月別アーカイブ: 2009年8月

車の査定をしにガリバーに行ってきた。

ガリバーでのマイカー査定体験談

車の買い替えを予定しているので、中古車買取実績No.1ガリバーへ行って今乗っている車がいくらで売れるのか査定してもらいに行ってきました。

中古車の買取屋ってあまりいいイメージを持っていなかったんだけど、ガリバーは接客がとても丁寧で従業員の訓練がしっかりしてるなというのがガリバーに行ったときの最初の印象でした。店舗内も普通の自動車メーカーのディーラーと同じような作りで清潔感があり、トヨタやホンダのディーラーと変わらないなぁと思いました。

ガリバーみたいな中古車の買取店に行ったのも初めてだし、マイカーの査定をしてもらったのも始めてなので、どういう風にして査定してもらったかメモとして感想を残しておきます。

まず、事前に近くのガリバーに電話して、車を持っていく日時を決めました。
予定していた日時に車を持っていくと、外まで店員さんが出てきて出迎えてくれました。用件を伝えるとすぐに店舗内に案内され、飲み物の注文を聞かれたのでアイスコーヒーを頼みました。ディーラーに行ったことがある人ならわかると思いますが、ほんと普通のディーラーと同じ接客です。店舗内には子供が遊ぶスペースも用意されていました。

飲み物が運ばれてきて、名刺を受け取り、こちらの住所とかマイカーの希望買取価格などを書く用紙を渡され、今から査定をするので、その間に記入してしばらく待つように言われました。飲み物を運ぶのも接客も全部同じ1人の店員さんが対応して、ぱっと見た範囲では他に店員さんは1人も見当たりませんでした。奥の方に何人かはいたと思うんですが少数でやって徹底的にコスト削減してるのかなと思いました。そのぶん、ガリバーの一人ひとりの従業員の質は高そうです。私を対応してくれた店員さんの対応は非常に丁寧で好感がもてました。他のガリバーの店舗がどうなのかは知らないのであくまで個人的な感想ですが。テーブルにはネットに接続されたパソコンが置いてあるので、査定を待っている間、そのパソコンでガリバーのコンテンツを見ていました。

正確な時間は忘れましたが、査定にかかったのは20分くらいだったような気がします、結構長く感じました。店員さんが戻ってきて、査定が終わったとのことでしたので、具体的な内容について話し合いました。私の場合、今乗っている車が13年以上昔の車なので、今エコカー補助金の対象車に買い換えると25万円の補助金が出ます。なのでもし今乗っている車が25万円以上で売れるなら、ガリバーに売ろうと思ってました。13年前の車で距離も15万キロくらい乗っているので、ダメモトで試しに査定してもらおうという気持ちでした。査定の結果は残念ながら希望額に届かず、というか査定は0でした。結構珍しい車なので、同じような状態の車が結構な金額で中古車として売られているのを見るので、もしかしたらと思ったんですが、オークションなど個人売買でないと高く売るのは難しそうです。私の場合は新車に買い換えるのでディーラーで廃車にしてもらいますが、ガリバーはガリバー廃車見積サービスというのをやっていて、必要書類や手続方法も丁寧に説明してくれるらしいです。

店員さんの話では車の状態は良いですが、年式と距離が走っているので、エコカー補助金の25万円以上で買い取るのは難しいという話でした。お客の希望とは違う結果なので話しにくいと思うんですが、筋道立ててわかりやすく説明してくれたので、こちらは全然嫌な気持ちにはならず、さすがプロだなぁとか思いながら話を聞いていました。そのとき資料を見せてもらったんですが、こちらが売ろうと思い査定してもらった車種を逆に買おうと思って探している人のデータがあって全国各地の名前が載っていました。ああいうのがあるから全国ネットワークの中古車屋は強いのかなと思いました。

結果としてはガリバーでは希望額での買取はしてもらえませんでしたが、接客が非常に丁寧で、嫌な思いを全くしなかったので、店を出た後も気持ちよく帰れました。また必要なときはガリバーを利用すると思います。車屋ってそんなに頻繁に利用するものじゃないから、一度嫌な印象を持つと二度とそのお店には行こうと思いません、だからこそ一回でも着てくれた人は大切に接客して、潜在的なお客になってくれるようにするのは重要だなと思いました。勉強になります。


車種・年式・走行距離 等の簡単な入力で概算価格を知らせてくれます。


こっちは廃車見積もり。
廃車時の必要書類や手続方法も丁寧に説明してくれるらしいです。

中国での車の名前と車事情に付いて

もともと車が好きなのと、最近は中国語の勉強もしているので
中国国内での自動車メーカーの呼び方や車種の中国語での呼び方
また、中国での車事情について自分で調べて少しづつまとめていこうと思い
一つブログを作りました。
こちら
中国の車を調べる

飽きないように、コツコツやっていけたらいいなと思っています。

佐藤優「時間を圧縮した本の読み方」

週間東洋経済、佐藤優の「知の技法 出世の作法」、今回は2週間ぶんまとめて読んだ。
タイトルは「時間を圧縮した本の読み方」と「勉強会を活用して、時間を効率的に使う」。

「時間を圧縮した本の読み方」
・読む本の分野の基礎知識がないまま、本を読んでも、それは読書ではなく、ただ本のページを指でめくるという運動にすぎずそれは読書ではない。
・外交官時代は毎朝20センチくらいの厚さの書類を数時間で読んでいた。それは知らないことだけを選別して読んでいたからできた。
・佐藤優さんは今発売されている新書でもロシア関係の本ならたくさん読める、ただし知らない分野の本ならそれほどは読めない。
・基礎知識がある分野の本なら、自分が知らないところだけ読めばいいから早く読める。
・要は早く読むというのは、知っているところと、知らないところを区別する作業。
・楽しんで読む小説などは全く別として考える。

「勉強会を活用して、時間を効率的に使う」
・体系立てて確立されている分野の勉強などなら、その専門分野の先生などから教えてもらうことにより数十倍効率良く学べることがある。
・わかりやすく教えてくれる先生を探すことが大切。

本の読み方に関しては、僕の場合は本は全部読まないといけないような強迫観念というか思い込みがあるから(単に貧乏性かも)
買った本は全部完璧に読むか途中で読むのをやめて投げ出してしまうかのどちらかで、本の内容で知っている部分と知らない部分とを分けるという考えはなかった。本を読みながら内容を既に知っていることかどうか判断する、そして知っている部分はさっと読み飛ばし、知らない部分は集中して読む、これは今度から早速実行に移そうと思う。

体系立てられた学問分野などは専門の先生にならうと効率がいいことについて、佐藤優さんはモスクワ大学で勉強したときのことを例に出してた。
僕の場合は根拠のない全能感が抜け切ってないから、どうしても独学でなんでもやってしまおうと考えてしまいがちだけども、最近は何度か失敗を経験して、素直に人から教えてもらうことができるようになってきた、そのほうが効率が良い場合って結構多い。

この前たまたま佐藤優さんのラジオを聞いていたら新刊の紹介をされていたので久しぶりにアマゾンで著書をチェックしたら、面白そうな本が何冊か出ていた。

甦る怪物(リヴィアタン)―私のマルクス ロシア篇
モスクワ大学時代に、戦争などロシアの闇の部分に触れた若者たちと接して、この記録を残さないといけないという思いから書いたみたいなことを言っていて非常に面白そうだった。アマゾンの評価もいい。以前は佐藤優さんのこういうロシア関連の本には興味がなかったけど、勉強法の本などを読んで行くうちに自然とロシア関連の本にも興味が湧いてきている。たぶんこの本は買って読むと思う。

功利主義者の読書術
「役に立てる」という視点から本を読み直せ!という内容らしい
タイトルがそのまんまで佐藤優さんらしい。こういういわゆる勉強法みたいなテクニックに的を絞った本は嬉しいし売れると思う。
ロシア関係と勉強術関係の内容が混ざった内容だと、それぞれの対象とする読者が比較的分かれていると思うから、本を手に取りにくい感じがしていた。

PHPのTHE21の香山リカの記事

THE21 2009年9月の特集は「時間貧乏な人」vs.「時間リッチな人」の習慣

この中で香山リカさんの記事が気になったのでメモしておく

・人間をもっとも苦しめているのは「思い込み」かもしれない
・計画を立てて実行しようと無理にしなくていい、臨機応変に柔軟に動くことが大切
・現代は即断即決が良しとされているが思い込みに過ぎないのでは?
・むしろ大事な決断こそそこで決断せずに時間をおいて決めるべき
・精神科医としてたくさんの患者を診ていると、いきなり大きな決断をしようとする人はストレスを抱えていることが多い
・ストレスを抱えて苦しいから、大きな決断をして一発逆転を狙おうとする
・0からやろうとしない
・既にあるものを上手く利用することが大切
・学生の論文を見ていても0から自分でやって何か変わったことをやろうとしている人は結局資料の寄せ集めみたいな物を出してくる。
・すでにあるマニュアルを利用して、効率よくやる人は自然と独特のものが出てくる。

この香山リカさんの記事で一番印象に残ったのは、ストレスを抱えている人はいきなり大きな決断をしがちだということ。
自分の経験を振り返っても当てはまっている。余裕があるときは絶対しないようなことをストレスを抱えているときにはやってしまう。
株なんかで損取り戻そうとして、下がり続ける株をナンピンしたり、無理なレバレッジをかけて一発勝負をしてしまう人の心理も似たようなものな気がする。
ただストレスを抱えると一発逆転を狙うというのが人の自然な行動とするなら、一発逆転が成功することもあるだろうから、100%それが駄目ってわけでもない気がする。例えばストレスを抱える環境で生活していて、そのままだと死んでしまうという時、大きな決断をしないといけないから。要はストレス自体に影響されずに冷静に状況を判断して決断して行動することが大切なんだと思う。

香山リカさんが書いていた記事をまとめると
・計画通りにしなくてもいい、柔軟に行動する
・0からすべてやろうとしない、既にあるものを上手に利用する
・ストレスを抱えたときに大きな決断をしない、時間をおいてみる

佐藤優のラジオを聞いた

少し前にたまたま佐藤優さんのラジオ(ミッキー安川さんのラジオ)を聞いてメモしてたことがあるので忘れないようにここに書いておく。
記憶が確かじゃないので間違ってる部分があるかも。

・18歳の大学入試、22歳の公務員試験、ある程度の量のことを覚えて、それを試験で反映させることと人間力は関係ない
・一昔前は外務省には派閥なんてほとんどなかった、3分の1が非東大だった。
・昔はハーバード大学を出てもケンブリッジ大学を出ても、小さい頃から海外に出ていた帰国子女は中卒の扱いだった。
・なので外務省だけは受験資格が学歴が関係なく年齢だけだった、そのときの成績と面接だけ。
・そういうところに私は間違ってはいっちゃった。
・大学までは偏差値秀才でいるのは環境がよければいられる、大切なのはその後
・日本は20代で自信をなくして一生大学コンプレックスを抱えている→これはバカバカしい、こんなの日本だけ

大学出た後が大事というのはなんとなく多くの人が気づいていることだと思うけど
改めて佐藤優さんが話しているのを聞いて、再確認した。