フォーイン・スクリーンプレイ社から発売されている、バックトゥザフューチャーのスクリーンプレイを買ってみた。
スクリーンプレイ(screenplay)というのは、映画のシナリオのこと。
フォーイン社から発売されているスクリーンプレイシリーズは、ただ英語のセリフと日本語訳を載せてあるだけでなく、いくつか特徴がある。
- 映画のDVDについてる字幕と違い、正確なセリフを英文にして、訳している
- 辞書を引かなくてもいいように、わかりにくい単語には日本語訳付き
- 文法的に間違って使われている部分もそのまま載せてあり、なぜそのような使われ方がしているのか解説している。
- 固有名詞を日本人にもわかるように解説している。
- 単語や、セリフの裏にある、文化的、時代的背景を説明
いろんな映画作品がラインナップにあるんだけど、バックトゥザフューチャーの1作目が好きなのと、マイケルJフォックスフォックスも好きなのでこれを選んでみた。スクリーンプレイシリーズのラインナップは以下。
フォーインスクリーンプレイ・ラインナップ一覧
同じような商品で、超字幕というのもあるんだけど、超字幕は解説があまり詳しくないので、取りあえずこっちを買ってみた。使い勝手はDVDと合体してる超字幕のほうが良さそう。
フォーイン・スクリーンプレイのバックトゥザフューチャー
見た目は普通の厚手の本という感じ。
ページの左に、英語の完全なセリフとト書き、あと辞書を引かなくていいように、わかりにくい単語の日本語訳が書いてある。
ページの右側には日本語訳と、特別な言い回しの解説、そのセリフが使われる背景や固有名詞の解説が載ってる。
このスクリーンプレイは本だけで、映画のDVDは付いてないので、DVDは別に購入しました。今はDVDも安くなっていて、1500円くらいだった(バック・トゥ・ザ・フューチャー [DVD])。
さっそく一度通して見たんだけど、一度セリフを文字で見てから、映画を見ると、最初は全く聞き取れなかったセリフが不思議と頭に入ってくるから面白い。
右ページにある解説もかなり詳しくて、バックトゥザフューチャーのシナリオが細かいところもよく考えて作られていることがわかった。字幕や吹き替えで見てると全く気づかないで素通りしてしまう部分がたくさんあるんだなぁということにも気づけてよかった。
以上、バック・トゥ・ザ・フューチャー―名作映画完全セリフ集 (スクリーンプレイ・シリーズ)のメモ。