ファスト&スロー

プロスペクト理論のダニエル・カーネマンの著書。
プロスペクト理論のことは知ってたけど、ダニエル・カーネマンが書いた本を読むのは初めて。
ユーモアがあり、研究が楽しくてしょうがない感じが伝わってくる好感がもてる文章だった。彼の研究に関する本は、たくさん出ているけど、何冊か読んだ中では、これが一番読みやすくて面白い。上下2冊で文章の量は多いけど、内容がいいのでまったく苦にならない本。

脳の働きを、システム1とシステム2にわけて、システム1はスポードが早く直感で判断するもの、システム2はスピードは遅いが論理的な判断ができるもの、として実験の成果を紹介しながらわかったことが語られていく。この本の内容は頭ではわかっても、いざという場面になると、全くそれを生かせないというのがやっかいで、それを変えていくのは相当な訓練が必要だと思う。

最近は本は、キンドル版があればキンドル版の方を購入している。厚い本なんかは特にキンドル版がありがたい。電子ブックリーダーのキンドルも買ったけど、あまり使っていなくて、読むのはほとんどがグーグルのnexsus7。
ファスト&スロー (上)kindle版
ファスト&スロー (下)kindle版

革靴(パラブーツのシャンボード)の初心者用メンテナンスセットを購入してみた

この前パラブーツのシャンボードを購入(参照記事:パラブーツのシャンボード購入)して、今回はメンテナンス用品を購入。
今回もアマゾンのランキングをざっとみて良さそうな物をチョイスしました。
買ったのは、下の写真にある、汚れ落とし用のブラシ、クリームを塗った後に使うブラシ、クリーム塗るための小型ブラシ、汚れ落とし用クリーム、保護用クリーム、の計5個。
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アマゾンを見て選んだんですが、直接アマゾンが販売している物がなかったので、楽天の方で探したら。靴のシナガワというショップが品揃えがよく3000円以上の購入で送料も無料だったので、ここを利用しました。
全部で4千円ほど、高い・・。一度使ってみると、別にもっと安いので十分だったなとわかるので、今度買うことがあればもっと安いものを揃えると思う。

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ペネトレイトブラシ 豚毛 ホワイト
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これは最初何に使うのかわからなかったけど、やけに評価がいいので、試しに買ってみた商品。クリームを塗る時に使う。え?クリームを塗るのに、こういうブラシを使うの?と思ってたけど、実際に使ってみると、確かに使いやすくて、こりゃ便利。クリームを手を汚さずに、布なんかも使わず、細かい所まで満遍なく、薄く塗りこむことができる。コストパフォーマンスが高い。

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(M.モゥブレィ)M.MOWBRAY デリケートクリーム (保革クリーム)
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デリケートクリーム。パッケージに書いてあるように、革に、栄養と潤いと柔軟性を与えてくれる。ブラッシングした後に薄く小型ブラシで塗ってあげる。

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左:プロフェッショナル ホワイトブラシ(R&D プロフェッショナル )
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右:R&D 新プロ・ホースブラシ
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ブラシが2種類。左が化学繊維のブラシ、以前は豚毛のブラシがよく使われていたらしいけど、今は化学繊維のブラシが人気みたい。クリームを塗った後にこのブラシで磨くと、綺麗に艶が出てくる。
右のブラシは馬毛ブラシ(馬の尻尾で作ったブラシ)。手で触ると結構堅い。馬の毛だからもっと柔らかいと思っていた。尻尾の毛ってこんなに硬かったっけ?化学繊維にはない微妙な感触がこそばゆい感じ。これで靴を磨くと細かい部分の汚れまで綺麗に取ってくれる。普段の手入れはこのブラッシングのみ。
この2つのブラシを使ってみたわかったのは、ブラシはある程度大きいほうが使いやすいこと。このブラシの大きさがあれば不満を持つ人は少ないはず。セット品とかで売られている小さいブラシだとちょっと不満を持つかも。

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(M.モゥブレィ)M.MOWBRAY ステインリムーバー60 (クリーナー)
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これは靴の汚れがひどい場合などの、油汚れなどを落としてくれる商品。普段は使わず、汚れ等ひどい場合のみ使う。

何度かこれらの道具を使ってメンテンナンスをしましたが、これだけあれば私には十分でした。こだわらないならブラシは1つでよくて、汚れ落としもいらないかも。ブラシ1つとクリームだけでもいい気がした。あとは自己満足の部分が大きいかも。

flickrのAPIの検索方法

flickrはあまり日本語の情報がなくて使い方を探すのに時間がかかった。
一番わからなかったのが、複数のタグや検索ワードで検索する方法。最初から英語のドキュメント見ればすぐ解決したのに・・・。

結局、複数の単語で検索する場合は、tag_mode=allとすればOK。デフォルトはanyとなっていてor検索。
単語は、コンマで区切ればOK。
これはタグ検索に適用されてtext検索では使えないっぽい。

ディプロマット・シダー・シューツリー(Diplomat Cedar Shoe Trees)をパラブーツ・シャンボード用に購入

この前フランスのパラブーツ社のシャンボードという革靴を買ったので(過去記事:パラブーツのシャンボードを購入とか)、シャンボードに使うシューツリーを買いました。

シューツリーというのは、靴を保管する時に、靴の中に入れておき、靴の形が崩れるのを防ぐものです。今まではシューツリーなんて使ったことがなかったんですが、シューツリーを使うと靴が長持ちするらしいので、試しに使ってみることにしました。

調べてみると、シューツリーにはたくさんの種類があります。材質、形、構造の違いにより、安いのはプラスチック製で数百円から、高いのは木製で2万円以上まで。今回は、選ぶのが面倒なので、売上ランクの上位から、木製で、足の形をしたタイプのディプロマット・シダー・シューツリーを選びました。これが一番性能と価格のバランスが良さ気なんですよね。一足靴が買える値段なので、迷いましたが、一度使ってみないとシューツリーの効果がわからないので、試しに買ってみることにしました。

シューツリーが足の形をしていると、靴全体の形をキープしてくれて、木だと湿気を吸ってくれる。これより価格帯が下の製品だと、踵の部分が細くなっている物が多いんですよね。湿気を吸う能力についてはどの程度のものかはわかりませんが、木製の方が見た目がいいというのが木製にした一番の理由です・・・。

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購入したディプロマット・シダー・シューツリー。同じディプロマット・シダー・シューツリーにディプロマット・シダーシューツリー・ヨーロピアン(EURO)というものもありますが、パラブーツのシャンボードなどのコロッとしたタイプの靴はこちらのノーマルタイプの方がいいとのこと。

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踵の部分がかなりボリュームがある。金色の取っ手の部分は靴に入れた後、持ち運びする時に、手を汚さずに持ち運びするためのもの。金色ってなんだか派手すぎじゃないの?と思ってたんだけど、実際に見てみると、木には、不思議と金色がしっくりくる。

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爪先部分にもバネが入っている。

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シューツリー使うのが初めてなので、こんな大きな物をどうやって靴に入れるんだろうと思っていたら、上に写真のようにカクッと中央の金属製の棒の部分が曲がるようになっていた。この棒の部分にはバネも入っていて少し縮むようになっている。シューツリーを靴に入れる時は結構キツキツで、少々力が必要です。

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これがパラブーツ・シャンボードにディプロマット・シダー・シューツリーを装着したところ。まるで専用のシューツリーみたいにピッタリでした。これだけ隙間がなくピッタリはまるなら、靴の形を保つ効果も高いだろうなと思いました。シューツリーの木の匂いも良い香りで良かったです♪あとは、長期間使ってみてどの程度靴の形を保ってくれるか見て行きたいと思います。

購入は、楽天のオレンジヒールというショップを使い通販で購入しました。送料無料で、サイズが合わなかった場合の無料交換もしてくれるとのことでここで買いました。靴に合うシューツリーのフィッティング情報も揃っているので、私も過去の購入者が書いたフィッティング情報を参考にして買いました。

ディプロマット シダーシューツリー
100%アロマティックシダー(西洋芳香杉)で作られた、男性用木製シューキーパー

パラブーツのシャンボードをしばらく履いてみて、、、

この前買ったパラブーツのシャンボードという革靴(参照記事:パラブーツのシャンボードを購入とか)だけど、しばらく履いてみて、いろいろ変化があったのでメモ。

まず、はじめて長時間、朝から夜まで履いた。
その時歩いていて、履き心地がとてもいいのに気づいた。(最初に履いた時は堅い靴という印象だった)
なんだろう、革が足を優しく包んでいるのがわかる。何度か履いたので、革が足に馴染んできたみたい。
思わずスキップしたくなるような履き心地の良さ。
いい革靴ってこんなに履きやすいのかと、ちょっと感動。靴底のソールの出来がいいのか、クッションもいい。革靴でこんなに柔らかい履き心地は初めて。最初は堅い靴と思っていたのに。サイズも合っていたようで、靴ずれなど痛いところはなく快適。

気になる点を上げると、一番は靴が重たいこと。
スニーカーに比べるとやっぱり圧倒的に重いから、履き心地はいいんだけど、靴の重さは特に長時間歩くと気になる。このへんのことは、使い方次第なのでTPOに合わせるように気をつけよう。使う場面に合わせて、何種類か靴を用意しておき使い分ける、というのがいいみたい。最近靴を見るのがちょっとだけ楽しくなってきた。最初に、このパラブーツのシャンボードを買ってよかったと思う。