「佐藤優」タグアーカイブ

佐藤優の週間東洋経済の連載

今週の「知の技法 出世の作法」 佐藤優さんの連載は「集中している瞬間に知識を習得していく」というもの。

今週は最近のこの連載のなかでは面白いほうだった。
以下メモ
・読書に集中できるのは3時間くらい。
・その中でも本当に集中できるのは20分くらい。
・その集中できる時間に重要なポイントの勉強をする。
・本を読んだ後に、自分の言葉で、内容を説明できたら一応理解できたことになる
・読者にすすめたいのは、本を読んでいるときに、理解できる部分と理解できない部分にわけること。
・集中力は海の波のようなものだから、波が来たときにサーフィンをするように波に乗る
・つまり集中できる状態の時に、理解できなかった部分を読むと理解できるようになることがある。
・無理に毎日読書するぞ!と決めると、読書が嫌いになってしまうことも。
・知は積み重ねられてきたもの。
・だから途中で欠損があると、そこから先に進めない(わからないことに出会う度に、高校の教科書レベルまで戻るよよい、みたいな話を以前聞いた気がする。)
・いわゆる試験秀才は試験に合格するための勉強と知識を習得することの区別がつかないから混乱する。
・よって本を読んでいて理解できないと、読書は役に立たないとか、机に座ってする勉強は役に立たないとか考えてしまう。
・誰にでも、欠けた部分はある。大事なのはそれを認めること。

一番頭に残ったのは「本を読むときに、理解できる部分と、できない部分にわける」ってこと。私の場合、本を読むとき、どうしても少しでもわからないところがあると、「駄目だ~」となって本1冊がわかるか、わからないかの2択になる。そうじゃなくて、まずは、本1冊じゃなく、本の中で、わかる部分とわからない部分に分ける、ということをしようと思いました。

次回の佐藤優さんの連載タイトルは
「音楽やラジオを流したままの読書は絶対にしない」
これは面白そうなタイトル、最近自分の好きな内容が続いているから嬉しい。まあ、ラジオは聞きませんが、気が付いたら、音楽やテレビをつけたまま読書していることがあるのでドキッとしました。確かに静かな環境と比べて圧倒的に集中力が落ちているんですよね、何か人工的な音が耳に入ると。それでもなぜか、そういう音を欲求してしまうのはなんでだろう。

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「筆者自身の効率的な時間の使い方」佐藤優

今週の週間東洋経済の連載は、佐藤優氏自身の時間の使い方について。

今回はざっとしか読んでない&あまり印象に残るところがなかったかも
以下メモ
・この連載には出世という言葉を使っているが、読んでいる人には教養を身につけて欲しい。教養の基本は自分の頭で考えること。
・今相当仕事をしているが、それでもほとんど断っている。なので、いわゆる自由業だがビジネスマンにも自分の時間の使い方が役に立つのでは。
・1日の時間の使い方が書かれていた。睡眠時間は3時間、朝、執筆活動、夜、読書。気分が乗らないときは、ベットにしばらく横になって気分転換する。
・仕事場は家のすぐ近くのマンションの部屋。一気に書きたいことが出てきたときは、家と仕事場の移動で、頭の中にあるものが消えるのが嫌だから、泊り込んでいっきに書き上げる。

関係ないですけど
佐藤優さんの「野蛮人のテーブルマナー」を読みました。

以下メモ
・人間はほとんどのことを脳の中に記憶しているが、それを引き出すことができないから、引き出す方法を知っているといい。
・例えばなにかメモするときは、日付と同時にその時の天気などを記録しておく。すると、メモを見返したときに様々な情報を一緒に思い出すことができる。

この記憶についての話が一番面白かった。

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「脂汗を流すような勉強が時間を圧縮する」佐藤優

週間東洋経済10月3日号、佐藤優の連載、知の技法 出世の作法
タイトルは「「脂汗を流すような勉強が時間を圧縮する」

以下メモ
前回からの続きで、立花隆さんが学生時代英語の個人授業で体験した脂汗を流すような勉強が時間を圧縮してくれるという話。ある分野について、脂汗を流すような勉強をすると、肌感覚で様々なことが理解できるようになる。こういう体験が必要。

佐藤優氏自身の経験も書かれていた。最初にロシア語を勉強したとき、少人数の非常に厳しい授業があり、ついてこれずに退学になる人がいた。まじめにコツコツ努力していくタイプの人でもついてこれないひとは適正がないとみなされ、他の分野へ行くよう進められていた。著者も最初はついていけず苦労した。ロシア語の数分程度の放送を書き取る宿題があり、最初は数日かかっていた。それが続けていくうちに慣れて、数時間でできるようになった。つまり脂汗を流すような勉強をしたことにより時間が圧縮された。こういう勉強ができるビジネスマン向けの勉強会はまずないから、自分たちで作るといい。


今回は話がわかりやすかった。自分にも少しだけ似たような体験、集中的に勉強して、その分野のことが肌感覚でわかるようになること、があるから、理解しやすかったのかもしれない。次回は、佐藤氏自身の時間の使い方について、だそうだ。

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「動機付けと時間の圧縮」佐藤優

週間東洋経済、佐藤優「知の技法 出世の作法」
「動機づけができれば時間を圧縮できる」と「時間を圧縮する技法の身に付け方」の2回分まとめてメモ。
最近の内容はわかりにくくなってきた。

「動機づけができれば時間を圧縮できる」
・勝間和代さんの本から引用、勉強法の本はどれも基本は同じ、やる気がが出ればそれで十分
・そのやる気で動機付けができたら、次は目的を決める
・目的は常に時間とセット。
・また勝間本からの引用、努力は時間で定量化できる。
・動機付けができたあと、どうやって効率よく勉強するか?
・知の巨人から教えてもらうのが一番、ただ知の巨人は忙しいから自分のことに時間を使う
・立花隆さんの話、彼は学生時代英語の個人授業を受けていた。脂汗の出る体験だったが、それが役にやった。
・佐藤優さんも1対1での個人授業がもっとも効率よく勉強する方法だという意見

家庭教師の経験はあるけど、1対1の場合相性が合わないとストレスだけたまる気がする。勉強自体じゃなくて、人間関係でストレス作ると勉強も身につかないと思う。逆に相性が良ければ1対1の効果は絶大。

「時間を圧縮する技法の身に付け方」
・脂汗を流すほどの経験をすると役に立つ
・大学の講義は人数が少なくなるほど密度が濃くなる
・佐藤優さんの学生時代の話、同志社大学時代の少人数ゼミで非常に難しい翻訳をさせられた
・各個人に文章が割り当てられ、辞書に載っていないような難しい単語が含まれる文章を訳す必要があり脂汗が出る経験をした
・この経験が外務省に入ってからも役にたった
・重要なのは脂汗を流して、勉強した内容ではなく、脂汗を出して勉強したという経験。

少人数ゼミの話は同じような経験があるからよく理解できた。
脂汗うんぬんの話は、受験勉強の話に例えるとわかりやすい。受験で勉強した内容も役に立つけど、目標を決めて、努力してそれを達成するという経験があると、それ以降も頑張りが効くという話だと思う。

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佐藤優 「自己啓発は手段であって目的ではない」

今週の東洋経済、佐藤優「知の技法 出世の作法」は「自己啓発は手段であって目的ではない」でした。
教養の話はよくわからなかった。
以下メモ、強引にまとめてるので連載の内容とは違う部分もあると思います。

・勉強にのめり込む人は多いけど、何のために勉強しているのか目的が明確でない人が多い。
・東大で講義をしていた立花隆さんと話していたとき、教養を教えてくださいという学生が来て困ると言っていた。
・自然科学の教養は、実験によって繰り返し同じ結論が出るので法則として残る。
・人文系の教養は、自然科学のように実験できない。だからある個人の伝記として残る。
・勝間和代の著書でよい記述がある。真実とかは存在しない、同じものでも見方により、真実は変わる。

今週はよくわからない部分が多かった。
一番頭に残ったのは
「教養は時間を短縮する」という部分。

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