黒蝶貝の交換用シェルボタン(貝殻ボタン)を買ってみた。

シャツをクリーニングに何度も出していたら、プラスチックのボタンがボロボロになってきた。まだ生地は綺麗なので、ボタンだけを自分で交換することにした。そこで、せっかく手間をかけて交換するのでシェルボタンを買ってみた。シェルボタンは海に棲息している貝の貝殻から作った天然素材のボタンで独特な輝きがあるのが特徴(らしい)。通販で買おうと思い、いろいろ探して良さそうだった楽天のアイリスのボタンギフトというお店で購入。シャツのボタンの基本は11.5mmらしいので、黒蝶貝11.5mmのシャツボタンセットを購入した。16個で税込378 円だったので1個約24円。貝ボタンの品質の違いとかはわからないので、試しにジョンスメドレーの3万円くらいするカーディガンについているシェルボタンと比較してみた。

ジョンスメドレーのシェルボタンと安い黒蝶貝ボタンの比較

左が通販で買った一個24円の黒蝶貝のボタン、右がJOHN SMEDLEY(ジョン スメドレー)のニットについていたボタン、この貝ボタンの貝の種類は不明。どちらも光を反射するので、カメラで撮りにくい。ぱっと見の第一印象は、通販で買ったボタンの方が虹色にカラフルに光を反射する、一方、ジョンスメドレーのシェルボタンは、落ち着いたシックな感じで、派手にキラキラせず、基本シルバー系の単色で深い反射をする。キラキラしないぶん、やはりこちらが高級感はある気がする。

シェルボタンの比較、高級シェルボタンと通販激安貝殻ボタン

光が反射しないように斜めから撮ってみた。通販で買った黒蝶貝のボタンは、やはり虹色の光る。JOHNSMEDLEYの方は大人しい光り方。黒一色のニットでボタンがあまりにキラキラ光ってもおかしいので、どちらのボタンがどうこうではなくて、使い分けが大切なのかもしれない。この光り方って同じ貝でも貝の場所によって違うんだろうか。

shellbutton

ボタンはこんな感じで袋に入って、プチプチが内側に貼られた封筒で送られてきた。

黒蝶貝のシャツ用ボタン

シェルボタンは割れやすくて、通販で買うと、いくつか割れたボタンが入っていることもある、というレビューを見かけたけど、今回買ったボタン4袋の中には一個も割れはなく綺麗だった。これで一着分で400円しないのは安い。貝殻から削って作る手間を考えると安くて申し訳なくなるくらい。

シェルボタンは主に以下の種類が売られている。(リンクはそれぞれ楽天内の該当商品LINK)

  • 黒蝶貝ボタン 黒色。シルバー、ブラック系に光る。真珠を育てる貝から取る。
  • 高瀬貝ボタン 白色。昔からある貝ボタンで、一般的に使われている貝ボタンはこれ。
  • 白蝶貝ボタン 白色。貝ボタンの中でも高級品で、高瀬貝よりより白い。
  • 茶蝶貝ボタン 茶色。名前どおり、茶色系なので自然素材の物と合いやすい。

この4種類が主なので、黒系だと黒蝶貝を選ぶことになる。ボタンに興味を持つとお店で服を見るときもボタンのデザイン等を見るようになります。

今回は、最初はアマゾンで買おうと思っていたんですが、amazon黒蝶貝のボタンを見たらあまり売っていなくて、さらに送料もかかるようなので、楽天で探したら、メール便だと1080円以上で送料無料のお店(アイリスのボタンギフト)があったのでそこで買いました。

【シャツの修理関連記事】
シャツの破れを自分で修理してみる。
シャツの裂けた部分を、布用両面テープで補修した。
シャツのボタンを自分でシェルボタン(貝殻ボタン)に交換した。

確定搬出年金(401K)の配分方法のメモ

ちょっと前から確定搬出年金を使い始めたので、その時に調べたことのメモ。

確定搬出年金の主なメリット

  • 全額所得控除(これだけでも非常に大きなメリット)
  • 運用益非課税(普通は20%も税金がかかるのが非課税)

所得控除はほんとに大きい、これほど条件がいい物はそうそうない、なので余裕があれば枠いっぱい使うのがいい、というのは理解できた。

次に、何を選ぶか?だけど、商品を見ると、預金型のタイプもあるけど、預金は銀行にすればよく、運用益非課税のメリットがあるんだから、リスク資産(株式)に回す分の一部を確定搬出年金内で運用するのがいい、というのも理解できた。

確定搬出年金にラインナップされている商品のどれを選ぶか?

  • 運用益非課税のメリットがあるので、リスク資産で高いリターンが望める「株式に投資する商品」を選ぶ。
  • 手数料ができるだけ少ない物を選ぶ

この2つに注意して選ぶ。

株式に投資する商品のどれを選ぶか?だけど、分散投資できてコストも安いのはインデックス型の商品になる。

日本に投資するなら、TOPIX
日本以外の世界の先進国に投資するならMSCI KOKUSAI
世界の新興国に投資するならMSCI Emerging markets

がそれぞれの代表的な指数で、ベンチマークになる。
各ベンチマークに投資するインデックス商品が用意されているので、その中からできるだけ手数料が安いものを選ぶと以下の3つになった。これは会社によって、選べる商品が違うので、人によって変わる。

  • パッシブ野村DC国内株式インデックスファンド・TOPIX
    コスト純資産総額に対して年0.2052%(税抜0.19%)
  • パッシブ野村DC外国株式インデックスファンド・MSCI-KOKUSAI
    コスト純資産総額に対して年0.2376%(税抜0.22%)
  • パッシブ野村新興国株式インデックスファンド(確定拠出年金向け)
    コスト純資産総額に対して年0.6048%(税抜0.56%)

配分は

50% 野村DC国内株式インデックスファンド・TOPIX
49% 野村DC外国株式インデックスファンド・MSCI-KOKUSAI
1% 野村新興国株式インデックスファンド(確定拠出年金向け)

とした。スイッチングと言って途中で他の商品に変更できるので、自由度は高くて、取り敢えず現時点ではこの割合。世界のGDP等を参考にすると、日本の割合はもっと少なくていいけど、日本に生活の拠点はあるので、日本株、外国株を半々にした。新興国は手数料が約年0.6%と高い(といっても他の新興国の商品と比べると安め)ので要らないかとも思ったが、新興国に関心を持ち続けるためにも様子見で1%だけ入れてみた。

主にインデックス商品で手数料が年0.2%ほどの商品を選んだけど、アクティブ型のファンドだと手数料年1.5%とかいう商品もある。最初の積立金が少ないうちは手数料の額も小さく見えるんだけど、確定拠出年金は数十年利用するもので、例えば積立金が2000万になった時、手数料1.5%だと年間に30万円もコストがかかる。10年だと300万。これがインデックスファンドの手数料0.2%だと年間4万円で済む。しかもこのコストは毎年かかるのでいかにコストを下げることが大切かよくわかる。逆に金融商品を売る側としてはできるだけコストを見えなくして顧客に負担させたいだろうな、と想像できる。

中国語のリスニングに役立つサイト

英語の方で毎日ニュースを読んでいて、とても役に立つとわかったので、中国語の方も同じような短いニュース記事がないか探してみたら以下のサイトが良かった。中国語スクールの教材のようだけど、誰でも自由に無料で使うことができる。

リスニング「時事中文」

音声が微妙にクリアじゃない点が少し残念。全部で数百はあるけど1記事は短いので、全部読んでしまうつもり。
以前知り合いから、このサイトをオススメされていたんだけど、その時は中国語のレベルが低すぎて全然手が出なかったので、使わなかった。今だとだいぶ分かるようになったので、読んで聞いて面白いし役に立てることができる。この差がどこから来るかというと、知っている単語の数で、前は知らない単語が多すぎて取っ掛かりすらつかめなかったのが、今は基本的な単語はわかるので、話の流れがある程度わかり飽きにくいってことだと思う。改めて語彙力は大事だと思った。今の語彙力はまだ3000語を超えていないから、意識して語彙力を増やすようにしている。もうちょっと語彙力が増えたらあまりストレスなく使えるレベル、に手が届く感触はあるので、このまま続けていこう。

中国の通販サイトとかクーポンとかのメモ

昔は中国で通販、というと淘宝網(タオバオ)一択だったらしいけど、今は競争相手がたくさんある。タオバオはCtoC(個人対個人、今は天猫というBtoCもある)だけど、以下はすべてBtoC(企業対個人)のサイト。

京東商城(京东)
タオバオに続く2番手。急成長して2013年の売上は693億元、日本円で1兆円を超えている。それでも最終利益は赤字。自社で物流網を持ち、配達員も自社の社員。なので配達が早く、配達員のサービスも他よりいい。返品等のアフターサービスもいい。日本だと想像しにくいけど、中国には無数の配達業者があって、通販(中国のアマゾンでも)で商品を買っても部屋まで届けてくれず、電話がかかってきて、家の近くの○○まで取りにくてください、と言われることがある。商品は家電がメインで価格も安い。

蘇寧電器(苏宁电器)
実店舗をもつ中国最大の家電量販店。南京で創業。日本のラオックスを買収したのもここ。京東商城に遅れてネットに進出。蘇寧易購(苏宁易购)というネットストアを開設。売上は2012年が183億元、2013年が230億元、約4000億円くらい。実店舗を2013年は100店舗ほど閉店している。

1号店
网上超市(ネットのスーパーマーケット)と公式サイトに書いてあることからわかるように、食料品がメイン。買い物の合計金額が100元(1700円くらい)以上だと送料が無料になる(場所によっては無料にならない地区もある、僻地とか)。なので会社で女性が何人かで、まとめてお菓子を注文して、会社に届けてもらってわける、なんて使い方がされている。2013年の売上は68亿元、約1100億円。

中国アマゾン(亚马逊)
中国ではシェアが低いアマゾン。若くて、こっち方面の情報に敏感な人は使っている感じ。売っている物は偽物がないけど、価格は高い、本については、アマゾンに無かったら他の場所にもない、というイメージらしい。キンドル端末は日本の方が安いから、一時期日本で買って中国で転売するという商売が流行っていた。中国単独でのアマゾンの売上は公表されていないはずだけど、調べてみると105億元(約1800億円)という試算が見つかる。

淘宝網(タオバオ)の天猫モール(TMALL)
シェア最大。タオバオ(淘宝網(タオバオ))が始めたサイトで、企業が出店。天猫とタオバオの違いは、タオバオは個人が簡単に無料で出店できるけど、天猫モールは企業しか出店できず高い手数料がかかる。日本のヤフオクがタオバオで、楽天が天猫モールに近いと思う。タオバオは偽物も多く、中国人でもよく偽物を掴まされた、という話を聞く。一方、天猫モールの方は企業がやっていてハードルも高いので、信頼性がより高い。今中国ではタオバオの個人対個人の取引から、企業対個人の取引へと移行している。

会社員でも副業でタオバオに出店している、という人がたくさんいるけど、無料なのにタオバオがどうやって儲かるかというと、タオバオでは誰でも出店できるのでその分競争が激しくて、ライバルから抜き出るために、売りたい商品を目立たせることができるオプション等が有料で販売されている。

2013年の中国の通販サイトの決算を見ると、前年比50%増とか60%増という数字が並んでいて、日本の感覚からすると凄い、となるんだけど、4,5年前は前年比100%増とか150%増という世界だったのが、それ以降毎年伸び率は下がり続けているので一番旨味のある時期というのはもう終わってしまったんだろうと思う。

最近話を聞いて面白かったのは、团购(tuan2gou4、グルーポンみたいなもので、中国で普及している共同購入すると安くなる券みたいなもの)を転売している人の話。中国ではレジで携帯を出して、クーポンを見せているのをよく見かける。企業間の競争が激しくて、こういう割引券をどんどん出しているから、これをいろんなルートで安く仕入れてタオバオで売って差額を得るという、この辺のスピードが大事な商売は中国人は得意だなと思う。

中国語の勉強とか

今までの中国語の勉強時間を計算してみた。
英語と同じように中国語の方もオンラインスクールを利用しているのでそこでの記録は正確にわかる。

今までの勉強の合計時間は570時間。24時間で割ると約23日間分。1日8時間中国語で仕事をしたとして、約71日分。中国語の場合は0から始めたので英語に比べると圧倒的に勉強時間は短い。たけど、普通に会話するぶんには中国語の方が楽。中国語の方は学校で勉強したわけではなくて、必要な物から芋づる式に勉強したので、その点が違うんだと思う。これ以外に、自分一人で勉強した時間を入れると多分倍の合計1000時間ぐらい。

ただ語彙力になると中国語の方はまだ全然駄目で、なんだかんだで受験勉強の時に英語を勉強して単語を覚えたのが効いている。簡単な単語だと中国語と日本語で似た漢字も多いけど、話す場合はそもそも発音ができて聞き取れないと意味がないし、文章を書く場合も、ピンインがわからないと書けないので、使えるレベルまで語彙力を強化させるのが大切。最近はキンドル端末に中国アマゾンアカウントを紐付けて、興味がある分野の中国語の本を読むようになって、これは語学と興味がある分野の両方の勉強を同時にできるから、いい方法だと自分でも思う。