上海の地下鉄2号線南京西路駅から徒歩5分のところにある、日系デパートの伊勢丹に行ってみた。伊勢丹に行く途中にユニクロのグローバル旗艦店の南京西路店にも立ち寄った。
ユニクロの旗艦店は、南京西路駅にほぼ直結していて地下鉄南京西路駅の1番出口から出てすぐ。
とても広い店舗と聞いていたけど、入り口はかなり狭い。3階建ての店舗。ワイヤーに吊られたマネキンが吹き抜け部分を立体的に動き人目を引くようになっている。店内をぱっと見た感じ派手な色の服が多い。値札を見ると、日本と同じか、最近の円安の影響で少し日本より高いかなという価格帯だった。お客はそれほど入っていなかったけど、この場所はかなり立地がよくて人通りが多いから、宣伝効果は大きそう。店の外から見るとちょうど駅ビルの外側の目立つ部分にUNIQLOと書いた大きな看板があって、道を歩く人の目に留まる用になっている。この立地にこれだけの看板を出すんだから、ユニクロがお金を持っているのがよくわかる。
ユニクロの旗艦店がある南京西路の通りは、超高級時計の直営店が集中している場所があって、これでもかというくらい路面店が軒を列ねていた。これだけ集まっている場所は他にないんじゃ。南京西路は観光地の南京東路に比べるとずっと雰囲気はよくて、いい意味で賑わっている。
次に伊勢丹に行ってみた。伊勢丹は南京西路駅から道を間違えなければ徒歩5分。
上海伊勢丹の名前は時々聞くので、かなり大きな店舗を想像していたら、思っていたよりコンパクトな店舗。すでに上海のいろんなデパートを見て回った後なので、どこもそれほど変わらない気がしてきた。陆家嘴とか中山公园にある人気のデパートに比べるとなんだか活気がない。伊勢丹が、他のデパートと違うのは、地下にあるフードコートと食品売場。日本から輸入された食品が並んでいる。フードコートは雰囲気が大食代より美味しそうだった。食品売り場はあまり敷地は広くなくて、よく見るとそんなに珍しいものがあるわけでもなく、お金に余裕のある駐在員とかが普段の買い物に使うのかなと思った。
伊勢丹の食品売り場にインスタントラーメンの「出前一丁」が並んでいて、一緒に行った中国人がそれを見て教えてくれたんだけど、中国では、なぜか「出前一丁」が人気とのこと。ただ、中国の出前一丁は香港製らしくて、確かにパッケージを見たら「香港制造 」と書いてあった。