年別アーカイブ: 2009年

エコカー補助金を利用したときの自賠責保険の解約と還付金

エコカー補助金25万円を申請しているので、前の車は廃車手続きをしました。といってもディーラーが代理でやってくれるのでほとんど何もする必要はありませんが、廃車にする場合はいろいろ還付金が戻ってくるので一部は自分で手続きをしました。

廃車にする場合に車検期間が残っていると戻ってくるもの
・自動車税
・自動車重量税
・自賠責保険

自動車税の還付は問い合わせたところ、何も手続きをする必要がなく、廃車処理をすると2ヵ月後くらいに通知がきて、還付金がもらえるとのこと。
自動車重量税の還付は廃車処理が終わったとき可能になり、手続き自体はディーラーでやってくれました。一時抹消から数日たって(車を引き渡して半月くらい)手続きが終わったと連絡ありました。自分が乗っていた車がもう完全に解体されてバラバラになったと思うと少し寂しくもあります。還付金の振込みまでは3ヶ月ほどかかるみたいです。
自賠責保険は、自分で手続きをしました。車をディーラーの人に渡した後しばらくして持ってきてくれる一時抹済みの書類が必要でした。保険会社に連絡し手続きを済ませると2週間後には振り込みが確認できました。

エコカー補助金についてはこちらにまとめています。
エコカー減税とエコカー補助金のガイド

新型アクセラの「アドバンストキーレスエントリーシステム」

新型アクセラのアドバンストキー
マツダの新型アクセラのアドバンストキーレスエントリーシステムのキーです。金属のキー本体はこの中に納まっていますが、すべてキーレスで操作できるので、アクセラを買ってから金属のキーは一度も使っていません。今はこの手のキーレスがだいぶ普及してるようですね。私は始めて使うので最初は慣れませんでしたが、使い始めると便利でもう元には戻れない、というのが使ってみての実感です。

新型アクセラの鍵(カギ)
新型アクセラのアドバンストキー表
マツダのマークが割りといいアクセントになっていて気に入っています。
黒い部分はプラスチック、下のキーホルダーをつけれる部分が金属でできています。プラスチックの質感は少しざらざらした感じで、古くなっても見た目が劣化しにくいだろうなと想像できる感じの作りです。このキーはよく頑張って作ってる印象で、長く持っていても飽きにくそうな所有感を満たしてくれるデキです。

新型アクセラのキー
新型アクセラのアドバンストキー裏
裏に見えるボタンみたいなところを動かすと内臓されている金属のキーが取り出せます。
普段は金属キーを入れる部分はプラスチックカバーで覆われているので、もしキーレスシステムが壊れたときはプラスチックのカバーを外して、この内臓の金属キーを取り出して直接差し込んでから、スタートボタンでエンジン始動するようです。

新型アクセラのアドバンストキーレスエントリーシステム
大きさ比較
ちょうど片手にすっぽり収まるくらいの大きさ。重さは、金属のキー部分以外はプラスチック製なので見た目より軽いです。
車に乗り込むときは、キーはカバンかポケットに入れたまま、ドアのボタンを押すとピッと音がしてカギが開きます。乗り込んだら、ブレーキを踏んでスターターボタンを一度軽く押すとエンジン始動です。最初は金属のカギでエンジンをかけるみたいに、スターターボタンをエンジンがかかるまで押しっぱなしにしていたんですが、軽く1度押すだけでよいことに最近やっと気づきました・・・。

エンジンを切るときは同じようにスターターボタンを1度押すと止まります。ちなみにエンジンをかけたまま車を停止して、キーを持って離れると警告音がなります。車を降りてカギを閉めるときは、乗るときと同じようにドアのボタンを一度押すとカギがかかります(ディーラーに持っていくと設定変更で自動ロックへの変更も可能らしい)。ちゃんと体に身につけていないと駄目で、例えばカギを入れたバックを助手席の人に持ってもらい、その人が先の助手席から降りて車のそとにいると、ボタンを押しても反応がありません。

私はカギはカバンに入れたままで手に取ることはほとんどなくなりましたが、このキーには写真でわかるようにボタンがついていて、ボタンでドアのカギの開閉もできるので、ドアのボタンを押さずにキーで開閉をすることもできます。あと、トランクはトランク付近についているボタンを押すと開くので、中から操作しなくてもよくなっています。新型アクセラに限らず今の車はこういう細かいところの利便性が凄く良くなっていますね。

今はこういうキーを丸ごと収める皮のケースが売れてるらしい。サイトを見るとまだマツダの新型アクセラ用は出ていないみたい(上の商品はたぶん前の型のアクセラ用)。たしかにカギを鍵穴に入れて使うことがないから、キー自体カバンの中に入れっ放ししておくとキーの容器?に少しづつ傷が入るから、財布みたいに皮の入れ物が売れるのも納得。今はアクセラのキーに何もつけてないけど、つけるとしたらこのタイプのケースにするでしょう。

アクセラのキーにつけるキーホルダーを探していたら、こんなのを見つけた。自分の車のナンバーで携帯のストラップをオーダーメードで作ってもらえる。値段も手頃。これ最初に考えた人は商売上手♪。

綿谷りさ「夢を与える」「インストール」を読んだ

夢を与える 綿谷りさ

以前書いていた、綿谷りさの「夢を与える」読みました。(参照記事:綿谷りさ「夢を与える」
予想通り面白かった。アマゾンのレビューを見るとありふれたストーリーと書いてる人がいたけども、世の中のほとんどのことはありふれていて、それをどう描くかに面白さがあると思う。そのどう描くかについて綿谷りさはセンスがある。よい小説は言語化されないまま脳に存在している物に言葉を与えてくれる。この「夢を与える」は前作の「蹴りたい背中」よりさらに精密に物事が描かれていて、作家として数段成長したように感じられました。
綿谷りさ「夢を与える」(amazon)

インストール 綿谷リサ
「夢を与える」が良かったので、綿谷りさの他の本も読もうと重い「インストール」を買いました。(「蹴りたい背中」は芥川賞受賞作が載る文芸春秋を買ってリアルタイムで読んでいた。

この「インストール」は彼女が高校生の時に書いた小説だそうで、嫌でもその才能を感じさせられます。文体がどうとか、内容がどうとか関係なく、一言でいうと作品全体を通して感じられるセンスがいい。私は人間の能力なんてものは誰もそんなに変わらないと思ってますが(20歳過ぎてやっと気づいた・・・)、ときどきある特定の能力に関しては標準偏差の外にいる人間もちゃんと存在するのを知って嬉しくなります。

インストール 綿谷りさ(河出文庫)amazon
私は単行本を買って読んだんですが、アマゾンを見てみると、文庫版が出ていて、インストールの文庫版には「You can keep it.」という書き下ろしの短編が収録されているとのこと。これ読んでみたいから、文庫版も買わないと♪。
今回、綿谷りさの「夢を与える」を読んでみて、私の中のこの作家の新作が出たら必ず買って読むリストに入りました。

ビジュアルシンキング

日経アソシエの記事で絵の書き方のアドバイスで役に立ちそうなのがあった。

・物を逆さに描く
人間は普段理解していない部分も頭の中で想像して勝手に埋め合わせしてるから、物を逆さまにして描くことで普段見えていない部分が把握でき描く力が鍛えられる。これはなるほど~♪と納得。

・上手く描くことよりも、細部まで丁寧に描くことがポイント
物にしろ、頭の中にある考えにしろ、絵に描くときには細部まで丁寧に描くことが重要。そうすることで自分がわかっていない部分に気づくことができる。
絵に限らずアウトプットすると自分に足りない部分が浮かび上がるのは同じ。アウトプットするとき丁寧にやることでより効果があがる。

情報に出会うより引き出すことが大切

今本屋に置いてある、日経ビジネスアソシエに面白い記事が載ってる。

人間の記憶の話についてで、人間は生き残るために必要な情報以外は忘れるようにできている。だから歴史の年号などは脳に繰り返し覚えさせて大切な情報だと錯覚させないといけない。これはよく聞く話。ここからが私が知らなかった話です。今までは情報に繰り返し「出会う」ことが記憶に大切だと考えられていたけど、少し前に出た論文によると、重要なのは繰り返し情報を「引き出す」ことだという結論が出たという話。

だから何事でもわからなくてもどんどん使ってみることが重要だということでしょう。マネが上手い人ほど、技術の習得が速いというのもこの話と関係しているような気がする。