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佐藤優「朝の30分間を学習の時間として確保する」

今週の週間東洋経済、佐藤優の「知の技法 出世の作法」のタイトルは「朝の30分間を学習の時間として確保する」というもの。

前回からの続きで、通勤時間に座席を確保できない人や、通勤時間が短くて、通勤途中に勉強できない人のためのアドバイス。

  • 朝、仕事場だと仕事モードになるので、他の部屋や喫茶店などで勉強時間を確保する。
  • 外国語の文献を読んでいると、30分くらいで集中力が切れ、同じところを繰り返し読んだりする。ほんとうに集中できるのは20分くらい。
  • 定規を当てながら文章を読むと集中力が上がる。外務省時代翻訳の専門家の人が使っていた方法。
  • 語学には向き不向きがある。外務省時代、部下に個別で仕事が始まる前に毎朝30分ほどロシア語を教えていたが、向いている人は2ヶ月ほどで大学の第二外国語で勉強する内容は習得する、向いていない人でも半年で習得していた。
  • あとでその時の部下から、緊張感があったのでよく勉強できたと言われた。
  • 大事なのは、緊張感を持って知性を発揮できる自分の状態を肌感覚で理解しておくこと。

この佐藤優さんの連載内容を一度読んで頭にいれ、再度ブログに書くために正確に再現しようとしても、まだまだ上手くできない。
読みながらポイントとなるキーワードなどを抑えてはいるんだけど、頭の中でまとめる段階まではいかない。
文章を読みながら、アウトプットするときの文章をイメージできるように意識して少しづつインプットとアウトプット
つまり情報を正確に理解することができるようになりたい。

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佐藤優「座席を確保して、通勤時間を最大限に活用」

この前の週間東洋経済、佐藤優の「知の技法 出世の作法」のタイトルは「座席を確保して、通勤時間を最大限に活用」というもの。

  • 前回からの続きで、まず通勤時間は無駄だからできるだけ短くすること
  • 現実には通勤に1時間以上使わないといけない人が多いから、その人たちに向けてのアドバイス
  • 時間を効率的に使うことが大切だから、電車の中ではできるなら座れる席を確保すること
  • 大きな本を開いたりとか立っていてはできないことがある、座れると集中して勉強できる
  • 東京での具体的な路線名が書いてあったけど、東京に住んでいないのでまったくイメージが掴めなかった。
  • 要するに朝少し早く起きたり、電車代が余計にかかっても電車が空いている時間帯や路線などを探して座れる常態を確保することだと理解した。
  • 電車の中の時間は家にいるときなどと比べて非常に集中できるから、集中力が必要な難しい本を読むのがおすすめ
  • 難しい本は基礎知識がないと読んでも理解できないから、まずは基礎知識を鍛える
  • 難しい本の読書は30分くらい(正確な時間を忘れた)すると集中力が切れるから、その時間を意識してやる

読んでしばらく経つのでだいぶん記憶が薄れて内容には間違いがあるかも・・・。

今週一番ピンときたのは電車の中は他の場所より集中しやすい環境ということ
これは科学的にも確かめられてるらしい(参照記事:脳と体の仕組みを知り生活に役立てる

記憶の吸収がしやすいシータ波が出やすいのは

  • 自分で歩いているとき
  • 乗り物を運転しているとき
  • 誰かが運転する乗り物を乗っているとき

この3つらしいけど、電車は3個目に当てはまるし、実感としてもあってる。
個人的には車の運転をしているときが一番集中できるけども、この自分で乗り物を運転しているときというのは、本を読んだりとかの勉強ができないから電車とか誰かが運転する乗り物に乗っている状態が消去法で残る。

最近、この佐藤優さんの連載を読んでいて思うんだけど、写真とかなしで1ページに絞ってやったほうが中身が濃くなっていいように感じる。

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佐藤優の東洋経済の連載 「通勤時間を有効に使う方法」

今週のタイトルは、通勤時間を有効に使う方法。
まず、いきなり通勤時間は無駄だから、できるだけ会社の近くにワンルームマンションを借りるといい、という結論。
朝の時間は昼間の数倍仕事がはかどるから、毎朝、喫茶店でコーヒーを飲みながら新聞などを読むという習慣をつけると、しばらくして、それをやっていない同僚たちに大きな差をつけることになる。
合理的な考えだけど、こういう当たり前なことをよくわからない感情に流されてできていない場合が以外に多い、僕の場合は。
だからこそ佐藤優の連載を読んでいるんだけど。

次にどうしても会社の近くに住むと経済的に厳しい人のためのアドバイスとして
昔外務省で研修時代に、先輩と満員電車の中で会ったときのエピソードを紹介している。
その先輩に会った時、ちょうど駅のアナウンスが流れてきて、先輩に今のアナウンスをロシア語に訳せ!と言われたそうだ。
そのとき佐藤優氏は訳すことができず、先輩が教えてくれた。そのとき先輩が教えてくれた表現は確実に頭にインプットされたとのこと。

満員電車だと語学の勉強用のテープ聞くと、回りに音が漏れて迷惑になるし、本も開くことができない。
駅のアナウンスや、周りを観察して瞬時に頭の中で外国語に訳すと非常に勉強になる。

また仕事で必要な覚えなくてはいけない分野のことについて、
本の一ページ分などをコピーして持ち歩き、電車に乗る前、乗った後、会社についてからなど、
何度も読み返して、一度自分の頭の中に入れて、正確に内容を再現できるか自分でアウトプットするといいみたいなことも書いてあった。

こういうことを続けていれば、何もやっていない人との間に大きな差ができるとのこと。

佐藤優氏は今、現代の人たちが身につけるべきものは何か?について非常に力を入れて研究しているとのこと。
そのために高校生向けの教科書などにも目を通しているらしい。
この話にはとても興味が湧くので、経過が楽しみです。

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佐藤優の人生相談で頭に残っているもの

佐藤優のインテリジェンス人生相談 [個人編]

この本の中で正確な相談内容は忘れたけど、気になってメモしているものがある。
「佐藤優さんは努力家でよく勉強されていますが、私は努力ができません、どうしたらいいでしょうか?」
みたいな内容だったと思う。

これに対して佐藤優さんは、
「私は努力家ではありません、いろいろ細かいことを知っているのは生きていくのに必要だったからです。
努力して外交官や官僚になった人たちは努力することが偉いと思っていて他人を馬鹿にする傾向があります。
試験に受かったりすることは頭の良さとは関係ありません。また受験などを考えている家庭に生まれたかどうかという運の要素も大きいです。
無理に勉強しようと考えなくて、必要になったときに必要なものを勉強していけばいいと思います。」
みたいなことを言っていたと私の頭の中の記憶にはある。

この解答はなぜか頭に残っていてたまに思い出すことがある。
ああしろこうしろと命令していないのに自発的に考えるということを促す文章、だからかなぁ。
だいぶん前に読んだ本なんで全然違う内容だったりするかも・・・・・今度本屋に行ったときにでも確かめてこよう。

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佐藤優「明日できることを今日やるな」

今週の東洋経済の佐藤優の連載「知の技法 出世の作法」は「明日できることを今日やるな」でした。

相変わらず時間管理術についての質問が多いらしく。中でも「佐藤優さんの時間管理術を具体例とともに教えてくれ」という要望が多いらしいです。
佐藤優さんは今までのキャリアを大きく4つにわけて説明しているけど、そのすべてに共通する時間管理術は次の一言で言えるそうだ。
それは
「明日できることは今日やるな」
時間という物は取り返しのつかないことをやるときに圧縮される。だから今日じゃなく明日でもできることをやっても時間は圧縮されない。学校では「今日できることは今日のうちにやる」と教えたりするが、それだと時間が有効に使えない。この二つの違いはわかりにくいけど、よく考えると全然違うんですよね。

例えば北朝鮮がミサイルを発射するとき、3日後に発射するという情報が入り外務省で発表する原稿を用意していても、急に発射時間が変わればその原稿は無駄になる。そういう経験をしてから「明日できることは今日やるな」という考えになったらしい。著者はラジオなどでも打ち合わせはほとんどせずにぶっつけ本番でやるとのこと、事前に打ち合わせをやるとどうしても気が緩んでダレた雰囲気になりお客さんからみると面白くなくなるらしい。

「明日できることを今日やらない」ということは明日できる仕事の量を把握しておくことでもある。

要は明日できる仕事の量を把握して、やらないといけない仕事の量から逆算すると今日やらないと取り返しのつかないことが残り、時間は「取り返しのつかないことをやるときに圧縮されるから、時間が効率的に使えるということになる、と私は理解しました。うーん、今回は私には少しわかりにくかったです。でも頭の中にモヤモヤした感じが残るほうが記憶には残るんですよね。

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