないんですよね。今になって思えば小さい頃からアウトプットの習慣を身につけていた人もいたことに気づきます。

今までアウトプットしていなかったのにいきなりアウトプットをしようとすると大量のエネルギーが要るから挫折しやすい。大量のエネルギーがいるのは今まで脳に存在しなかった回路を作ってやる必要があるから。この回路は使う回数が増えるほどその回路を使うために必要なエネルギーは少なくなる。またあるアウトプットを複数の方法でおこなうことによってそれに必要な脳内の回路は複雑になり、その回路を使うためのエネルギーは少なくて済むようになる。

以上をふまえてこれからやっていこうと考えている方法が以下です。
まずは外国語での英作文です

・毎日コツコツやる
・必ず最低限使う単語や文法を決めて作文する(ある程度まとを絞ることで必要なエネルギーレベルを低くしてやる)
・自分が知らない表現でもなんとか自分が知っている単語、文法で表現しようと工夫してみる。(脳内の回路が複雑に張り巡らされて記憶が強力になる)
・どうしてもわからないものはそのまま日本語で書いておき、後でわかったときに作文する。(わからないものにこだわり過ぎたら挫折する)

会話についても作文と基本的には同じですが、特に自分が知らないものでもなんとか自分が知っているものを使い表現することが重要になりそうです。
あとは外国語も日本語もただのツールに過ぎないのだから文脈の中での使い方を意識してやると脳内の回路が複雑に張り巡らされて効率よく、そして強力に身につく可能性が高くなると思っています。