ネットのロイターニュースにホンダで燃料電池を開発している藤本幸人さんが出ていた。
以前、この藤本幸人さんのことはNHKの仕事の流儀という番組を見て知ったんですが(NHKプロフェッショナルの流儀「ホンダの燃料電池開発者、藤本幸人」:参照)、相変わらず雰囲気が若かった。最先端で研究開発をしているんだから、想像がつかないようなプレッシャーや喜びがあるはずで、それが若くしているのかなと思った。
FCXクラリティ コンセプト
ホンダが開発している、「FCXクラリティ」はこれ。自動車としてかなりの完成度になってるらしい。
ホンダの燃料電池車「FCXクラリティ」は製造コストが1台1億円近く、今のところリースで日米で合計10台、リース代は月84万円くらいとのころ。これから3年間で200台出荷していくなかで量産技術を確立していくらしい。
インタビューの動画を見ると、水素という燃料と、レアメタルの問題について語っていた。水素は、一般の人にとって馴染みがない燃料だから、よく理解されていないのが問題で、これから教育して、みんなに知っていってもらうことをするみたい。レアメタルは、燃料電池車の場合、触媒として使うらしく、その名の通り量が少ない金属なので、量産する場合どうするかという問題があって、これは、逆にレアメタルだからこそ、それを回収し、リサイクルする仕組みを作りやすいんじゃないかという話だった。