上海で一番大きいという福州路にある上海書城(上海书城)に行ってみた。
地下鉄1号、2号、8号線が交差する地下鉄人民広場駅から徒歩10分弱。
人民広場駅は大きな駅なので、出口を間違えると、かなり遠回りになる。
一番近いのは来福士広場に出る15番出口。
この来福士広場は若者向けの大きなデパートで、美味しい食べ物屋が揃っている。
上の階にはレストラン、地下にはデザート屋がたくさんある。
ここには美味しいお店がたくさんあるんだけど、夕方の時間帯だと人気のお店は並ばないと食べることができない。デザートは持ち帰りできるものが多いので、帰りにお土産を購入した。
15番出口から外に出ると見える大きな通りが西蔵中路。来福士広場はちょうど交差点の角に立っている。大きな道の方が西蔵中路、そこから奥に入る小さな方の道が福州路。この福州路を歩くと5分くらいで左手に上海书城と書かれた大きな建物が見えてくる。
福州路にはこの上海書城以外にも本屋とか文房具屋などの小さいお店がたくさんある。
上海书城を通りすぎてずっとまっすぐ行くと、10分くらいで外難(ワイタン)まで出ることができる。こうやって地図を見ながら自分の足で歩くと、自然と地図が頭に入ってくる。
上海書城は外見はかなり古い感じで、中に入るとなんだか照明が暗い。日本の本屋と違って、人の身長より高い本棚が壁側にしかないので1フロアがすべて見渡せるようになっている。1階は人気の本や、新発売の本、他に、旅行関連の本のコーナーが大きかった。旅行関係の本は、中国国内だと、海南島の本が多かった。日本だと、北海道、東京が目についた。
旅行のガイドブックの値段を見るとカラーの厚めの本で40元前後(約600円)、と割りと高い印象。ただネットで買うと中国では本の割引が大きい。20代の中国人に聞いたら、子供の頃は本は1冊、1块(約15円)くらいだった、と言っていた。こういう話を聞くのは面白い。
4階は外国語コーナーがあって、日本語学習者向けの本はかなり充実していた。場所によっては床に座り込んで本を読んでいる人もちらほら。ひと通り全部の階を見てみたけど、敷地の広さの割には本は少ない印象だった。