アスペルガー症候群

アスペルガー症候群 (幻冬舎新書 お 6-2)

面白くて一気読み。30分くらいで読める。
アスペルガー症候群は大きくいくつかのタイプに分けられるらしく、その症状が書いてある。アスペルガー症候群の説明はウィキペディア(Wikipedia)参照
自分にも当てはまる部分があると思ったけど、よく考えると占いみたいに、誰にでもある程度は当てはまる気もする。

アスペルガー症候群の人たちは、ある分野で特異的な才能を発揮する、という部分には興味を引かれる。けどもアスペルガー症候群の人たちがどうやったらうまく生きていけるかという箇所がもっと面白かった。

・安心できる環境で自信を持たせる
・短所を修正するのではなく得意な分野を伸ばしてあげる
・社会に適応できる方法を学習させる
・できるだけ子供のうちに対策をしてあげる。大人になるほど機会が失われていく。
・得意分野を生かせる仕事に就けるかが大きなポイント
・社会生活を送るために、様々な場面を想定したスクリプト(台本)を用意して練習させる。

要するに普通の人にもあてはまることだけど、
それを意識的にやることになるから、方法と目的が明確になってる。
日常生活の様々な場面を想定したスクリプト(台本)を用意して、この場面ではこのセリフを言いこう行動する、と決め訓練するのは応用範囲が広くて役に立つと思う。

アスペルガー症候群 (幻冬舎新書 お 6-2)

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