papyrus (パピルス) 2009年 10月号 [雑誌]
幻冬舎から出ている月刊誌「papyrus」パピルス。
今月はCOCCOの表紙が衝撃的です。
私はパピルスを毎月読んでいます。papyrusに連載中の佐藤優さんのノンフィクション「十五の夏」が楽しみだからです。
他に、中谷美紀さんの連載も何気に楽しみ。
私が佐藤優さんの連載の中で一番好きなのはこの「十五の夏」です。
佐藤さんの少年時代を通して、ビジネス誌での連載で書かれているような、勉強や人生でのヒントとなるようなことが書かれています。
今月は、佐藤少年が受験に合格して、休みの間に北海道旅行に行き、北海道大学の学生に出会うところで終わります。
この学生が佐藤少年に語る内容にはしみじみと感じるものがあります。
あと、佐藤少年の数学の先生のことをある大人が語る場面があります。「あの先生は自分に自信を持っているから大企業に入ったり、大学の先生になったりする必要がない。自分の能力を若くて吸収力のある若者に教えようとしている立派な人だ」みたいなこと。こういうことをさらっと書くから佐藤氏の連載が好きのかもしれない。