中国で売ってあるプーアル茶(普洱茶)を飲んでみた。最近お茶に興味があるので、いろいろ試しに飲んだ物のメモ。
この中国語、「槚jia 3」は初めて見たので電子辞書で調べたら、昔の字で「お茶の木」を表すとのこと。数グラム単位でパッケージされていて、まるごと一個容器に入れて水を入れて飲めるようになっている。入れ方もいろいろあるらしいんだけど、気にせず水に直接入れて飲んでみた。ネットで調べたら洗茶といって一度洗ってから2度めに入れたのを飲むのがいいらしい。
「顶级普洱 公元2003年 中国 云南」と書いてある。本当かどうかわからないけど2003年製で10年ものとのこと。数年前、中国がバブルの頂点だったころにはプーアル茶にも投機資金が流入してビンテージ物のプーアル茶が暴騰したらしい。
中身はこんな感じ。1個7グラムくらい。
そもそもプーアル茶って名前は知っていたけど、一体なんなのか知らないので調べてみた。
プーアル茶が普通の緑茶と何が違うかというと、緑茶になる前に湿ったままの状態で茶葉を発酵させたものがプーアル茶で、中身が発酵しているから緑色が無くなって色が茶色になっている。発酵後に乾燥させてあって、この塊を触るとわかるけどめちゃくちゃ硬い。
水に入れてもすぐにはほぐれないので、長めに浸すか、物理的に崩さないとだめ。
肝心の飲んでみた感想だけど、色はかなり濃ゆくて、独特の苦味があるけど、飲み慣れると程よい苦味。いろんな温度で試したところ、大きなガラス容器にプーアル茶の塊を一個入れて、水を常温のまま入れて、数時間したらお茶の成分が出ているので、よく混ぜて、そのまま常温で飲む。これが一番美味しかった。