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がんの粗死亡率と年齢調整後のがん死亡率

ライフネットの岩瀬大輔副社長が書いたがん保険のカラクリ (文春新書)を読んだ。その中にがん保険の広告についての話があった。がん保険の広告ではよく、最近ガンでの死亡率が上がっている、ということが強調されて、それが広告に使われている。しかし、実際は、高齢化が進んでいるために、その高齢化の影響を考慮して年齢調整すると、むしろガンでの死亡率は横ばいか下げ気味になっているとのこと。厚生労働省のサイトにデータがあるらしいので、自分でちょっと調べてみた。最新データは見つけられなかったけど以下のデータは見つかった。

悪性新生物死亡統計について
悪性新生物死亡統計について(人口動態統計特殊報告)、厚生労働省より。

これを見ると確かに、ガンの死亡率は上がっているけど、年齢調整後だとむしろガンでの死亡率は下がっていることがわかる。年齢調整とは、日本の場合は、昭和60年の人口構成(人口ピラミッド)を基準にして、基準となる人口構成に調整してデータを見る方法らしい。なので年齢調整すると高齢化の影響などが排除できる。

他に、高額療養費制度についての指摘があったけど、これは私も実際に身近で経験したので同感。例え大きな手術をしたとしても、高額療養費制度があるから、実際にはお金はあまりかからない。必要なのは、個室を選んだ場合にかかる費用等でこれはそう大した額じゃない。結局一番の問題は病気をして働けなることで、この本では、そこで働けなくなった時のために就業不能保険を作ったみたいな話が出てきた。高額療養費制度という制度をちゃんと知ってるか知らないかは本当に大きい。

がん保険のカラクリ、というと保険関係の本で内容がつまらないようなイメージが自分の中ではあったけど、この本は切り口が鋭いので、保険自体にあまり興味がない私でも興味をもって読むことができた。文章も読みやすい。

チリワインのサンライズ、カベルネ・ソーヴィニヨン

チリワインに挑戦。
サンライズというチリワインはコンビニにも、普通のスーパーにもよく置いてあるワイン。輸入をメルシャンがしている。価格は1000円くらい。

チリワインのサンライズ、カベルネ・ソーヴィニヨン

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ちょびちょび飲んで今ボトルの半分ほど飲み終わった所。
このサンライズを飲む前には、ムートン・カデ・ルージュを飲んでいた。そのムートン・カデ・ルージュに比べると、味が軽い。
裏のラベルを見ると、ミディアムボディとフルボディの中間になっている。
ムートン・カデ・ルージュはフルボディなので、その差が、この味の重さの違いになってるんだとわかった。
ただ、ムートン・カデ・ルージュと比べなければ、結構しっかりした味だと思う。500円以下のワインにあるような薄い感じのワインに比べるともっとしっかりしている。
これで1000円ならコストパフォーマンスがいいと言われる理由が少しわかる。
500円以下、1000円前後、1500円よりちょい上。この3つの価格帯は結構差がはっきりしてる。

サンライズ、カベルネ・ソーヴィニヨン(amazon)
サンライズ、カベルネ・ソーヴィニヨン(楽天)

バスクリンのきき湯とか

今年の冬は、おふろに入る時は必ず入浴剤を入れて入っている。お陰で、今年の冬は体が乾燥して痒いことがほとんど無くなった。ドラッグストアにある入浴剤で良さ気な物を片っ端から試してみて、気に入ったのが、バスクリンのこのきき湯シリーズと、もうひとつはドイツのクナイプ。クナイプは岩塩とハーブ、バスクリンは炭酸プラスαが入っている。

キキ湯

このバスクリンのきき湯シリーズは、お湯の中に入れると炭酸の泡がブクブク出てくる。その泡から二酸化炭素がお湯の中に溶け出して、皮膚から体の中に入る。体の中に入った二酸化炭素は血管を拡張する働きがあって、血管が広がると、血流が良くなり、体が温もりやすく、お風呂から上がった後も体が冷めにくくなる、ということらしい。実際に、きき湯を入れてお風呂に入ったあとは体が冷めにくいのが体感できる。

きき湯シリーズには、いろんなタイプがあって、乾燥や肌荒れに気を使っているので、私は、ミョウバン入りのものと、重曹入りの物をよくリピートしている。どちらも、お湯が柔らかい感触になってるのがわかります。このミョウバンシリーズは一袋ずつ単品で売られているものは1個100円くらい。まとめて全種類買って、毎日違うものを試したりできるのでちょっとした楽しみになります。

VACUVINバキュバンのコルクスクリュー ツイスター 68814を買ってみた。

便利なワインのコルク抜きが欲しくて、VACUVIN コルクスクリュー ツイスター 68814を買ってきた。

VACUVINバキュバンのコルクスクリュー ツイスター 68814

今までは、何の変哲もない極普通の、取っ手に渦巻き状の針金みたいな物だけがついたコルク抜きを使っていた。これだとワインを開ける時に、コルクの真ん中に尖った部分をさして、綺麗にコルクの中をコルク抜きが回るように注意しながら回さないといけなかった。コルクにコルク抜きを刺すのも、回すのも、最後にコルクを抜くのも力がいるので、他になにかいいコルク抜きが欲しいなぁと思っていたら、ちょうど見つけたのがコレ。

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分解するとこんな感じ。土台をワイン台に固定してから、スクリュー部分を穴から入れてひたすら手で回すだけ。ワインからコルク栓を抜く所までやってくれる。今まで使っていたコルク抜きに比べると、ちょっとした感動をするくらいに力が要らない。こういう道具は必須品だなぁというのが感想。ネックは価格。私は2000円ほどで購入。100均のコルク抜きに比べるとかなり高め。質感は物凄く安っぽいというわけではないけど、それほど高級感もなく、綺麗なプラスチックという感じ。この機能自体は便利なので、わたし的には結構満足できるお買い物でした。

VACUVIN コルクスクリュー ツイスター(amazon)
VACUVIN コルクスクリュー ツイスター(楽天)

VACUVIN バキュバンというコルクを抜いたワインボトルの空気抜き&栓を購入

ワインのコルクを開けた後、中の空気を抜いてフタをすることができるVACUVIN社のバキュバンワインセーバーを購入。VACUVIN (バキュバン) というのはオランダの会社。

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VACUVIN バキュバン ワインセーバー ストッパー1個付き V-15(amazon) >>楽天

たまにワインを買ってきて家で飲むんだけど、一度に一本は飲みきれない。再度コルクを戻してできるだけ早く飲むようにはしてたんだけど、バキュバンのワインセーバなら中の空気をポンプで抜いて、ゴム製のフタで栓をできる。ビンの中が真空状態になるのでワインの劣化スピードを抑えることができる。実際に使っている人から教えてもらって買ったのでハズレじゃないとは思っていたけど、間違いのない商品。この手の便利グッズって小手先のテクニックを使い実際は面倒臭かったり、チャチかったりして実用性の無いものが多いんだけど、バキュバンのこの商品は当たり。手動ではこれ以上には便利にはできないんじゃないかと思う。

使い方は、専用のゴム栓をワインのビンの口に入れて、あとは白いポンプを上に載せて、空気が抜けるまで上下させる。ワインの残量にもよるけど数回ではなくて、十数回とか数十回は上下しないといけない、ただ力があまり要らないので、女性でも問題なく扱えると思う。空気が抜けると、ポン!という音で知らせてくれる。ワインを飲む時はゴム製栓の先っぽに出ている突起を指で曲げて上げると、吸盤外しようの突起と同じように、中に空気が入り、栓が抜けるようになる。

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VACUVIN バキュバン ストッパー2個セット(amazon) >>楽天

別売りの専用ストッパー。赤ワインと白ワインを少しずつ飲んだり、他の種類を同時にちょびちょび飲みたいので、同封されていたストッパー一個の他に、別売りの2個入りストッパーを購入。600円ぐらい。
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パッケージの裏側。
力がいらず手間もかからず実用性がある商品、ぱっと見、100均にあるような商品だけど質感は思ったよりはいいです。気になる点を上げれば、フタがゴム製なので、長く使うと劣化して空気漏れするかもということくらい。

VACUVIN バキュバン ワインセーバー ストッパー1個付き V-15(amazon)
VACUVIN バキュバン ワインセーバー ストッパー1個付き V-15(楽天)